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2015年4月8日水曜日

プロテインをおいしく飲んで食べて、良質タンパクで放射能防御しよう

前回記事「致死量10シーベルトの放射能を腹部に浴びてもビタミンCで回復する」の続きです。

アンチエイジングや疲労回復、放射能の被ばく防御のためにビタミンCの抗酸化力に注目が集まる一方で、忘れられがちなのが、同じくらい不足しやすいタンパク質。からだをつくるメインの材料です。

栄養素はどれも大切ですが、一番大量に不足しやすいのが、ビタミンCと良質タンパク。その摂取を意識するかしないかでどれぐらいの差が出るか、興味深い例があります。

1980年の新宿バス放火事件の被害者で、全身の80%を焼かれ14年間医者も見放したケロイドに悩まされてきた杉原 美津子さんをご存知でしょうか。 ひょんなことから三石巌先生は、杉原さんのご主人と知り合い、彼女のこの症状を知り、結果から言うと、栄養摂取方法のアドバイスを中心に、約半年でほとんど完治させてしまったのです。(「医学常識はウソだらけ」p106参照

医学常識はウソだらけ
分子生物学が明かす「生命の法則」
三石先生はケロイドの治療経験を持っていたわけでばありませんが、ケロイドの隙間に正常な皮膚が残る手や腕を見て、分子生物学の理論的な立場から、この症状が一生治らないということはあり得ないと考えました。

DNAというその人体の設計図が残っていれば、材料を補えば正常な細胞が再構築されると考えたのです。このDNAという設計図は、言い換えればタンパク質の構造を暗号化したものです。必要なタンパク質がが十分にあれば、設計図通りの細胞を作ることができ、そのときに触媒として重要な役割を果たすのがビタミンやミネラル。特にビタミンCをはじめとするビタミン群、そして肌の修復には皮膚がとくに要求するビタミンAでした。

高タンパクと高ビタミンの摂取を始めてから2ヵ月後には、杉原さんの指に少女時代からあったペンだこが消えてしまったといいます。皮膚が再生し始めている証拠でした。

つまり、やけどをしてから14年間の杉原さんの食事は、そのままの体で生きていくには十分な栄養を摂れていたかもしれませんが、それだけでは損傷を受けた細胞を再構築するには不十分であったといえます。

辛い症状に悩まされながらも、それは一生背負っていくしかないとあきらめている人は多いと思いますが、たとえばそれは、体の中に入れてやる栄養の質と量が変われば、本来持つ自然治癒力によって細胞修復が行われるのかもしれません。(あるいは、カイロプラクティックなどの整体によって、関節のどこかを調節するだけで正常化する場合もあります。)

医者が安易に「治らない」という宣言をするとき、また薬や手術しか治す方法がないというときに、前提条件に入っていないのが、誰もが持つ自然治癒力です。免疫力をはじめ、自然治癒力には個人差がありますが、誰しもその力を栄養補給や運動で強化することはできるのです。

細胞構築に使われるタンパク質は「良質タンパク」であることが必要です。

良質タンパクとはプロテインスコア100やアミノ酸スコア100の、人体に必要な9種類の必須アミノ酸が、人体が求めるのと同じ比率で含まれているタンパク質のことです。(FAO・WHOなどによって2007年に発表された評価基準が最新で、すべての不可欠アミノ酸が基準値を超えていると100、不足しているものは、パーセンテージの値で表します。)

体が必要とする比率からはみだしたタンパク質(アミノ酸)は、たとえば巻きずしの端ではみ出した具が切り落とされるように、腎臓経由で排出されてしまうわけです。

三石先生は、良質タンパク100点満点の日常食品は卵しかないといいましたが、今では肉や魚、豆類、穀類などスコアが低い食品でも組み合わせて食べる場合のスコアが重視されているようです。

良質タンパクは乾燥重量で体重の1000分の1、つまり体重50kgの人なら、最低50gの良質タンパクが毎日必要です。

ちなみに卵で良質タンパクを補給するのが一番簡単なのですが、卵1個のタンパク質量は6~7g程度なので、50gの良質タンパクを卵だけで摂るには8個ぐらい食べなければいけません。(肉や魚でもタンパク質量だけを乾燥重量で計算すると、食べるには大変な量になります。)

卵というと、コレステロールを心配する人が多いと思いますが、その心配はありません。(コレステロール悪玉説の問題点は別途とりあげます。)「医学常識はウソだらけ」に面白いエピソードが乗っているので、三石先生の言葉をそのまま引用します。
"…実は、私のこの話を知った国立栄養研究所の研究員たちが自ら人体実験を行ったことがある。彼らにしてみれば「卵はコレステロールの大敵」というジョウシキを証明したかったのかもしれない。何人かの研究員が1日に10個の卵を摂り、1ヶ月後、2ヶ月後に血液検査をしてみたのだが、コレステロールの値はまるで上がってなかったのである。…”
好みの問題だけでいうなら、私は卵8個なら毎日でも食べられる気がしますが、経済的に大変です。それに、バタリーケージの酷さを知ってからは、平飼い鶏の有精卵を買っているので10個500円もします(´・д・`)

倫理的な話を脇においても、現実問題として卵でさえ8個となると、ふつうの食事だけで良質タンパクを摂る、それも細胞修復を意識して摂るのは大変になります。ということで、次善の策がアミノ酸スコア100のプロテイン・パウダーを料理やドリンクに使うということ。

具体的にどんなサプリ・食品を買っているか、よく訊かれるようになったので、ご紹介します。

植物性なら大豆プロテイン、動物性なら牛乳に含まれるホエイのプロテインがメジャーです。(バタリーケージの鶏のことを言うなら、乳牛の飼育も同様に酷いので、植物性プロテインでなんとかなればとは思いますが。)

前の記事にも掲載しましたが、大豆プロテインでコスパがよく、飲みやすいのがこちら。BODYWINGの製品。肉食をやめるとかなり助かる一品です。

大豆プロテイン 3kg 無添加 大豆プロテインシリーズ

1袋だと2000円を超えるので、気に入ったら3袋まとめ買いがオススメです。
水でもお湯でもおいしく頂けるし、ポテトサラダやシチューにも混ぜこめます。こうした粉類は片栗粉と同じで、スープとして飲むときは、先に水で溶いておかないとダマだらけになります。

私はどっさりカットわかめを入れて、玉ねぎスープの素を入れてポタージュみたいにして頂いています。

冷たいドリンクなどにバニラ味やココア味のプロテインが欲しい時は、ホエイパウダーのほうが美味しく飲めます。

ザバス ホエイプロテイン100 バニラ味【50食分】 1,050g

ホエイパウダーはドラッグストアのスポーツドリンクやシェーカーと一緒に、いろんなサイズで売っているので安値から試せますが、習慣化したらアマゾンの定期おトク便を使うと、割引価格からさらに10%安くなります。(このザバス ホエイプロテイン1,050gの場合、6,474円が定期おトク便で3,624円。送料無料です。)


そして、ジムに行くときなど、自分でビタミン水を作る余裕がないときに、頓服(?)として飲んでいるのが、VAAM。ヴァームウォーター。必須アミノ酸がすべて入っているドリンクはこれしかみつかりません。実際、疲労回復が驚くほど早く、しかも一気に飲んでもなぜかトイレが近くならない。

ヴァームウォーター 500mL×24本


消費増税以来高くなりました。以前はクリアアップル味でも1本90円以下でみつかったんです。自販機なら150円。スーパーよりもホームセンターやドラッグストアでよく見かけます。香料やスクラロースなどが含まれているので、常飲はしたくないですが、ときどき携帯すると便利です。










大人になると、細胞分裂の速度が落ちて成長がとまりますが、子どものときに成長に貢献した成長ホルモンは、こんどは細胞修復のために働くようになります。成長ホルモンが活動するのは寝ている間なので、同じ量を摂るなら、夜のほうが効果的だともいいます。

ビタミンCを意識するときには、自動的に良質タンパクを補う習慣をつけると、放射能防御だけでなく、疲労回復やアンチエイジングにも役立ちます。十分な量が補給されていると、かなり短期間で、髪や肌のハリに変化が出ます。


タンパク質(プロテイン)については、メグビー分子栄養学講座 栄養学編も参考にしてください。予算に余裕がある人は、メグビーの栄養士さんに電話かメールで相談して、メグビー製品を購入されるのもいいかもしれません。





2015年4月7日火曜日

致死量10シーベルトの放射能を腹部に浴びてもビタミンCで回復する

「へぇ~」と読み流してしまうマスコミ記事がお約束のビタミンC。真実がわかると多くの医療機関や製薬会社は倒産するので目立つ報道にはなりませんが、首都圏の朝の通勤電車でパタパタと人が倒れ始めた昨今、決して過小評価してはいけないのが、やはりビタミンCの強力な抗酸化力です。食べて応援していた愚をやっと後悔し始めた人も、まだ救われるチャンスは大いにあります(°◇´°)

ということで、致死量を浴びてしまってもサバイバルのチャンスはまだまだある、という大事なおさらいです。

放射線の被ばくとビタミンCでの予防・治療に関して防衛医大(木下学准教授ら)の論文が発表され、ネット上でシェアされてきたのは、これまでに3回。

1回めは2010年3月。点滴療法研究会がそれを参考に、事故を起こした福島第一原発の建屋内に入って数週間作業して被曝していた5人の作業員らを、ビタミンCの点滴と経口摂取で完治に導きました。

