ラベル 都知事選挙 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 都知事選挙 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年1月22日水曜日

本物の市民派が推す候補者 vs (自民A or 自民B)の闘い

東京都地知事選、細川護煕候補が告示日の前日になってやっと政策らしいものを語りました。

原発がないと電気が足りないとか、経済が困ると未だに思い込んでいる人たちにとっては、この会見はかなりアピールしますね。脱原発派が3年近くずっと言ってきたことばかりですが。




1本め、最初の2分は雑音。なんせ他人が書いてくれた原稿なので、自信のない箇所はうつむいたままだし、声もすごく小さくなりますが、脱原発はご本人の言葉で語れることも多いので、徐々にかなり堂々と話されてます。

元首相ということで超有名な人が話すことによって、これで原発のウソにやっと気づく人が出てくるなら、それはそれでいいかもしれません。

「脱原発」があまりに重要なので、この会見では政策ではなくその知識や理念に多くの時間を割き、浜岡や東海第二や柏崎刈羽の原発が事故を起こしたら、オリンピックや消費税やTPPどころではなくなるという論理の飛躍で、他の問題に対する政策の発言を割愛しています。草稿した小泉自民組の配慮がよくわかりますね。

2本め12:26ごろ、ニコニコ動画のナナオさんが質問したときに、支離滅裂な回答しかできないのも、まぁこんなもんだとしましょう。

「むこう3年国政選挙がなく…都民の脱原発意識もまだ他人事のようにふんわりしたものの中、どうやって(今回の)選挙戦を通して脱原発を浸透させていかれるお考えでしょうか」「(しどろもどろで)先にも申しましたように…これは国の存亡が関わる話です……そういうことですから、都民の皆様にもよく考えて、選択して頂きたい」…orz... って…、小泉元首相から、いかに議論をかみ合わせないようにするかを習ったかのようです。

また、都民生活の具体的な問題点に触れることもなく、日本橋の上の高速道路をとり払ったり、新たに路面電車を作るという構想が出てきます。ゼネコンには新たなカネが血税からまわるというメッセージかもしれませんね。

脱原発の理解を証明しようとしながらも、東北や首都圏の深刻な土壌被ばく、人体の内部被ばくについては触れず、「仮設住宅で未だに頑張っている人がいるから」、東京と東北各都市でのオリンピックを成功させたいそうです。

担がれてのこのこ20年前と同じ過ちを起こすために登場したお殿様の性分がよくわかります。(最初は小沢氏、その後、小泉氏に説得されたことになっていたのに、後に妻からの勧めで自分から決意した、と二転三転。証拠がいらないエピソードはどうにでも書けますが、説得を受けてきたことを仄めかしていた本人のインタビューを見てきたら辻褄合ってません。)


さて、ここで宇都宮けんじ候補の政策について、数分ごとに切り取った(つまり携帯でも見やすい)動画があるので、どれでもいいから1つ2つ、できれば全部視聴してみてください。


宇都宮けんじ緊急記者会見① 脱原発一本化について語る

宇都宮けんじ緊急記者会見② 消費税増税対策として財源を語る


宇都宮けんじ緊急記者会見③ 副知事には女性を!女性を活用し…

巨大オリンピックスタジアムどーするの?? 宇都宮けんじ緊急記者会見④

興味のある方は、あと2本ほどどうぞ…
宇都宮けんじ ブラック企業対策について語る 2014/1/19【2014都知事選】 宇都宮けんじ 蒲田街頭演説 2014/01/18

カネのかかる公共事業ではなく、福祉に力を入れることのメリットなどを具体的に説いています。たとえば、待機児童の問題。保育所を作るには、働く人が必要なので雇用創出になることなど卑近な例から説明。雇用が生まれ、個人の収入が増加することによる社会全体の経済効果を語ります。将来維持費で赤字経営になるような箱物は作ってはいけないと力説。自分で帳簿の数字が読める人ならではのリアルさ。ゼネコンは嫌でしょうね、こういう候補。

で、こういう発想はサヨクだ、共産党だ、と言う人が出るんでしょうが、上流からでも下流からでも、セイフティネットが整備されて、社会全体が過ごしやすくなることは、経済理論で証明するまでもなく、欧州、とくに市民の発言が政治に生かされる北欧諸国の例が示しています。

政策の具体性、実現性、本気度で言うなら、宇都宮候補のような選択肢がまだ東京に残されていたというだけでも、喜ぶべき奇跡だと思います。

で、暴走を続ける安倍政権にストップをかけるためには、知名度も”政界での実力”もある細川候補(正確には、細川・小泉二人羽織)に一本化して支持するべきなのか。そうでなければ、安倍自民が推薦する舛添候補に負けてしまうことは確実なのでしょうか?

