前投稿では、ガンは真菌(カビ・キノコ・酵母の仲間)である、というイタリアのシモンチーニ医師の説と、重炭酸ナトリウムによる治療の成功例をご紹介しました。
今度は、「サルベストロール(Salvestrol)」と名付けられた植物性天然化合物で治癒できてしまうという話を、開発者のひとりであるダン・バーク教授(Prof. Dan Burke)の講演記録からご紹介します。
バーク教授のガン増殖の説明は従来説とは乖離しておらず、ガンが真菌であるとは言っていないのですが、最後のほうでその可能性を示唆するともとれる内容が出てきます。
サルベストロールというのは、植物性の栄養物質で、野菜や果物、ハーブなどから我々が日常的に採りこんでいるものなのですが、これがガン細胞を殺すのにとても効果が高いことがわかりました。それが2002-2003年のこと。
そのきっかけとなったのは、1995年、バーク教授がアバディーン大学で教鞭をとっていたときに、全てのガン細胞に存在する酵素タンパクを発見したこと。正常な細胞には存在しないこの酵素をCYP1B1(シップワンビーワン)と名付け、ガン細胞の目印、すなわち、腫瘍マーカーとして認識されるようになりました。あらゆるガン細胞で、特殊な染料を使った確認作業が行われたのです。
一般に薬剤というのは、標的にする病変にだけ効果を発揮し、正常細胞に害を与えないものを開発しているそうですが、抗ガン剤はご存知のように、正常細胞まで痛めつけてしまいます。
なので、このCYP1B1と名付けた酵素を使って、ガン細胞だけを攻撃する薬を作れないか、バーク教授は医科学専門のジェリー・ポッター教授(Prof. Gerry Potter)にもちかけました。
ポッター教授は20年近く、有効なガンの治療薬のための研究を続けていたのですが、その過程で、天然の植物が持つ物質には元々ガン細胞だけを選択的に攻撃するものがあることを発見しました。
ふたりの共同研究によって、2002年に、すべてのガン細胞が持っているCYP1B1酵素の力を触媒として、ガン細胞を殺すことができる天然化合物が特定され、ポッター教授がその物質をサルベストロールと名づけました。(SalvestrolのSalveはラテン語で「救う」を意味します。)
臨床での治験データの一部はこちらのPDF文書にありますが、従来のガン治療で治癒を諦めた患者さんたちの快復ぶりがわかります。
Nutrition and Cancer: Further Case Studies Involving Salvestrol
また、ガンの治癒だけでなく、予防としても、他の栄養物質と一緒に摂りこむことの効果がわかります。サルベストロール投与単独でも治癒できたケースもあります。
ただし、このサルベストロールは、農薬・化学肥料を多用する一般の農産物では、有機野菜や果物の30分の1ぐらいしか含まれていないことがわかっています。
現在、最も広く使われている防カビ剤(Fungicide)は、農地や菜園の菌類を絶滅させてしまうものだそうです。その菌類に反応して植物の中のサルベストロールは増えていくので、菌類が存在しなければサルベストロールも増えないのです。
(ここでバーク教授は言及していませんが、菌類に負けずに育つ植物の中に存在し、人体に入った時にガン細胞と出くわして、それを退治してしまうのがサルベストロールとすると、ガン細胞の正体はカンジダなどの真菌という可能性もでてきます。つまり、植物のまわりに本来ならば存在するカビのような菌類をいわば”模擬ガン”として、攻撃する力をつけたサルベストロールは人体の外でつくられた”免疫細胞”とでも表現できます。)
バーク教授によると、防カビスプレーには殺虫効果はなく、植物を売りやすいようにまっすぐにするなど、見栄えのために使われている、とのこと。(David Icke氏の陰謀説では、そもそもが、抗がん作用のある栄養物質をなくしてしまうため、という解釈になります。結果的にそうなので、それも十分あり得ます。)
ガンが目だって増加した過去数十年。これは農産品が農薬・化学肥料漬けになったのと時期が重なります。発がん物質が増えたというより、天然に存在する抗がん物質を激減させられた、というほうが当っているかもしれません。そもそも発ガン物質の作用は一般に考えられているほどガンとの因果関係は立証できていないのです。
なお、バーク教授によれば、サルベストロールは抗酸化物質が効かない場合にも有効だとのことです。CYP1B1酵素に反応することがはっきりしているので、効果は他の物質よりも高いことは考えられます。