3回めは米科学誌プロスワン電子版に今年2月4日に掲載され、なぜか今回はマスコミが報道して全国にある程度知られるところとなりました。

で、その間に2回めの論文発表があるわけですが、私はそのことを別記事「ビタミンCの発見者セント=ジェルジ博士が生きていたら」のコメント欄に寄せられた情報で知りました。その重要性を見落としていたので、ここにコピーして注目したいと思いますが、まず、この3つの論文の何が違うのかをまとめておきます。

  1. 2010年3月「アスコルビン酸(ビタミンC)の前投与は大量放射線照射を受けるネズミの致死胃腸障害を予防する(Pretreatment with Ascorbic Acid Prevents Lethal Gastrointestinal Syndrome in Mice Receiving a Massive Amount of Radiation, Journal of Radiation Research
  2. 2013年9月「放射線照射前と後のアスコルビン酸投与組み合わせがネズミを致死胃腸障害から守る(A Combination of Pre- and Post-Exposure Ascorbic Acid Rescues Mice from Radiation-Induced Lethal Gastrointestinal Damage, Internasional Journal of Molecular Sience)」
  3. 2015年2月「放射線照射されたネズミのアスコルビン酸(ビタミンC)大量投与による治療は、致死性を低減した(Treatment of Irradiated Mice with High-Dose Ascorbic Acid Reduced Lethality, PLOS ONE)」
つまり、
1は放射線を浴びる前のビタミンC投与、
2は浴びる前と後の両方、
3は浴びた後の投与、という違いがあります。

多くの事故の場合、事前にビタミンCを飲んでおくことは不可能ということで、防衛医大のチームが放射線照射後だけの投与の有効性を検証し、その結果、致死率が激減したので2015年2月の論文はマスコミ報道に至った、ということかもしれません。(これに関しては、Togetterのまとめがわかりやすいです。)

ですが、私たちはもうたとえ稼働していなくても原発事故でどれだけの放射能リスクがあるかを認識するようになってきているし、すでに東京電力の福島第一から撒き散らされて積もった、そして現在も垂れ流されつつある放射能の中で生きています。なので、日頃からの予防がどれほど大きな意味があるかも知るべきだと思うのです。

ということで、2013年9月に木下学准教授らが発表した論文の解りやすい抄訳・解説を、冒頭に書いた別記事コメント欄から感謝をこめて、ここへコピーします。

匿名2013年12月5日 14:17
At the early phase of Fukushima nuclear accident in March, 2011,
rescue team of national defense army took oral Vitamin C for the protection from radiation injury.
「福島原発事故で緊急出動した自衛隊員は被ばく防御のためにビタミンCを飲んでいた」
原発事故1年前に防衛医大と陸上自衛隊の研究者らは、
急性被ばく障害を防御するためにビタミンCの前投与が有効であるという実験結果を論文で発表しました。
9月27日、同じ研究グループが続編とも言うべき研究論文を出しました。
マウスの腹部に13Gの放射線を照射すると全例が急性胃腸壊死で死亡します。
照射3日前にビタミンC水溶液を250 mg/kgで3日間経口投与、照射8時間前に250 mg/kgを経口で1回投与、
照射後にビタミンC水溶液を250 mg/kg で7日間投与の3種類の投与法を組み合わせて生存率を観察しました。
個々の投与法単独の生存率は20%以下でしたが、
3つのビタミンC投与を全部組み合わせると、生存率は100%でした。 

<>
興味深いことは、自衛隊が福島原発事故時に緊急出動したとき、
「トライアルとしてボランティアの自衛隊員にビタミンCを摂取させた」と記載していることです。
私は論文の著者らが、自らの実験研究結果から、
原発事故現場に向かう自衛隊員を守るためにビタミンCを摂取させたことに、同じ研究者として尊敬します。
今なお、私たちが政府、東電、自治体、建設会社に作業員や住民にビタミンCの摂取ができるよう提案し続けても、
いまだ無視されたままです。しかし、私たちはこの運動を末永く続けていきます。
この論文は下記よりフリーにダウンロードができます
http://www.mdpi.com/1422-0067/14/10/19618/pdf 
最後のPDFリンクはClickするとすぐにダウンロードが始まるので、ブラウザで読みたい方は上記”2013年9月”の論文の英文タイトルか、こちら(Google Document PDF)をClickしてください。

放射能関連の単位に精通している方は驚かれると思います。13Gの放射線と書いてあるのは、13Gy、つまり13グレイ(Gray)、ほぼ10シーベルト(Sv)。

JCOで外部被ばくなのに内蔵から焼けただれて酷い死に方をされた大内久さんや篠原理人さんが受けた放射線に匹敵するような量です。しかもマウスの体で。ただし、この実験は飽くまで腹部に照射した場合であって、同じ量を脳を含む全身に照射した場合は結果は異なります。


ちなみに、放射能に関する法律がまだ守られていた3.11前は、私たちの年間被ばく限度が1ミリシーベルト、即ち、1年間で1シーベルトの1000分の1。本当は1時間あたり0.114マイクロシーベルト(μSv/h)を超えることもよくないわけです。

マウスの小さな体で10シーベルトもの放射線を腹部に受けると、ビタミンCを飲まない場合はそのまま死にます。3日間毎日、キロあたり250mgのビタミンCを投与しても、被ばく8時間前の追加や、被ばく後の投与がなければ8割は死にます。被ばく前に飲んでいなければ、この実験では後から飲んでもほぼ全部死にました。

このように、腸壁などボロボロになってしまうほどの大量の放射線を浴びているのに、照射前3日間プラス8時間前の追加、照射後7日間のビタミンC投与で、生存率100%。実際に、胃腸も元に戻ったんです。

しかも点滴投与は行っておらず、蒸留水にアスコルビン酸を入れた水溶液を飲ませたのみ。(ちなみに、追加の250mg/kgを8時間前ではなく2時間前に投与した場合は、この効果は出なかったとのこと。VCが吸収されてから有効に働くまで時間が必要なことがわかります。)

”250mg/kg/4mL/Day”ということは、体重1キロあたり250mgのビタミンC粉末を4ccの水に溶かして、それを毎日飲む。マウスの体重は数百グラムだから実際には250mgより少ない量ということですが、これを人間で考えると、例えば体重50kgの人なら1日12.5gのビタミンC。メガビタミンやビタミンC点滴の場合は1日に100gを投与することもありますから、それほどの量ではありません。

また、アスコルビン酸というのは水溶性がむき出しで、普通のビタミンCサプリと変わらないので、8~9割が排出されてしまうとも考えられますが、人間の場合、一度に摂取する量が20mgまでは生体利用効率は98%だが、30mgから劇的に下がるという研究もある一方、1度に200mgまでであればほとんどが体内吸収されるという研究もあります(後者は米国立衛生研究所)。

でも、リポスフェリック・ビタミンCやリプリセル・ビタミンCなど、リポソーム封入のビタミンC以後、リポC)であれば、9割以上が腸まで届いて吸収されるので、同量のアスコルビン酸そのままの場合の8~10倍の効果が期待できます。つまり、アスコルビン酸を12.5グラム飲むより、リポCを2包飲むほうが効果的かもしれません。

ここで、点滴療法研究会が、被ばく予防のために提言している、ビタミンCの摂り方の例を紹介しておきます。



自然界より2倍とか5倍以上高い放射線量の環境で、リポCを1日2包程度でいいのかと思うと意外な気もしますが、これは、その他のことが食事で補われているという前提だったと思います。また、汚染された食品を食べた場合の内部被ばくは想定されていないと思います。(実際、低汚染地に住んでいても、疲労が激しいときはリポC2包では足りません。予防と治療は別物。)

なお、マウスでの実験を人間に直接あてはめることはできないとは言いますが、体重換算で概算することは実際に臨床で患者の諸症状を劇的な改善に導いている医師や研究者の多くが行っています。実際的な参考になるわけです。

ただ、マウスは1日に体重1キロあたり275mgのビタミンCを体内合成できるので、それができないヒトの場合、そこは差し引いて考えなければいけません。

ただし、この論文の実験の間、マウスはビタミンC水溶液しか口にしていないと書いてあるので、ビタミンCを体内合成するための食物が入っていっていないのではないかとも思います。

マウスが必要とする比率でのタンパク質をビタミンCと一緒に補えば、健康回復の効果はさらに高まるのではないかと思うのですが、少なくとも被ばく関連でこうした研究はまだないと思われます。

ビタミンCというと、その抗酸化力だけに目が行きがちですが、ビタミンCの役割は非常に多く、活性酸素を除去するだけでなく、骨折からの快復にも血管壁、骨、皮膚、腱、軟骨などのコラーゲンを作るにも必要で、そのための分子構造が細胞強化、細胞修復の繋ぎ役として重要なわけです。

つなぎ役であるからには、繋がれるほうも重要です。それがタンパク質であり、必須アミノ酸です。

疲れているときは焼き肉でスタミナつけようとか言いますが、あれは体が必要とするタンパク質を補っているわけです。

三石巌先生がビタミンC以上に重要性を説いてきたアミノ酸スコア100良質タンパクも、特に日本人には非常に不足しやすいので、日々の細胞修復のためには乾燥重量で体重の1000分の1の量(50kgの人なら50g)を意識的に摂る必要があります。

次回はタンパク質について、もう少し掘り下げてみます。

食事だけで必要な良質タンパクを摂るのは大変なので、こういうプロテインがおすすめです。気に入ったら3パックセットにすると安くなります。このBODYWINGの大豆プロテインは大豆臭が少なく、水に溶けやすい上、3kgで5,000円ちょっと(送料込)なのでコスパはいいです。


大豆プロテイン 1kg 無添加


ビタミンCサプリに関してはこちらをご参考にσビタミンCサプリ.net
サイドバーからも行けます。






2013年10月27日日曜日

ビタミンCの発見者セント=ジェルジ博士が生きていたら

ビタミンCの発見者として1937年にノーベル生理学・医学賞を受賞したアルバート・セント=ジェルジ博士。2011年の9月16日に、Google Doodleが生誕118年を記念して、フルーツのロゴを表示していたのをご存知ですか?