これ、質問が根本的に間違っていると思います。

安倍政権を打破できるのはどちらかって(´・∀・`)??

自民Aの安倍から、そっくりな政策を行ってきた自民Bの小泉に変わったとして、喜ぶのは誰?テレビがあまりにこのふたりの顔を映しまくるので、錯覚を起こしている人がいるようですが、選挙は莫大なカネがいります。脳みそも要ります。安倍晋三と小泉純一郎にそんなものありましたか?

なんのために、NHKが朝から晩までしょっちゅう、関係ないはずのときにまで、安倍晋三の顔を映画スター並みのクローズアップでサブリミナルに刷り込むように放映し続けてるんでしょう?あれ、安倍をスターとして売り込むだけではないですよ。安倍に怒りを燃やす人にも、個人にフォーカスして構造的な問題が見えないようにすることに効果を発揮します。

Facebookの都知事選に関わるあるスレッドで、「宇都宮さん支持だけど、ここは細川氏に」と願う人がこんなコメントを投稿してました。
細川を都知事というのは、たんなる脱原発シングルイシューではありません。それこそが、ストップ・安倍の第一歩なのです。とにかくそれで、安倍は自信をなくします。あいつに「俺はだめだ」と悟らせることが何より大事なのです。その取り巻きの連中にもね。
なんと、『安倍とその取り巻き』といういわば雑魚を退治すればことは解決するという発想…(・∀・;) 。

あの…、最初はみんなわかってたんじゃないですか?連日国会でやってるのは、官僚が書いた作文を必死で朗読しているだけだって。

安倍と並べると、まるでデキル人のように見えてしまう小泉然り。「複雑な問題を2択にする見事な才能」とか持ち上げられてるけど、身近な人が言うように、もともと「人の話を理解できない能力」が優れていて、議論をかみ合わせることができない。
 つまり、複雑な現象を理解できないから、自分が理解できる白か黒で語るだけであって、詳細まで理解しながら簡素な表現に置き換えることができるような本当の意味での切れ者では決してありません。

元自民の首相であり、いまだ自民党員である小泉が、政治的に機を見るに敏で、昨年前半から「脱原発」を言い出したからというだけで信用する人が続出し、あげくは、こともあろうか本物の市民団体が推す、本物の脱原発候補をおろせと叫ばせる、こんな緻密なシナリオを書くだけの才覚は小泉純一郎にはあるわけがないと思いませんか。(ちなみに、自民議員にもOBにも目だたないだけで同じ脱原発発言をしている人はいるけど、マスコミがとりあげないだけです。)

仮に、小泉自身が少しアイデアを出したとして、選挙で動く莫大なカネは誰かが準備しなければなりません。当然ながら、それは、小泉が東京都政の実権を(裏で)握ると都合がいい業界関係者であり、過去にもそういう関係を築いてきた既得権益層だと考えるのが妥当です。なんせ、こういうことは敵の出方を見ながら、ときには身内も裏切りながらスピーディに動かねばなりません。

小泉氏の脱原発論は、あれは本気だとは思います。というか、もう、世界中の政治家は原発のような古くて危険なオモチャではビジネスも政治も立ち行かない時代に突入していることぐらい承知しているわけです。(根拠となる英文の文書のリンクはまた後で貼ります。)

昨年後半から、ウソみたいなタイミングで安倍政権が再稼動を表で叫びだし、それがマスコミに報道され、煽られて、原子力ムラの最後のあがきとはいえ妙だなと思った人も多いはず。(もちろん原発利権はまだまだ存在します。)というのは、火山噴火や地震の報道もそれほど隠されておらず、脱原発派であれば初心者でも原発が爆発する危機にビクビクさせられる状況になっているからです。

そこへ、徐々に、一見マスコミが報道しても世間が大騒ぎしないかのように見えていた「脱原発の元首相、小泉氏」の認知度が徐々に高まる。そして、こちらも徐々にメディアの露出が進んでいた熊本の殿様、細川護煕氏を担いで都知事選に登場。

これをもっとややこしくしているのが、生活の党の小沢一郎氏。そもそも細川氏を最初に都知事候補に立つよう説得したのが小沢さんだということで、通常なら小泉氏や細川氏をまず信用しないような小沢支持者らが、「勝つためには細川氏しかいない」と言い出した。(ちなみに、小沢氏と細川氏はオレンジ共済組合詐欺事件で被告側に名を連ねますが、宇都宮氏は被害者の代理人として戦った弁護士でした。)