ですが、教授の理論にちょっと疑問が残ります。発がんの原因には、化学物質、紫外線、フリー・ラジカル(活性酸素)、ウィルスなど色々あり、抗酸化物質は素晴らしいものの、「フリー・ラジカル」という一種類の発がん原因物質にしか効かない、というのです。そして、前ガン状態である細胞を過ぎて、ガン細胞になってしまったら、効くのはサルベストロールだけだと言います。
ところが、高濃度ビタミンC、刺絡、温熱、免疫などの療法だけでなく、三石巌が作った抗酸化物質(SOSやメグビーSなど)の経口摂取でも、余命数カ月と言われた人がかなり次々と完治に到っているのです。これは、完全なガン細胞であっても他の療法でアポトーシスに持ちこめていることになります。人体に備わった免疫であるNK細胞然りです。
また、化学物質や紫外線などによるストレスも、フリー・ラジカルや活性酸素を発生させる原因とも言われ、それが発ガンの原因とも言われます。その場合は抗酸化物質が他の要因にも効果がある事になります。
このあたりは、シモンチーニ医師のカンジダ真菌説で説明が可能かどうか、細胞を取り出した実験も見てみたいところです。(ガン患者の数を考えれば、認可が下りればどの国でも簡単にできる調査と思われますが、ガンの真実を暴いてしまった代替療法に対する医薬利権の圧力は物凄いわけですね。)
他の抗ガン物質がCYP1B1酵素を認識したのか、それともガン細胞の他の特徴を捉えて選択的に反応しているのがはわかりません。ビタミンCは、試験管実験でもガン細胞を殺すことが既に確認されています。
いずれにしろ、一般的な栄養療法と同じく、正常細胞には全く害のない物質がガン細胞の攻撃や発ガンの予防に有効であるとわかり、もし有機野菜・果物などを毎日食べることができれば、サプリで補う必要もないわけです。(現実には、それが困難なので予防としてサプリを料理に使うことなどが推奨されています。サルベストロールは非常に熱に強いので、加熱で天然成分が外に出てしまった場合でも、煮汁も一緒に食べれば摂取できます。)
なお、サルベストロールはサプリとして海外で商品化されていますが、因島の発酵食品、万田酵素のサプリにもサルベストロールが豊富に含まれているそうです。好みもありますが、自然な甘みがあって、美味しいと思います。
(久々に、万田酵素の無料サンプルキャンペーンをやっていますが、1周間だと、「お通じ良好でお腹スッキリ」ぐらいまでは実感できるかもしれません。)
今度は、「サルベストロール(Salvestrol)」と名付けられた植物性天然化合物で治癒できてしまうという話を、開発者のひとりであるダン・バーク教授(Prof. Dan Burke)の講演記録からご紹介します。
パート7まで約1時間、英語ですべて視聴したい方はこちら。
バーク教授のガン増殖の説明は従来説とは乖離しておらず、ガンが真菌であるとは言っていないのですが、最後のほうでその可能性を示唆するともとれる内容が出てきます。
サルベストロールというのは、植物性の栄養物質で、野菜や果物、ハーブなどから我々が日常的に採りこんでいるものなのですが、これがガン細胞を殺すのにとても効果が高いことがわかりました。それが2002-2003年のこと。
そのきっかけとなったのは、1995年、バーク教授がアバディーン大学で教鞭をとっていたときに、全てのガン細胞に存在する酵素タンパクを発見したこと。正常な細胞には存在しないこの酵素をCYP1B1(シップワンビーワン)と名付け、ガン細胞の目印、すなわち、腫瘍マーカーとして認識されるようになりました。あらゆるガン細胞で、特殊な染料を使った確認作業が行われたのです。
一般に薬剤というのは、標的にする病変にだけ効果を発揮し、正常細胞に害を与えないものを開発しているそうですが、抗ガン剤はご存知のように、正常細胞まで痛めつけてしまいます。
なので、このCYP1B1と名付けた酵素を使って、ガン細胞だけを攻撃する薬を作れないか、バーク教授は医科学専門のジェリー・ポッター教授(Prof. Gerry Potter)にもちかけました。
ポッター教授は20年近く、有効なガンの治療薬のための研究を続けていたのですが、その過程で、天然の植物が持つ物質には元々ガン細胞だけを選択的に攻撃するものがあることを発見しました。
ふたりの共同研究によって、2002年に、すべてのガン細胞が持っているCYP1B1酵素の力を触媒として、ガン細胞を殺すことができる天然化合物が特定され、ポッター教授がその物質をサルベストロールと名づけました。(SalvestrolのSalveはラテン語で「救う」を意味します。)
臨床での治験データの一部はこちらのPDF文書にありますが、従来のガン治療で治癒を諦めた患者さんたちの快復ぶりがわかります。