クリックでGoogle Doodlesのページに飛びます。



ビタミンCを発見してくれたお礼が英語で簡単に添えてあるだけで、あとはロゴの説明ですが、グローバル表示だったので、パーソナライズしていない検索画面を使っていれば、見たかもしれません。

単なる偶然だと思いますが、科学者として広島・長崎の原爆投下を非常に憂慮していたセント=ジェルジ博士、亡くなったのはチェルノブイリ原発事故の約半年後の1986年10月22日、そして、Google Doodlesが博士の生誕をとりあげたのが、福島原発事故の約半年後の2011年9月16日。

自分が発見した「ビタミンC」が「放射能」の被曝に対して、どれほど役に立つか、博士は知らないまま逝かれたと思います。現代科学の歴史を眺めると一見まったく無関係に見える2つのテーマですが、利権の裏側では切り離して考えることはできません。

核兵器を含む軍需産業と、医薬医療業界とは同じ利権グループで繋がっていることが多いことは、3.11以降は次第に明らかになってきました。

ガンで稼ぐ医薬メーカーがビタミンCの効能や、薬に頼らず食品や栄養素で健康維持することを黙殺したり、副作用デマを流して攻撃することは理解できますが、ビタミンCの点滴療法で、被曝した原発作業員のDNAが正常値に戻ったという朗報を、政府や東電だけでなく、マスコミも日本医師会も黙殺しました(点滴療法研究会からのレターを徹底無視)。つまり、被曝に苦しむ国民に治って欲しくない理由があるということですね。福島へ行く自衛隊員がビタミンCを飲んでいる事実も、点滴療法を行う医師が認めているのに、マスコミ報道されないように統制されています。

なぜ今、セント=ジェルジ博士のことをとりあげたかったかというと、たまたま絶版になっている博士の著書、1970年の「狂ったサル」を読んでいると、私たちが3.11以降、ツイッターやFacebookで叫んでいることが、そのまま出てくるので、まるで目の前に博士がいるような気さえするからです。もし生きていたら、ベトナム戦争に反対した若者たちの支えになったり、ジョンソン大統領の再選を断念させたほどの力をもたらしてくれたかもしれません。

博士はビタミンCの発見者というだけでなく、ヒットラーを堂々と批判して秘密警察に命を狙われる中、地下に潜ったり、スターリンにも直言して不興をこうむったり、おまけにアメリカへの亡命の際にも、親ソ派とみられて、しばらく入国拒否されるなど、波乱万丈の人生を送ってきました。

第一次世界大戦のときに祖国ハンガリーで徴兵されたときには、なんの恨みもない敵兵を殺戮する愚かしさに耐えきれずに、自分の腕を撃って処罰されたり、傷が治ったあとに、イタリア兵捕虜に危険な生体実験を行えという命令を拒否。その罰として、マラリアのはびこる土地に送られたりしています。また、ベトナム反戦では、兵役を拒否して投獄されたり亡命したりする若者を徹底して応援しました。まだアメリカ全土でに戦争賛成派が闊歩していた頃からです。

ライナス・ポーリング博士も自分の身を省みず、平和のために政府も米国の科学界も敵に回して闘った人でしたが、それ以上に波乱万丈で、政治に巻き込まれることを厭わなかったのが、セント=ジェルジ博士

国家が軍産複合体に支配されているかぎり、どうも平和主義を貫いた有名人というのは、できるだけ報道しないようになっているみたいです。平時にはバラエティやドキュメンタリー番組では扱うこともあるので、NHKがかつてはこんな良心的な番組をやっていたのかと驚くこともしばしばですが。

点滴療法研究会の動画を通してライナス・ポーリング博士に「出会った」とき、なぜこの人がアインシュタインほど有名でないんだろうと思いました。ビタミンCの効能を世に知らしめようとしただけでなく、科学界の巨星として、ノーベル化学賞を受賞したほどの人。単独でノーベル賞を2度受賞した世界でただ一人の人。
  ただし、地上核実験に対する反対運動の業績によりノーベル平和賞を受賞した人でもあり、また、ビタミンCの医療での効果を世間に知らしめようとしたので、軍需産業や医薬業界には非常に厄介な存在でもありました。反核運動での影響力が強かったこともあり、終身雇用のはずであったスタンフォード大学から実験室をとりあげるような嫌がらせを受け、その後去っています。ビタミンCの研究に関わる部分では、伝記の作者が妙に矛盾する人格を描写して、2種類の異なるストーリーが流布しています。

アインシュタイン博士は、自分の理論が原爆に使われたことを後悔して平和運動を立ち上げましたが(ポーリング博士も参加しています)、核兵器開発には貢献した人だからなのか、マスコミはとりあげることを躊躇しません。が、当時、生化学を学習した学生や研究者らにとっては、ポーリングも同じくらいスターであり、日本へも一般人対象の講演に何度か招聘されています。

ビタミンCを知らない人はいませんが、ビタミンCを発見したのがアルバート・セント=ジェルジ博士であるということは、なぜこれほどまで知られていないのでしょうか。また、解剖学をかじったことのある医療従事者やスポーツ・インストラクタならお馴染みのアクチン、ミオシンによる筋の収縮メカニズムを解明したのもセント=ジェルジ博士。

知られていないのはたまたまだ、と思われるかもしれませんが、NHKが1969年に来日講演を全国放送しています。博士の半生をヒットラーと対峙した科学者としてハリウッド張りにとりあげるだけでも視聴率を稼げるのに、その後のマスコミに全くスルーされています。

当然といえば当然ですが、我々が学校の図書館やマスコミで知る偉人というのは、その時の政府や行政機関、そしてそれを操る既得権益業界にとって邪魔にならない人たちなわけです。

たとえば、トマス・エジソンは電話機や蓄音機、電球などを発明した功績で、今でも感謝と尊敬を集めていますが、死刑用の電気椅子の売り込みにも熱心であったことはあまり語られません。エジソンの名が忘れられることがないのは、何度もテレビ番組が作られ、流されていたからかもしれません。(原発事故の後で身にしみることですが、電気の便利さを宣伝し続けることは、業界にとって非常に重要なことでもあります。)

さて…、前置きが長くなってしまいましたが、絶版となっているらしく、中古本しかない「狂ったサル」の日本語版(国弘正雄訳)、を少し書き起こしてみます。これは、今読んでも全然古くない、いわば不朽の名著だと思います。使い古された反戦のことばが並んでいると想像されるかもしれませんが、どこをいきなり開いて読んでも科学者らしい視点が感じられ、また、セント=ジェルジ博士の人柄に触れることがすごく新鮮で、できるなら丸ごと引用したい本です。

なお、国弘正雄氏の訳者まえがきも読む価値が高いと思えるので興味のある方は⇒こちらです。

「狂ったサル - 人類は自滅の危機に立っている」(The Crazy Ape, 1970)
(アマゾンのページが別タブで開きます)