宇都宮氏からは支持者が離れる一方だという噂まで流された。(これは、最初はある程度本当だったかもしれませんが、今は逆流してより強い信頼関係で戻っているとも思えます。)

今よりもっと無名であった2012年12月の都知事選でさえ、当局発表の数字でも96万票も獲得したのに、「知名度ゼロで惨敗だから、宇都宮は降りるべき」という。(これ、見かけほど根拠はしっかりしておらず、宇都宮支持ではなかった人がシミュレーションをして、まだ支持者を決めていない人を取り込めば、勝利の可能性ありという予測も出しています。)

今でも安倍自民が推す舛添要一候補が当選する確率は高いと思います。NHKでは細川氏の批判は見た記憶がないですが、民法で細川氏を批判しているのか、「マスコミが叩くほうが信頼できる」と言っている人もいます。

いや、既得権益層が一番怖がっているのは、最初に立候補表明したのに顔さえカメラに映さない、宇都宮候補でしょう。

私は、舛添が当選するのも、細川が当選するのも同じことだと思っています。安倍のバックと小泉のバックと、利権でかぶらない層は僅かで、大半は同じはずだからです。

つまり、この都知事選は最初から、宇都宮けんじ vs (自民A or 自民B)という構図です。

宇都宮氏の支持者の多くは彼の人柄や過去の実績を信頼しているのは事実ですが、それと同じくらいなんとかしたいのが、安倍にも小泉にも二度と実権を与えなくないという危機感です。

安倍の暴走を止めたいからと細川氏支持に回った人たちは、宇都宮氏をドンキホーテなどと呼び、支持者を感情優先とよぶのですが、小泉に対する警戒心が驚くほど消え去っています。

いま権力とカネが回ってくる利権層にとって、安倍の賞味期限が切れる頃に、同じ自民から次の権力を握る人物を都政を通じて下々に認識させておく、日ごろからテレビの露出を高めておく、ということは普通のリスクマネジメントではないでしょうか。

しかも、その政治家には既に同党の政治家となった息子がいて、マスコミの露出度も良好という状況。

そして、説得されて担がれたとしても、追い詰められて任務を放り出した実績のある「元総理」の細川。これは猪瀬同様、いざとなったときに使い勝手のいい駒だと思います。

プライドが高くて、担がれていても暴走しかねない舛添氏より、利用価値の高い細川氏のほうが私は怖いです。

「脱原発派でふたつに分かれてないで、みんなで一緒に舛添候補を叩きましょう」という仲良しクラブ的発想の人が時々いて、「いいね!」クリックをたくさん集めたりしてますが、何を悠長なこと言ってるんだろうかと思います。

脱原発で売っている細川氏の政策発表だけ聞いてもわかります。唯一の選挙の争点としたがっている「脱原発」でさえ、何一つ具体的な政策は挙げてません。我々が既に知っている「起こってはいけないこと」を読み上げているだけです。あとは全部、自民と同様の机上論の美辞麗句。宇都宮氏のように、本当に都民の多数を代弁するようなことを喋ると、都政から今後も血税を貢がせるつもりの利権層が選挙資金を出すわけありません。


こういうことを書いていると、何もかも推察レベルの陰謀論じゃないかという人が出てくると思います。細川・小泉のバックに自民がついてるのと同じように、宇都宮にも共産党がついてるじゃないか、という人もいます。(宇都宮陣営のスタッフは市民ボランティアであって、共産党も社民党も、緑の党も、勝手連的に推薦・応援しているだけです。詳しくは、水野誠一さんの説明を読んで下さい。なお、NHKでは細川候補についてだけ、政党が勝手連的に応援している説明を付け加えています。)

ここまでくると、もう人を見る目というか、判断する本人の生き方の問題です。仮に、細川氏が自民に公式な推薦を受け、宇都宮氏が共産党から公式に推薦されているとします。当選した後になって、都民が犠牲になってしまう、とても飲めないような条件を支持政党から持ちかけられたとします。そうなるとカネも出してもらってるし、どちらが都知事になっていても拒否は簡単ではないでしょう。細川氏はまず、こういった軋轢を起こさず、たとえ都民が犠牲になろうと、支持してくれた陣営の条件は飲むと思います。演説では過去の過ちを多少謝罪したかもしれませんが、自分の生き方によって証明してくれたわけではありません。

では、宇都宮氏はどうか。最悪の選択を回避するためにあらゆる手を尽くすことをしないで、むざむざと都民が犠牲になるような選択をするでしょうか。宇都宮氏のこれまでの生き方を見てきて、発言の内容もしっかり聴いてきて、それでも、細川であろうと宇都宮であろうと、人間大して変わらないよ、とでも言う人があるなら、そういう考えかたがその人の生き方なのでしょう。