Nutrition and Cancer: Further Case Studies Involving Salvestrol
また、ガンの治癒だけでなく、予防としても、他の栄養物質と一緒に摂りこむことの効果がわかります。サルベストロール投与単独でも治癒できたケースもあります。
ただし、このサルベストロールは、農薬・化学肥料を多用する一般の農産物では、有機野菜や果物の30分の1ぐらいしか含まれていないことがわかっています。
現在、最も広く使われている防カビ剤(Fungicide)は、農地や菜園の菌類を絶滅させてしまうものだそうです。その菌類に反応して植物の中のサルベストロールは増えていくので、菌類が存在しなければサルベストロールも増えないのです。
(ここでバーク教授は言及していませんが、菌類に負けずに育つ植物の中に存在し、人体に入った時にガン細胞と出くわして、それを退治してしまうのがサルベストロールとすると、ガン細胞の正体はカンジダなどの真菌という可能性もでてきます。つまり、植物のまわりに本来ならば存在するカビのような菌類をいわば”模擬ガン”として、攻撃する力をつけたサルベストロールは人体の外でつくられた”免疫細胞”とでも表現できます。)
バーク教授によると、防カビスプレーには殺虫効果はなく、植物を売りやすいようにまっすぐにするなど、見栄えのために使われている、とのこと。(David Icke氏の陰謀説では、そもそもが、抗がん作用のある栄養物質をなくしてしまうため、という解釈になります。結果的にそうなので、それも十分あり得ます。)
ガンが目だって増加した過去数十年。これは農産品が農薬・化学肥料漬けになったのと時期が重なります。発がん物質が増えたというより、天然に存在する抗がん物質を激減させられた、というほうが当っているかもしれません。そもそも発ガン物質の作用は一般に考えられているほどガンとの因果関係は立証できていないのです。
なお、バーク教授によれば、サルベストロールは抗酸化物質が効かない場合にも有効だとのことです。CYP1B1酵素に反応することがはっきりしているので、効果は他の物質よりも高いことは考えられます。
ですが、教授の理論にちょっと疑問が残ります。発がんの原因には、化学物質、紫外線、フリー・ラジカル(活性酸素)、ウィルスなど色々あり、抗酸化物質は素晴らしいものの、「フリー・ラジカル」という一種類の発がん原因物質にしか効かない、というのです。そして、前ガン状態である細胞を過ぎて、ガン細胞になってしまったら、効くのはサルベストロールだけだと言います。
ところが、高濃度ビタミンC、刺絡、温熱、免疫などの療法だけでなく、三石巌が作った抗酸化物質(SOSやメグビーSなど)の経口摂取でも、余命数カ月と言われた人がかなり次々と完治に到っているのです。これは、完全なガン細胞であっても他の療法でアポトーシスに持ちこめていることになります。人体に備わった免疫であるNK細胞然りです。
また、化学物質や紫外線などによるストレスも、フリー・ラジカルや活性酸素を発生させる原因とも言われ、それが発ガンの原因とも言われます。その場合は抗酸化物質が他の要因にも効果がある事になります。
このあたりは、シモンチーニ医師のカンジダ真菌説で説明が可能かどうか、細胞を取り出した実験も見てみたいところです。(ガン患者の数を考えれば、認可が下りればどの国でも簡単にできる調査と思われますが、ガンの真実を暴いてしまった代替療法に対する医薬利権の圧力は物凄いわけですね。)
他の抗ガン物質がCYP1B1酵素を認識したのか、それともガン細胞の他の特徴を捉えて選択的に反応しているのがはわかりません。ビタミンCは、試験管実験でもガン細胞を殺すことが既に確認されています。
いずれにしろ、一般的な栄養療法と同じく、正常細胞には全く害のない物質がガン細胞の攻撃や発ガンの予防に有効であるとわかり、もし有機野菜・果物などを毎日食べることができれば、サプリで補う必要もないわけです。(現実には、それが困難なので予防としてサプリを料理に使うことなどが推奨されています。サルベストロールは非常に熱に強いので、加熱で天然成分が外に出てしまった場合でも、煮汁も一緒に食べれば摂取できます。)
なお、サルベストロールはサプリとして海外で商品化されていますが、因島の発酵食品、万田酵素のサプリにもサルベストロールが豊富に含まれているそうです。好みもありますが、自然な甘みがあって、美味しいと思います。
(久々に、万田酵素の無料サンプルキャンペーンをやっていますが、1周間だと、「お通じ良好でお腹スッキリ」ぐらいまでは実感できるかもしれません。)
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