はじめに
いまや人類が、誕生以来もっとも重大かつ深刻な時期に遭遇していることは、なんの疑いもありません。あまり遠くない将来に、人類の絶滅すら考えられるほど、重大な危機です。
この危機的状況の原因や解決策については、数多くの論文が書かれ、軍事、政治、技術、経済、歴史など、さまさまな分野からの分析がなされてきました。しかし、生物の種としての人間という原点は、どうやら忘却されているようです。一人の生理学者として、私がこのささやかな書物のなかでこころみたのは、この立場からのアプローチです。
人間というのは、ヘビにように、古い皮をぬぎ捨て、新しい皮を身にまといながら成長していきます。このプロセスは、どうやら人類史にみられる狂爛と静寂の繰り返しと期を一にしているようです。
ルネッサンス期の賢者エラスムスは、この二つの時期を区別しました。狂瀾の時期というのは、鋭角的な過渡的現象の存在する時代で、移り変わりが鋭ければ、それだけ狂瀾怒涛も激しいわけです。
そこでわれわれは、二つの問いに答えねばなりません。一つは、今日の鋭角的な変転の原因がなんであり、いま一つは、どうしたら人間が新しい皮に身をおくことができるか、という問いです。しかしそれにもまして究極的な問いは、理性をもっているはずの人間に似つかわしくもなく、狂ったサルのような行動におちいりがちな人類が、はたして現代の欺瞞を超えて生きのびることができるであろうか、という点です。
 [p5]
1.この愚かしい時代
人類は度しがたい愚か者のような行動をしています。なぜなのでしょうか。私がとりあげたいのも、実はこの点です。
人間の歴史において、寒さや飢えや病気の心配なしに、真に生活を楽しむことができるようになったのは、今日をおいてほかにはありません。基本的な必要をみたすことができるようになったのも、今日がはじめてです。ところが逆に、ただの一発で人類を破壊させ、この美しい地球を汚染や人口過多で人間の住むに適しない場所に変える能力をも、はじめて手に入れました。しかも地球は、悲劇的なまでにますます小さなものへとなりつつあるのです。
この二つの選択のどちらを選ぶかについては、なんの知恵もいりません。どんな愚か者にも賢明な選択は可能です。喜びをとるか、苦痛をとるかのどちらかだからです。にもかかわらず、どうやら人類は後者の途を選び、「ゴキブリ天国」をもたらそうと懸命になっているようです。ゴキブリというのは、高エネルギー放射能にきわめて鈍感です。したがって、人間の生命を支えるための資源がすっかり底をついてしまったのちでも、十分な食物をさがして生きていくことができます。
世界でもっとも裕福な国においても、飢えている人は5パーセントにも上ります。他の地域では、それが50パーセントにも達するのです。子どもは健全な身体をつくるだけの食物がないままに空腹をかかえて寝床に入ります。
このような状況が続いているというのに、他方では、アメリカ一国だけでも、実に1兆ドルもの巨額のお金を第二次大戦以降、いわゆる、「防衛」のためだけに使ってきました。大量殺人の道具のためにです。むろん、ソ連もひけをとってはいません。
このような金額はあまりに膨大すぎて、よほどの想像力のたくましい人でもピンとはきません。これだけのお金があれば、人類の存在のレベルをとうに引き上げることができたはずです。これはまさに犯罪的というべき行為ですが、それだけではありません。実にそれは愚かしさの限りです。
これだけのお金とひきかえに、われわれが手に入れたものといったら、不安定、いらだち、それに自己破滅への手形ぐらいです。しかも、われわれの運命を、とても信用するわけにはいかないような連中の手中に、委ねてしまったのです。
人間が、これほどまでに愚かしい存在であるとしたら、どうしてはじめの何百万年か生きつづけることができたのでしょうか。おそらく、二つの理由が考えられるでしょう。
一つは、人間はそれほどまで無思慮ではない、しかし状況がすっかり変わってしまったのに、環境への適応が不可能になり、その結果、人間の行動も愚かしいものになってしまった、という説明です。
いま一つは、人間の実態は、自己破壊的という点では、いまも昔も変わらない、ただいままでは、自己破壊を可能にするだけの技術的手段を欠いていたのだ、という考えかたです。事実、歴史を通じて、人間はたくさんの無意味な殺戮や破壊を事としてきました。自己破滅にまで至らなかったのは、殺人用の道具が粗放かつ非能率だったおかげです。暴力が吹き荒れたとき、多くの人が生き残ることができたのも、これが理由でした。ところが現代科学は状況を一変しました。今日、われわれは一蓮托生なのです。
この二つの解釈のいずれが正しいにせよ、もし多少なりとも存続の希望をもとうと思うなら、このような「みぞ」にはまりこんでしまっている理由を見いだし、そこから抜け出す可能性があるかどうかを検討することこそ、まさに焦眉に急といえます。
[p8]
2.宇宙時代の人間と自然
自然は巨大で人間は矮小です。人間の生活は、質量の両面において、人間と自然との関係に大きく依存してきましsた。どこまで自然の性格を理解し、その力を自分たちの利益のために使うことができるか、という点にです。
生物の種が生き残っていけるかどうかは、まわりの環境に適応していけるかどうかによって決まります。人間とても他の生物の種と同じことで、生まれおちた環境に適応していかねばなりません。
十万年も昔のことであれば、世界も単純なら、問題も単純でした。毎日をどうして生きぬくか、ということだけが主な問題だったのです。食物やねぐらを見つけ、性交渉の相手をさがすなど、ごくごく単純な必要をみたすだけで十分だったのです。そして人間は、彼らを取り巻く世界の基本的な要素、たとえばクマとかオオカミ、岩石と樹木とを区別するための感覚を発達させました。そして、物をつくり使うことを身につけるにつれて、彼の生活はよくなっていきました。針、車輪、矢、火、金属、粘土が固まることなど、次々に発見されるたびに、原始時代から一歩一歩向上していったのです。
これらの発見は、いずれも人間の日常体験にもどづいていました。やがて古代エジプトやギリシャ・ローマ時代の到来とともに、人間の知性はめざましい高まりをみせ、自然を理解するためのこころみが、あちこちで始められました。これらの努力を、「古代科学」と総称することにしましょう。
この時代の科学の特徴は、人間の頭脳に対する信頼でした。知性こそが最高のものであり、これによってとけない問題はない、と考えられていたのです。その例が、アリストテレスと二つの石の逸話です。その後、数世紀にもわたり、アリストテレスこそは最終的な権威とみなされたのですが、彼によれば、重い石の方が軽い石よりも早く地上に落ちることになっていました。
この説に関していかにも目だつのは、それが誤りであったということではありません。アリストテレスがついぞ実験してみようとは思わなかった、という点です。かりに、そうなさったらなどと、だれかが口を出したとすれば、おそらくは侮辱と受けとったでしょう。人間の頭脳がすべての解答を出してくれるのに、なぜ目の粗い行動に訴えなければならないのか、というわけです。
人間の思考の自由には、限界が設けられています。われわれは、時代精神の名で呼ばれる狭いおりのなかに住んでおり、行動の自由は大きく限られています。時代によって人びとの考えが変わるのはおりが広くなったからではなく、ただ位置が移動しただけのことです。アリストテレスが二つの石を実際に落としてみて、どちらが早く地上に達するかをためそうとはしなかったのは、時代精神のしからしめるところでした。
16世紀という時代は、人間の頭脳に大きな変化がおきた時代のようです。現に、ある一人の鼻っぱしの強い若者が、二つの大きさのちがう石をふところに、ピサの斜塔にのぼり、同時にそれを落としてみて、どちらがさきに歩道に達するかを仲間に観察してもらった、ということがありました。
ガリレオ・ガリレイがこの人ですが、彼は自分の頭脳の完全性を信じなかったばかりか、五感の完璧さをも信じませんでした。望遠鏡を組み立てることによって、五感の不足を補おうとしたのです。その助けをかりて彼は、木星をとりまく衛星を発見、初めて紹介したばかりか、宇宙が人間の喜びや誘惑のためにつくられたはずがない、という点を証明しました。この人間の頭脳の再生が、世に「ルネッサンス」の名で呼ばれるものです。
ガリレオを筆頭に、ケプラー、ムーペンフークなど、数多くの先見の明のある夢想家がそのあとにつづき、測定、観察、計算を通じて古典科学をつくりあげ、ニュートン、ダーウィン、パスツールにいたってそれは絶頂に達します。
古典科学が取り扱った世界は、われわれが生まれ、適応をこころがけ、生活の場としている世界でした。つまり、われわれが知覚しているかぎりの世界でした。したがって古典科学は質的に新しい要素は一つとしてわれわれの生活に導入しなかったのです。
しかし、人間をとりまく世界の内的相互関係は明らかにしてくれました。そして人間の思考に莫大な影響を与え、神様の思いつきにかえるに、法則と一貫性とをもってし、初めて人間に、自分の本質と位置について一つの考える糸口を提供したのです。
古代科学が人間の生活を変えなかったのとはうらはらに、古典科学は数百年間の潜伏期を経て19世紀にいたり、産業革命への途を開きました。産業革命は人間生活の質的な向上に大きく寄与しました。しかし、質的に新しい要素をなんら導入してはくれなかったのです。
針は何千年もむかしから知られていました。ミシンは、縫うという作業のスピードを速くしたにとどまりました。同様に、当初は「鉄馬」と呼ばれた鉄道は、生身の馬を追いぬくことができましたし、旅行をそれだけ快適にしてくれました。また、たしかに死亡率は低下し、食糧や品物の生産は増大し、工業労働者という新しい社会階級が誕生しました。にもかかわらず、世界の構造は全体として昔のとおりだったのです。
今世紀の初頭にはいり、四つの重要な発見がなされ、人間の歴史に新しい第一歩を録しました。エックス線(1895年)、電子(1895年)、放射能(1896年)、量子(1900年)がこれで、ほどなく相対性理論(1905年)の発見があいつぎました。
これらは、われわれの五感では明らかにされえません。つまりこれらの発見は、人間をとりまく世界にはそれまで予想だにしなかった、また五感をもってしては、どんな知恵も入手できないような場があることを、明らかにしました。
なんの知識も与えてくれないばかりか、なんの知識も与えないことが存在の目的である、とすら言えます。さもないと、無用なばかりかわれわれの死を意味することになります。かりに、われわれがトラックのかわりに、トラックを構成している原子や量子が見えたとしましょう。はねられて死ぬのがおちです。またわれわれの祖先が、クマのかわりに電子を見ることができたとすれば、食べられてしまったにちがいありません。
人間の歴史は現代科学の登場の前後で二つに分かたれます。最初の時期においては、人間は生物の同じ種として仲間が生まれ、自分自身とその五感とを適応させる対象としての世界に住んでいました。ところが、第二の時期においては、人間は未知の宇宙的な世界に、一人ぽつねんと足を踏み入れたのです。これほど急激な過渡的な状態を経験したのは、まさに未曾有のことでした。
私はそれほど年老いてはいませんが、それでも科学者であった私の叔父が、パリのフランス学士院で論文が読まれ、空気より重い物体が空を飛ぶことは絶対にできない旨の証明がなされた、ということを聞かせてくれたのを覚えています。空を飛ぶという話が出てはじめて、みなが気がかりになっていたこととて、この論文で安堵の胸をなでおろした人は数多くありました。
また私の父の農場に、はじめて自動車がやってきたときのことを思い出します。馬がかくれているにちがいないから、車のボンネットをあけて、インチキをばらせといってきかなかったのは、農場の小作人たちでした。
50年足らずの潜伏期を経て、現代科学は人間の生活を変貌させ、人間が夢想もしなかったような新しい要素をそのなかにもちこみはじめました。人間が意のままに駆使できる力は、もはや地上のそれ、人間の次元のそれではなく、宇宙を形づくっている力そのものでした。
地上のせいぜい華氏数百度の火力は、太陽に熱を与えている核反応の何千万度という超高熱にとってかわられました。人間生活で用いられていた「馬力」という概念は、光や音のスピードにとってかわられました。またそれまでの比較的低能率の武器の力は、原子の手にとってかわられました。港を掘り、山を動かすことができるだけではなく、全社会を瞬間に破壊しつくすことのできる原子の力にです。
ジョン・ブラットの計算によれば(「サイエンス」誌166ページ、通算1115ページ、1969年)、今世紀にいたり、われわれのコミュニケイションの速度は10の7乗、旅行の速度は10の2乗、データ処理の速度は10の6乗、エネルギー資源は10の3乗、兵器の力は10の6乗、疾病を制御する力はおおむね10の2乗、人口増加率は、10の3乗の割合で増大したといわれます。
いずれも数千年前とくらべてのことですが、これとても、ほんの糸口にしかすぎません。しかも無限の可能性を二つの方向に向かってもっています。一つは想像もできなかったような豊かさと尊厳とのうちに人間生活をつくりあげているという方向、いま一つは、名状しがたい悲惨のうちにぷっつりと終止符を打つ、という方向です。
われわれは、いまや宇宙的な世界に住んでいるわけですが、元来、この世界は人間のためにつくられた世界ではありません。ですから人間の存続は、どの程度の速さと徹底振りでこの新しい世界に順応していけるかにかかっています。つまり彼の考えとすべて再構築し、社会的、経済的、政治的な構造をつくりなおすことにかかっているのです。適応の速さと、破壊のための力との競争だともいえるでしょう。しかしいまのところは、明らかに遅れをとっているのです。
しかもわれわれはこの事態に、洞窟に住んでいた原始人と同じ頭脳で対処しなければなりません。頭脳というのは形成以来、たいして変わっていないのです。
われわれの考えかたや機構や方法も古ぼけたものなら、政治指導者も古ぼけています。彼らは昔の前科学時代に根をおろし、これらの難問を解決するために必要なのは、まやかしと食言のみであり、核兵器のストックをふやすことだと考えているような手あいです。しかも核兵器の貯蔵量といったら、地球上のすべての人間を三度も殺戮するだけの量に達しているのです。
また彼らは、単一の弾頭を複数弾頭に変え、新しいミサイル、対ミサイル用ミサイル、さらには対ミサイル用ミサイル用ミサイルなど、しょせんは死の道具にすぎないものに無慮何百何千億ドルの巨費を投じることが、唯一の問題解決策だと信じています。われわれはすでに、遠隔の地にある都市をただの一撃で破滅させることができます。にもかかわらず、われわれはますます多くのミサイルを、あるいは地上に、あるいは海中に配備し、いますぐにでも撃ち出せる状態においています。数の多少が戦闘の帰趨を決めた、古きよき時代の弾薬でもあるかのようにです。
このことがおそろしいまでに馬鹿げているのは、これらの爆弾が使えないという点にあります。あまりにも破壊力が大きすぎるからです。そんなものを発射したら最後、人間は集団自殺するよりほかにしかたがありません。
世界最強の軍事大国が、開発途上の小国をもてあつかいかねているのが現状です。その小国は、これらの強力な爆弾など一つももちあわせてはいません。にもかかわらず、相手の貴重な資源を枯渇させています。[引用註:ベトナムのことと思われます。]
自分の居間でスリッパばきのくつろいだ姿で、人間の仲間の一人が月に降り立つのを目のあたりにし、しかも彼らの話し声まで耳にすることができるのが今日の世界です。そして新しい指導者や方法を求めます。われわれがなんらの「新しい」考えかたを発想し、「新しい」指導者を生み出し、「新しい」方法を開発していないという事実は、われわれの行動が何万年か昔の人間の行動と異なっていないということによっても明らかで、われわれを気おちさせるに十分です。
長い間、人間の主たる関心は死後の生でした。ところが、死の以前にはたして生があるのかどうかについて問わねばならぬ時代をわれわれはいまはじめて迎えたのです。
[p16 ]