先人や前任者らが山積させた、あるいは黙殺してきた問題を、自力で解決に持ち込んだ経験のある人なら、何が違うかわかると思います。また、そういう人を身近に知っている人も、わかると思います。

宇都宮健児という弁護士に会わなかったら地獄から抜け出せなかったような人が大勢います。



プロフェッショナル 仕事の流儀
弁護士 宇都宮健児の仕事 人生も仕事もやり直せる [DVD]

2012年11月15日木曜日

告示日までにやっていいこと、いけないこと(公職選挙法という非民主的な束縛)

11月14日に東京・中野で急遽開かれた「宇都宮けんじさんと共に、人にやさしい都政をつくろう」キックオフ集会、予想を超えて1400人の人が詰めかけました。

Ustreamのアーカイブ、後半最後の00:50:38から約9分間、弁護士の田中先生が、今から告示日である11月29日までにやっていいこと、いけないことについて公職選挙法の観点から助言して下さいました。

我が国の公職選挙法というのはこれほど非民主的だったとは知りませんでした。


東京を変えるキックオフ集会・宇都宮けんじさんとともに(後半)

Video streaming by Ustream

都政に限らず、今後応援したい立候補者がいる場合、既得権益層が操作するマスコミ報道と、我々ネット上の情報発信者であるマイクロメディアが闘う上で重要なアドバイスです。

[書き起こしここから]
00:50:38
[弁護士の田中先生登場]

弁護士の田中と申します。

また弁護士が登場しました。なにせ候補者が弁護士ですからしようがないと思います。

あの、法曹界という古い言葉になりますが、法曹界の中では、宇都宮健児さんの実績であるとか考えであるとか、あるいは人柄、知らない者はいません。もし知らなかったらもぐりでしょうね。

ただ、法曹界ほどには一般都民の皆さんにはまだまだ知れ渡っていない。だから知らしてもらわなきゃいけない。その関係で、今から都知事選の投票日まで、何が出来るかということをお話ししましょう。

上原さん[ひとつ前の話し手、元国立市長]が言われましたように、この国には公職選挙法というまことに厄介な法律がありまして、選挙のときの選挙運動や政治活動にあれこれ規制をかけている

その関係で、何を出来るのか、ということをはっきりさせることが重要になると思います。

00:51:35
きょうお配りされた配布資料の中に白いチラシで「宇都宮健児さんを応援したい」という資料が入ってます。私が作ったんじゃないですが、これは大変よくできています。

ですからこれをよーく読んで頂いて、これを基本にしてください。

まず考え方では、時期を2つに分けて考えます。区切りは告示日、11月29日です。この日、宇都宮さんたち候補者が立候補を届け出ますこの届け出のから投票日の12月16日の前日の12月15日までが選挙運動期間17日間です。これが公職選挙法では、投票を訴える「選挙運動」はこの選挙運動期間しかできない。これが公選法の縛りなんです。残念ながら。00:52:23

じゃあ、きょうから29日までの15日間は何もできないのか。とんでもありません。都政を変えようというのは、これは「政治活動」です

そして、言論・表現の自由が憲法で保証されているこの国では、たとえ選挙の直前であっても言論による政治活動は自由にできます

みなさんが作る例えば勝手連という団体、あるいは個人で、たとえば「人にやさしい東京を」とか「平和と脱原発の都政をつくろう」とかのチラシやいろんな文書を作って配布するのは自由です。そのチラシ文書に宇都宮けんじという名前を書いても問題ありません

きょうの資料の中に、シンボルカラーオレンジチラシが入ってます。参考にしてください。ここには「東京を変えるキックオフ」とか「宇都宮けんじさんと共に人にやさしい東京を」とか、あるいは「私たちの手で変えよう」とか書いてあります。これは何の問題もなく作れて配布できるチラシです。

これを作ったのは「人にやさしい東京をつくる会」、この主催団体ですが、みなさんが個人で作っても、みなさんがサークルで作っても、なんの問題もない。 ぜひ参考にしてください。00:53:39

ただし、そういうチラシを作る時に、ふたつ注意をして下さい。

①ひとつ。選挙運動、即ち、投票を訴える活動は告示(=11月29日)までできません。ですから、「宇都宮さんに投票を」とか「12月16日の投票日に」とかは書かないでくださいこれを書くと投票依頼とみなされて、事前運動とみなされる可能性があります。残念ながらこのタブーだけは守ってください。守っても意味は通じるはずです。そこを信頼しましょう。 00:54:16