[引用ここまで]

なお、日本語版の「狂ったサル」には、第二部に続編ともいえる「未来とは何か」(What Next?)、第三部に1969年10月16日のNHKテレビ放送より収録された「私の歩んだ道 ― 戦争と科学」などがついており、中古の価格では破格値といえます。コレクター商品では12,600円というプレミアム付きになっているのは十分理解できます。

追記: 第1章6節「軍隊の生物学」を先に書き起こし、一般公開しました。自分が日本を救えると信じているらしい石破茂の前で朗読してやりたい箇所のひとつです。

2013年8月16日金曜日

ビタミンC:活性酸素除去用の電子を2つ持つ特別なスカベンジャー

被ばくといえばガンや白血病が思い出されますが、チェルノブイリの除染作業員の話などでも、むしろ脳が色んな形で侵されていくことが怖いことがわかります。
http://ameblo.jp/maimaikaimei/entry-11080073452.html

脳腫瘍や脳梗塞とはっきり診断されるとは限りません。おかしいと思ったときには、断固として正しい措置がとれるかどうかで、運命がわかれます。

チェルノブイリのあと、ウクライナで病気になる人が急増したのは5年後6年後。日本では2016年から2017年に目立ってくると予想されています。野菜や酵素、そしてビタミンCで、日頃から放射能や活性酸素を除去するにこしたことはありません。

ここで、体の酸化や抗酸化物質としてのビタミンCの役割をふりかえってみます。

体内の細胞が酸化によって損傷して、風邪をひいたり、疲労したり、老化したり、ガンになったり、放射線の被曝症状が起きたりしているときは、「活性酸素」によって、細胞の分子から電子が奪い取られているときですね。

皮をむいたリンゴで考えると、わかりやすいかもしれません。外気から守ってくれる皮をむいてしまうと、リンゴの実は空気中の酸素に晒され、徐々に茶色が広がって、不味くなっていきます。電子を奪われた分子は、どこかから電子をとってこようとするので、連鎖反応で細胞組織が次々損傷していくのです。

リンゴを塩水や酢に浸けてから取り出すと、抗酸化物質が電子を酸素に差し出して、守ってくれるので、しばらくの間は表面の白さが保たれます。

これが、抗酸化物質で細胞を守っている状態です。ちなみに、塩水やお酢のかわりに、アスコルビン酸(ビタミンC粉末)を表面に塗っても同じ効果があります。

でも、こまめに塩水に浸けてやらないと、抗酸化力は比較的短時間で落ちて、茶色く損傷を受けた細胞が広がりますね。活性酸素に電子を渡してしまうと、効果がなくなっていくからです。

いっそ、たっぷりの塩水に浸けたままにしておけば、皮に包まれていたときのように、かなり酸化が防げます。

大量のビタミンCを小分けにして体に頻繁に入れていくとき、細胞はこの状態に似ています。しかも、大量に摂っても害がなく、安全に抗酸化力を高い状態に維持できる物質は、今のところ他にみつかっていません。

なぜビタミンCがそれほど特殊なのかは、その分子構造に関係があります。

ビタミンC、即ちアスコルビン酸は、活性酸素に渡せる電子を2つも持っています。1つめの電子を手渡すと、「アスコルビン酸ラジカル」に変わります。ラジカルといってもほとんど無害で短命の物質です。電子を手渡すことによって、活性酸素は無害になります。

アスコルビン酸ラジカルがもう1つの電子を手渡すと、デヒドロアスコルビン酸に変わります。そして、デヒドロアスコルビン酸は、酵素などと反応して電子を渡されることによって、つまり還元されることによって、元のビタミンCに戻ることができます。

(デヒドロとは「脱水素」の意味ですが、原子番号1番の水素は陽子も電子も1個ずつしかないので、電子を差し出した後に、陽子が他の物質とくっつくと、水素原子が1つずつ減っていくわけです。つまり、C6H8O6だったアスコルビン酸が、C6H6O6のデヒドロアスコルビン酸になります。)



体内で一番豊富に存在する抗酸化物質はグルタチオンといいますが、グルタチオンとアスコルビン酸はとても相性がよく、お互い電子を活性酸素に提供しても、自身が消費されることなく、電子のリサイクルを含めた代謝を繰り返し体を健康に保ちます。
http://bit.ly/17BmJ7o

体内では迅速に大量のビタミンCを吸収することができますが、それと同時に腎臓ではビタミンCを血液から分離して尿へ排出します。

電子を渡して酸化したビタミンCは、リサイクル過程で電子を渡されるまで体内にいる必要はなく、次々入ってくる新しいビタミンCに道を譲って体外に出て行くことができます。

細胞が病んでいる時は酸化状態なので、活性酸素除去のための電子と修復のためのエネルギー供給を常時必要としています。絶え間なく電子を供給することで、ビタミンCは細胞のエネルギーを節約し、細胞を守り続けることができます。

皮をむいたリンゴを塩水に浸けっぱなしにしているように、細胞が必要とする間じゅうアスコルビン酸を浴びせるように摂りこめば、最適な状態で使われます。

健康な細胞には豊富なビタミンCが存在し、損傷を受けた細胞には酸化したアスコルビン酸である「アスコルビン酸ラジカル」や「デヒドロアスコルビン酸」の比率が高くなる事がマウスの実験でわかっています。(同様に、細胞に最も豊富に存在するグルタチオンも、損傷を受けると酸化した状態の比率が高くなります。)

他の抗酸化物質では、ビタミンCのように大量に摂れません。たとえば、コエンザイムQ10は無毒ですが、脂溶性のため体内に蓄積してしまい、細胞内への電子の流れが継続して必要なのに停まってしまうのです。

ビタミンEも脂溶性で、大きな高分子なので大量に摂っても流れが持続しません。セレンも抗酸化物質ですが、大量にとると毒性があります。

ビタミンCは小さな水溶性の分子で、毒性はほとんどなく、1日当たり最高で200グラムという大量摂取が可能で、その量に応じて電子を提供し続けられるのです。ビタミンCの大量摂取は、病気を治癒するだけでなく、健康なときでも体の酸化還元状態(Redox)を、より「還元」(Reducing)に近い状態に維持することができるとしています。

病気の治療のために使われるビタミンCの薬理効果のでる摂取量は、日常の健康維持のためにとる基礎的栄養素の量とは全く異なります。

たとえば合計8グラムのビタミンCを1日中細かくわけて摂取することは、病気の予防には十分かもしれません。でも、風邪の兆候がではじめたら、これほどの量でも全然足りません

ビタミンC基金(The Vitamin C Foundation)では、病状が出始めた段階での摂取では、20分おきに8グラムのビタミンCを、3~4時間継続して(腸が下痢にならず受け付ける限り)飲むこと、その後は、量を少し減らして4~6時間、同様に飲み、症状の再発を抑えることを推奨しています。

つまり、8グラムという大量であるはずの数字が、病気になったときには最低限の量として20分ごとにとるべき、ということなのです。

メガビタミンで多くの患者を治療してきたキャスカート博士は、様々な疾病で、下痢に到る前の腸の最大許容量の目安を提供していますが、軽い風邪に対する30g(30,000mg)から、ウィルス性肺炎に対する200g(20,000mg)以上まで様々です。それぞれの患者の個人差はありますが、腸のVC許容量は病気の重要度に比例します。

何度も書いていますが、風邪に1グラムのビタミンCが効かないというのは、全然足りていないからです。

ビタミンなどに頼らず健康回復したいのであれば、それは自由ですが、栄養補給で病気や老化から快復したいのであれば、その物質が機能する量をとらなければ意味がありません。量を減らしたいのであれば、効果が出て症状がある程度収まってきてからです。(完治するまでは、ビタミンC摂取量の増減によって快復が進展したり症状が戻ったりします。)

ビタミンCの点滴療法や高吸収のサプリは、保険が効かないので敬遠しがちです。(実際には保険を使って余計な薬物を飲むより長い目で見て安くつきますが。)でも、粉末アスコルビン酸の状態のビタミンCなどは、1kg(=1000g=1000,000mg)が送料込1,680円で入手できます。
http://amzn.to/16Npvq1

仮に平均3割ぐらいしか吸収できずに尿に排出してしまうとしても、1グラム(1,000mg)当たり2円かかりません。酢の物やサラダに使うと、一部はデンプンや脂質に絡まって腸まで届きやすくなるし、水に溶かしておいて、しょっちゅうチビチビ飲むと酸味が緩和できます。(^^)

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この記事は、この本の情報を元にしています。

Vitamin C: The Real Story:
The Remarkable and Controversial Healing Factor

2013年8月7日水曜日

ビタミンCを250g丸ごと飲んで、致命的感染症が治ってしまった?

大手マスコミはほとんど報道していませんが、首都圏や福島県などの放射能ホットスポット地では、いろんな病気の発症や、元気だった人の突然死などが、311以降ずっと増加しています。

(例:おやじが次々死んでいく怖すぎる現実)


ビタミンCの抗酸化力や被ばくを含む疾病予防の効力は少しだけ知られるようになってきましたが、ガンを含め、多くの深刻な病気で、時には経口摂取だけで克服している例が、実際には数多くあります。絶食強要されない限り、医療機関にかかっている時でも並行して実行できるので、ちょっと頭の隅に入れておくといいかもしれません。


アメリカで、ビタミンCにまつわるこんな話があります。

数年前の月曜日、日頃滅多に病気にかかったことのない男性が40度の熱を出しました。そこで、即座にビタミンCを10グラム(10,000mg)ずつ、1時間おきに飲み始めたそうです。

ビタミンCを本当に大量に摂りすぎたときの副作用は、お腹がゆるくなることで、病気の治癒に目に見えて効果が出るのは、その直前の摂取量(つまり、下痢になってから減らせばよい)ということを知っていたこの男性は、覚悟して飲み始めたのでした。

ところが、これほど大量に飲み続けたのに、初日は全くお通じに変化はありませんでした。

翌日は、1時間おきに飲むビタミンCを15グラムに増やしました。

こうして2日経っても体調がすぐれないので、ビンに250グラム入ったビタミンCを全部飲みました。(ビタミンCの性質にある程度知識がある人なので、経口摂取の場合は体内吸収率を高めるために、細かく分けて1日かけて飲んだと思われます。)

こんなに飲むなら点滴のほうが効率がいいのですが、近所に住む医者にはビタミンC点滴をできる人がおらず、また、病気のため点滴を受けられるところまで移動する余裕がありませんでした。

これだけ大量のビタミンCを飲んでも、一向に便が緩くならない、つまり血中で飽和状態にならないのでだんだんイライラしてきました。

その週の金曜日、この男性の友だちがやってきて、深刻な病気ではないことを確認するために、地元の病院へ連れていきました。病院はすぐには診断できないが入院はできることを告げましたが、男性はそれを辞退して家に帰り、再び大量のビタミンCを飲み続けました。

土曜の夜、大量の汗をかいて熱が下がってきました。男性は内科の医者のところに行き、そこですっかり健康であると診断されました。

実は、2週間前、この男性は保健所から緊急電話を受けていました。彼が滞在したホテルに泊まっていた客のうち3人が、似たような症状に罹っていたのです。3人はそれぞれ違う病院に行き、そして全員、数日後にレジオネラ感染症で亡くなったのです。

レジオネラ症は肺炎の一種で、レジオネラ菌に汚染された数滴の水から飛まつ感染することもあります。重症の場合、死亡率は10~30%。30~50%の患者は集中治療が必要です。

この男性の血液検査の結果、米国のレジオネラ症の権威である専門医は、彼が致命的なレジオネラ感染症であったことを認めました。専門医は、患者がこの状態で死ななかったことに驚いていました。

この医者は、ビタミンCが病気を治したのではないと付け加えたのですが、そう断言できる根拠はもちろんありません。

一方、健康を回復した男性は、これほどの大量のビタミンCを飲んでも一向に下痢をしなかったことに納得したわけです。そのときの症状では、飲んでも飲んでも全部、レジオネラ菌と体が闘うためにビタミンCが消費されていたと考えられます。

この話は、ビタミン療法の情報が豊富な「ドクター・ユアセルフ・ドットコム(http://doctoryourself.com/)」が過去に掲載していた記事で、登場した男性はウェブサイトの読者なのでした。


ビタミンCを治療に使っているドクターたちは、それぞれ数千人の患者をビタミンCの大量投与で治療してきており、ここに出てくる副作用(体が必要とする以上の摂取で下痢になる)ということも一致しており、それ以外の症状や後遺症の例は皆無ということでも一致しています。

これらの研究者らは当然ながら他の栄養素も試しているのですが、ビタミンCほどの治療効果が出る栄養素は他にみつかっていないそうです。

なお、健康な人が健康維持のために飲むビタミンCは、グラム単位が推奨されますが、病気の治癒の場合は、体重1キロ当たり350mg(50キロの人なら18グラム)を1日4回ぐらいに分けて飲むことが、メガビタミン医師のひとり、クレナー医師によって推奨されています。

個人差や症状による差があるので飽くまで風邪などの場合の目安です。上記の男性の症状では1日に250グラム飲んでも多過ぎではなかったわけです。

ビタミンCの治療効果を認めない医師同様、ビタミンC療法を長年行ってきている医師たちも、1日1グラムのビタミンCではカゼには効かないということで一致しています。違いは、前者は多くても3グラムぐらいしか使わないのですが、後者はそんな少ない量では効果が出ない、として重い症状では1日、あるいは1回あたり50~200グラムを目安としていることです。

単なる健康維持ではなく、病気の治療効果が出ている臨床データは豊富に存在し、そこには数グラムを使っただけというケースはほぼ皆無なのですが、アンチ・ビタミンC論者は必ずといっていいほど、一桁グラムだけで治験結果を発表し、ビタミンC無効説を唱えるのです。

たとえば、アインシュタインと並ぶ大物科学者であり、ノーベル賞受賞者であるライナス・ポーリングの研究結果を批判しようとするときでも、このパターンなのです。ふつう、科学的に論文をぶつけあうとき、こんな不可思議なことは起こりません。医薬利権の力が働いていると考えられています。


Dr A. Saul (ソール博士)は、この本の共著者です。


Vitamin C: The Real Story:
The Remarkable and Controversial Healing Factor
by Steve Hickey, PhD, and Andrew W. Saul, PhD



2013年4月3日水曜日

時速130キロ正面衝突の大怪我から生還したストーン博士 - ビタミンCの底力

2月の記事、「コラーゲンをつくるにもビタミンCが要る」に関連するエピソードです。

点滴療法研究会の動画にも登場するDr スティーブ・ヒッキーの共著である、VITAMIN C: The Real Story(ビタミンC、本当の話)からの引用が中心です。(英語原文の抜粋メモはこちら⇒Re: Irwin Stone, PhD