②ふたつめ。候補者の名前を書いた文書は、それを告示の後に撒くと、それを選挙運動の脱法文書、つまり法律を免れる文書とされる危険があります。ですから個人名を書いた文書は告示前までに撒ききって下さい

ときどき相談を受けて困るのがあるんです。残っちゃったんですかねぇ、告示の前夜に名前を書いたチラシを大量に撒きたいんだがどうすればいいんだろう、と。ひとつ間違うと脱法文書による事前運動とされかねませんのでこのあたりは注意したい。

どうすりゃいいか。ビラ早く撒いちゃえばいいんですよ。ぜひその方向でお願いをします。 00:55:01

ビラじゃなくて、ホームページやブログはどうか。さっきの「宇都宮さんと共に人にやさしい都政を」といった内容をホームページにアップすることは、名前や写真が載っていてもなんの問題もありません。これはチラシの配布と同じ意味で投票依頼に当たらない限り自由にできます。

たとえば本日のこの集会、これは、「政治活動」の集会であって「事前運動」ではありません。そして皆さんいろいろ苦労されて、タブーを守って頂きましたんで、全然逸脱ありません。

だから、たとえば今日のこの集会を録画して、あるいは写真に撮って、もし主催者がいいとおっしゃるのであれば、ホームページにアップされても、公職選挙法上の問題はなんにもない。ここまでやれるんですよ。

それから、ホームページの関係より、候補者の名前を告示になってからアップすると選挙運動にされかねないんですが、告示の前にアップしたホームページをそのままにしておくことは、問題ありません

ですから、ホームページやブログを使う場合の秘訣。告示の前にできるだけ充実させて全部載せてしまうこと。これをぜひ頑張ってください。未だ時間があります。

その、ビラやホームページでなくて、集会を開いたり街頭で演説したりすること、投票依頼に当たらない限り、完全に自由です。それは、だってこのきょうの素晴らしい集会が見本じゃありませんか。ぜひ各自でやって頂きたいと思います。

告示の29日から選挙運動の期間に入ります。告示の後は、公職選挙法によって選挙にうるさい規制が加えられます。後半に配られる選挙運動用のチラシやハガキ、ポスターなどは確かに制限されます。

ですから、自前のポスターを貼り出すというわけにはいきません。したがって、告示前に候補者名の入ったポスターは、残念ながら告示日までに剥がしてください

チラシやポスターなどの配布は、確認団体になるこの、人にやさしい都政をつくる会が行います。こうした活動をやろうとする人はぜひボランティア・スタッフとしてこの会の活動に参加して下さい。そこで十分にやれます。

では個人ではできないのか。色々あります。宣伝カーを使っての選挙活動などはできませんが、地域や職場で身内が参加する学習会などを開く事。選挙を目的としない集会の合間に演説を入れることなどは自由にできます。

戸別訪問は禁止されていますが、訪問のついでに話をしたり、出会った人に話をする、「個々面接」とか「ささやき」とかいうんですが、(笑)これは十分できます。

あの、告示の前は、選挙や政治について語れるのに、告示になって投票日が近づくと何も話せなくなると、これは民主主義じゃないんですよ。(拍手)

ですからね、一応戸別訪問にならないように注意しながら、旺盛に政治や選挙について語って、候補者を押し出して頂きたいと思います。電話での選挙運動は最も簡便な選挙活動で、誰でもできて全く規制はありません

最後に手紙やメール。投票を依頼する選挙運動で禁止されているのは頒布(はんぷ)する事です。頒布というのは不特定または多数に配る事

特定の少数に配るのは禁止されていませんので、メールも含めて工夫をして頂きたいと思います。

私たち、宇都宮さんに共感する弁護士、皆さんの活動をサポートしながら、選挙活動の自由を、いや政治活動の自由を広げて、そして新しい都政をつくっていきたいと思います。ともに頑張りましょう。ありがとうございました。
[書き起こしここまで]

後で、Q&Aが作成されて配布されるそうです。
宇都宮さんの応援カラーはオレンジと明るい緑、こんな感じです。(司会者のスカーフ参照。)


私たちはずっと中世の世界にでも住んでいたようです。支配階級が用意した民主主義のお伽噺をみながら飼われている民として。東京が常に全国に影響するわけではありませんが、この都知事選は日本という国のゆくえを左右します。

このような人材がまだ手を挙げてくれるというのは、最後のチャンスかもしれません。

宇都宮さんの人となりがわかりやすい、2006年のNHKプロフェッショナルの動画を埋込みましたσ 東京に与えられた"宇都宮けんじ"というチャンス


弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