ビタミンCの研究でポーリング博士に大きな影響を与えた重要な研究者のひとり、アーウィン・ストーン博士(1907-1984)にまつわるエピソードをご紹介します。

今ではビタミンCを食品保存料として使うことはありふれたことですが、この酸化防止方法は、工業科学者であったストーン博士が考案した技術でした。

これをきっかけに、博士はビタミンCに関する26の特許をとり、120の論文を書いています。そして、ビタミンCが商品として入手できるようになってからは、自分の食生活に積極的に取り入れるようになりました。研究するうちに、大量のビタミンCが体にとって非常に重要と確信するようになったためです。

ストーン博士はヒトが自分で体内合成できないビタミンCを遺伝的に必要としており、それを食事によって補う必要があると考えました。実際に体が必要とするビタミンCの量は、国が定めた1日の所要量の100倍以上だとしています。

これは、ビタミンCを体内合成できる他の哺乳動物がつくる量をもとにしており、この必要性を無視すれば命に関わることになると、何度も提言しています。

たとえば、乳幼児が眠っている間に突然呼吸が停止して死亡してしまう、乳幼児突然死症候群(SIDS)は、母親が妊娠中に十分なビタミンCを摂っていないことが原因で、潜在的な慢性壊血病にかかって生まれてくる、というオーストラリアの医師らの報告があります。

壊血病はビタミンC欠如のために、体中の細胞どうしの繋がりが弱くバラバラになって破壊されていく病気ですが、ビタミンB1不足が原因とされる脚気に似ています。歯茎の出血などで始まり体じゅうの皮膚、骨、血管などの細胞が壊れて苦しみながら死んでいく辛い病気です。

ストーン博士は、ビタミンC欠如が認識されないがために、毎年1万人以上の赤ん坊が、防げるはずのSIDSで死亡していると警告しているのですが、医学界は壊血病というのは過去の病であるとして、それを無視し続けました。

戦後、食料が豊富になりましたが、ストーン博士は、壊血病は一般に認識されるより実際には、はるかに広く罹患しており、ビタミンCを「微量栄養素」として扱うのは間違っていると考えていました。
ビタミンは、ミリグラム単位ではなく、グラム単位、それも1日2桁3桁のグラム数が必要と考え、ビタミンの大量摂取を表す「メガビタミン」という言葉を作りました。

微量でいいような誤解を招く「ビタミンC」という名称を嫌い、代わりに学名である「アスコルビン酸」(Ascorbic Acid, Ascorbate) という呼称を博士が好んだことはよく知られています。これはビタミンCの研究者が共有する思いでもありました。

ライナス・ポーリング博士は66歳の時に、ストーン博士に出会ったとき、発展を続ける科学を見届けるために、あと25年くらい長生きしたいと話したところ、ストーン博士は、「メガビタミンをとることで、達成できますよ」と言ったそうです。ポーリング博士は、その後、93歳まで元気で頭脳明晰のまま長生きしました。これもよく知られるエピソードです。

この毎日数十グラムを摂取する「メガビタミン」主義によって、ストーン博士はその後、友人や自分の命を救うことになります。

ある時、旅先でストーン博士夫妻が車での移動中、泥酔した女性ドライバーが時速130キロで正面から突っ込んできたため、車は大破、夫妻も通常なら搬送する間に死亡するほどの大怪我をして病院に運ばれました。

博士は右腕以外の四肢の関節を含む全身骨折で、大量に出血しており、ショックによって死亡する可能性が高い状態でした。が、5つもの大手術を連続して受けたにも関わらず、夫婦は3か月経たないうちに、3000kmの列車の旅で病院から自宅に戻ったのです。

ストーン博士は車のハンドルが食い込んだために喉が深く傷ついていて、医師は、もう二度と喋ることはできないだろうと告げたのですが、帰宅2ヶ月後には話せるようになったのでした。

入院中、意思表示ができるようになってすぐに、1日50~60グラムのビタミンCを求めたそうですが、それが快復を助けたことは否定できません。また、重症からの全身の治癒が早かったのは、何十年もの間、メガビタミンを摂ってきたためであるとしか考えられないと博士は言っています。

ビタミンCが疾病を治癒するだけでなく、体の細胞組織を強化する一例としては、「コラーゲンを作るにもビタミンCが要る」という拙ブログ記事をご参照ください。
⇒http://post-311.blogspot.jp/2013/02/blog-post.html)

1982年にストーン博士は、ビタミンC発見によるノーベル賞受賞者であるセント-ジェルジ博士に手紙を書いているのですが、その中で、末期ガン告知された友人の話が出てきます。

その友人は44歳で前立腺ガンと診断され、外科手術や放射線治療を受けたものの、骨盤に広く転移をしたために余命1年と告げられたのでした。1978年11月のことでした。

ストーン博士のアドバイスで、1979年からこの友人は1日80グラムのビタミンCを飲むようになり、医者が死を予告していた時期は過ぎても全く健康に問題はなく、毎日元気に過ごしているとのこと。

見た目は、末期ガン患者というより、アスリートのようだと書かれています。この頃、この元(?)ガン患者は1日のビタミンCの摂取量を最大150グラムまで上げていたようです。

この話は、ストーン博士が繰り返した「メガビタミンの必要性の認識は命に関わる」という提言を裏付けることにもなりました。

約100グラムとなると、栄養素というより、肉や魚の感覚ですよね。
メガビタミンの歴史でも、経口摂取でこれほどの量をとるというのは、珍しいです。アスコルビン酸は、そのままだとお酢程度の酸味があって、カプセルなどに詰めないと何十グラムも飲み切れません。

(ビタミンCは強酸だという人がいますが、それは間違いで、お酢程度であれば、胃酸がうまく消化できます。)

ストーン博士は熟知していたことですが、ビタミンCは水溶性なのでそのままの状態では簡単に排泄されてしまうこともあり、1日中頻繁に摂らないと効果が薄れてしまうのです。(だからこそ大量摂取しても安全なのですが。)

ポーリング博士は、ビタミンC粉末を詰めたカプセルを胸ポケットに入れていて、会話の途中でも頻繁に口にそれを放り込んでいたといいます。ストーン博士に倣ったのかもしれません。

栄養素はどれも大事ですが、良質タンパク質とビタミンCほど大量に必要で、不足しがちなものは他にないといいます。タンパク質なら体のどこに使われているかすぐ想像がつきますが、ビタミンCも微量ではすまないのです。

では、なぜビタミンCは、タンパク質並みに大量に必要なのか、これには、分子栄養学を確立した三石巌氏が、「カスケード理論」という説得力のある仮説を立てています。

ビタミンCは、骨や肉、血管などのコラーゲン生成に寄与したり、抗酸化作用で疾病を予防や治癒したりしますが、で全部3000くらいの働きがあると考えられています。
主に酵素が働く場合に使われます。

体のどこに優先されるかが、個々の遺伝子によって異なることを解き明かしているその「カスケード理論」を、次回はご紹介します。

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2013年2月25日月曜日

コラーゲンをつくるにもビタミンCが要る

NHKの長寿番組、「ためしてガッテン」ってすごいと思いませんか?お金を払って診てもらう医者でも教えてくれないような健康や人体に関する最新情報を、継続的にわかりやすい模型を使って説明してくれる。

しばしば、「これはガッテンチームが世界初で解明したんです!」というような実験結果も登場。NHKという放送局の信頼度と威信をバックに。(しばし、原発関連の御用報道は忘れましょう。)

体に悪さをするフリーラジカルなどの「活性酸素」や、それを退治する「抗酸化物質」、マクロファージという生物学用語なども可愛いキャラと共にしばしば登場。「免疫力アップ」という言葉も頻出していると思います。

なぜにテレビのお笑い(?)科学番組でこれだけのことをやっていて、一般人どころか、ときおり専門家さえ詳しく知らないことが出てくるんだ、と思ったことありませんか?

ガッテン隊が読んでないわけがない、ここが主たるソースだろう、と思えるのが、物理学者の三石巌氏が遺した「分子栄養学」です。分子栄養学は科学界の巨星、ライナス・ポーリング博士にもつながる分子生物学をベースにしており、DNAによる個人差まで考慮します。

心療内科に行く前に食事を変えなさい」などのベストセラー本を発行している医師らも、大抵、著書のどこかでポーリング博士の名を出しているので、日本で1960年代から数多くの著書を発行したり、講演会を行なってきた三石先生の影響を受けていないとは思えないのです。

今では、ほぼすべての疾病の原因が活性酸素による酸化ストレスであり、改善のためには抗酸化物質を摂ることが必要だとわかってきました。が、医大でそれを教わっていない医師が今でも多いし、栄養学や生物学は古典のほうもまず履修していないし、医者になってからは製薬業界の情報に頼るので、この最重要な栄養のことを飛ばして薬物処方・投与となってしまいます。根本治療にはならないし、病気にならない体づくりにもなりません。


 三石巌先生とライナス・ポーリング博士



私が三石先生を特に信頼するようになったのは、第一にポーリング博士にも認められる理論を確立されていること、そして、科学雑誌に記事を書いていた影響で、教え子の研究者や著名な研究者・医師らからも学ぶ機会が多く、科学全般において、95歳で亡くなるまで現役の研究者として自分や周りの人の健康を通じて自論を実証されてきたことなどが理由です。

三石先生の本には興味深いエピソードがたくさん出てくるのですが、ここではコラーゲンとビタミンCの関係について抜粋・編集してみます。

[「成人病は予防できる」p13~抜粋・要約・編集ここから]
東京都の狛江市にある東京多摩病院で院長の松家豊(まつかゆたか)博士(全国病院長会の副会長経験者)から、1984年の8月に発行された医学専門誌が、三石先生の家に送られてきたそうです。そこに、松家博士の論文がのっていて、三石巌の名前が出てきました。そこで、三石先生が松家博士に電話されたことから交流が生まれました。

松家博士が、気力体力の衰えを認めざるを得なくなっていたころのある日、気をとりなおして、新宿の紀伊国屋書店に足を運び、健康関係の本を片っ端から開かれたときに、三石先生の「ビタミンC健康法」に出会ったそうです。

博士がこの本に惹かれたのは、コラーゲンについて書かれているのをみたからですが、博士は結核専門の医学者でコラーゲンについて豊富な知識を持っていました。その知識を興奮させるものが三石先生の本にあったといいます。

コラーゲンはタンパク質の一種で、人体をつくるコラーゲンには5種類あります。その量を全部合わせると全タンパク質の3分の1になり、人体をつくる主要なタンパク質です。血管壁、骨、皮膚、腱、軟骨などに存在します。これらを煮るとゼラチンがとれますが、これはコラーゲンが形をかえたものなのです。

コラーゲンの分子は3本の細い糸を寄り合わせた形をしています。この3本の糸がうまく絡み合うためにはそれぞれが適当にコイル状にまがっていなければなりません。そして、ここにビタミンCがないと、その形がとれず、その結合組織が破れやすくなってしまうのです。

このビタミンCの役割を説明した三石先生の本をみて、松家博士ははじめてコラーゲンづくりにビタミンCが大きな役割をもつことを知ったのです。

博士は貪るように三石先生の本を読んでビタミンCの価値を知り、さっそくご自身でためされました。どこからともなく気力がでて「おれはまだおしまいではない」という気分がわいてきたそうです。

博士は「ビタミンC健康法」を40冊ほど買って、それを知友に送りましたが、礼状をよこしたのは素人ばかりで、医師は申し合わたようにうんともすんとも言ってこなかったそうです。博士はそれ以来、医師に対して厳しい見方をされています。

東京多摩病院では、博士はビタミンCをくわえました。医師には相談せずに調理に使ったのです。ビタミンCは学名を「アスコルビン酸」といい、すっぱい味なので、それを酢の物に混ぜるようになりました。

結果はみごとでした。まず「夜間譫妄」がほとんどなくなりました。人が寝静まったころに起きだして、どなったり壁を叩いたりしてまわる「寝ぼけ」のことですが、高齢者が多かった同病院ではこれが毎晩5、6例はあったそうです。それがビタミンCの投与をはじめてから1か月に1例ほどに減ったといいます。

また、床ずれが軽減してよくなった例も続出。入院患者がカゼをひいて、そのために死ぬ人が毎冬かならず何例かあったのに、ビタミンCの投与以来なくなったそうです。

松家博士はこのような経験を積み重ねて「日本医事新報」に報告しました。床ずれがよくなるまでの経過を記録したカラー写真も入れて。

夜間譫妄も床ずれも今日の医学ではどうにもならない症状だそうです。このことは、これらの症状に投与する薬が健康保険にない、ということを意味しているのでしょう。

松家博士は、健康保険制度は不勉強な臨床医をつくったといいますが、三石先生にもよくわかるとのこと。
[抜粋・要約・編集ここまで]

動けない患者の床ずれ防止のためには、今でも2時間おきぐらいに看護師や介護士が複数名やってきて、患者の体位交換しますが、皮膚組織のコラーゲンの結合を強くしなやかにするためにビタミンCを与える医師はほとんどいないのではないでしょうか。

ともあれ、物理学者ならではの発想でで立ち上げられた分子栄養学を、三石先生は著書や講演、対談などで素人にもできるだけわかりやすく解説しています。

絵図をまじえて栄養やDNAベースでみた人体についてとことん説明されていて、ワクワクします。これまでも、サプリの口コミ情報や自分の体験談を別ブログでも書いてきましたが、体内に入った物質が、DNAにどうはたらきかけるのかを論理的に説明できるものではないため、「個人差」の壁がありました。現代医学からの情報も多くが疫学という統計に頼っています。

三石理論では、メカニズムに言及するので、なぜ個人差があり、たとえば必要とされる栄養素の量、その個人差の度合い、つまり、人によってその差は数割なのか、数倍なのか、数十倍なのか、数百倍なのか、それはなぜなのか、なども考察されており、その根拠がでてきます。どうしても避けられない専門用語が高校の理科ぐらいは登場するため、固有名詞と数字が吹き飛んでしまうたびに読み返さなくてはいけませんが。

三石先生の研究を受け継いだ三石理論研究所(現所長は半田節子さん)や、分子栄養学に基づく健康栄養サプリを販売するメグビーのサイトは索引代わりに重宝するものの、サイト内検索ができない。そして、300冊も著書がある三石先生の情報をすべて網羅できない。ということで、自分用メモとして、記事にすると同時に、脳に叩き込んでいこうと思っています。


2012年7月27日金曜日

高濃度ビタミンCの点滴やサプリで放射能防護・治療 (書起こし) ③&④

動画付き記事はこちらσ震災直後からわかっていたビタミンC摂取による被曝の克服

(柳沢医師)
誰が先頭に立って、国民の健康を守らなければならないか。
これは、医者であるべきです
私たち医者は、国民の健康を守る…

【ここから動画3/4
ということで、医師免許証をもらっているわけです

私たちが勉強しているからもらったということではなく
これは国民の方々が自分たちの健康を守ってもらう
そのために私たちに医師という免許証、ライセンスをくれた
こう考えています。

残念ながら医師会も学会も、僕はそういうようにしているとは思えません。

そうしたところに1つの経験っていいますか、機会が来たわけです。
ある先生のもとに、福島原発で数週間働いていた方たちが来ると言うことを聞いて、でその先生と協力をして、16人の方の遺伝子検査をすることができました。

診たのは放射線によって血液中の遺伝子が壊れていないかどうか、
ガンに関連する遺伝子が変化していないかどうか、そういうことを見る検査でした。

驚いたことに5人の作業員の方に異常が出ていました。
すぐ、私たちはその5人の方にビタミンCの点滴を月に2回
そしてサプリメントとしてビタミンCや、セレンや、アルファ・リポ酸
マルチビタミンなどを飲んでいただきました。

0:01:46
(Dr Michie Iwata)
…線量と、損壊してDNAの異常が見られた方に改善する方も出てきたんですね。

0:01:57.840,0:02:08.819
(福島第一原発作業員の方)
会社からです。一回、福島の原発行って作業して帰ってきてからですよ。
会社の指示でここへ来たんです。この療養だけです。

それとビタミンCと、マルチビタミンを貰って飲んでるんですけど。2週間分とか、1か月分とか。

中性脂肪とか、コレステロールとか、そういうのが下がったんですね
あの血糖値とか、ヘモグロビンとかそういうの下がって、たぶん効果があるんじゃないかと。
だから、もっと当然だろうということになってほしいもんですね。

0:02:50
(柳沢医師)

2カ月後に全ての方たちが、ガンの遺伝子のリスク
というものが、正常に戻ってきたわけです

お一人の方が、戻るのが遅かったんですね。
その方は実は2ヶ月の間に再び、福島原発の方に作業に行かれました。
でも戻ってきて更に治療を続けたらば、今はすべての方が正常です。



(Dr Iwata)
ですから予防的効果はある。確信にきてます。数値からみて。

0:03:21
(柳沢医師)
この研究の意味するところは2つあります。

明らかに福島原発の作業員の方たち、
この人たちに放射線による遺伝子の異常、特にガンの
リスクが高くなっていることがはっきりしたわけです。

そして2つ目は、この異常値が出たとしても戻ってきて
ビタミンCを中心とする抗酸化サプリメントや栄養素、
そういう点滴によって、正常に戻るということがわかったわけです。

一度上がった変化したものが、もその先はダメである、ではなく
正常に戻るということがわかったんです。
私たちが提唱していたビタミンCや抗酸化サプリメントによる
被爆対策は原発の作業員に対して有効だったわけです。

0:04:16.199,0:04:24.939
(Dr Levy)
ビタミンCは、被ばくする前に摂取すると非常に効果があります
でも、十分な量を、正しい方法で、十分な期間摂るなら、
剥離した電子のバランスを復活させる他の栄養素や
サプリメントとの併用で、被曝している多くの人たちの病状悪化を防ぐことができ、既に悪化していても回復させられることがあります

0:05:00
(Dr Iwata)
幅広く調査をしてもらえれば、最もいい結果、確実な結果が出てそれを
みんなが知れば、やはりやるべきっていうこと…
で、やるべきで、国民がやりたいと言えば、
国がやはりそれをサポートしなくちゃいけないと思うんですけど。
やはり地元の若いお子さんですよね、
これから未来を担っていくようなお子さんは何か予防がないと

0:05:33
(柳沢医師)
あるニュースでこう言っていました。
小学生の話です。
その小学生は「どうせ僕はいつかガンになるんだから」
「将来私は結婚なんかできないのよね」
子どもたちにそういう事を言わせていいんだろうか。
これは私たちの責任である。
次世代の子どもたちが本当に健康に安心して暮らせるようにする、
これが私たちができなければこの日本はどうなるんだろう
と思ってるわけです

すべての人が、今、次の世代の人たちの事を考えて
子どもたちの事を考えて、いま行動を起こさなければならない
と思っています。

リポソーマル・ビタミンCという新しい製剤があります

このポイントはビタミンCをレシチンというリン脂質で
ナノカプセル化してくるんでいるものです。

リン脂質でくるんだビタミンCは、吸収率がほぼ80~100%と言われています。そのため1袋、1g飲むと、大体数gから8gのビタミンCを飲んだのと同じようになります。

0:07:01
(Mrs Cindy Nachman, CPA)

このビタミンCと他のサプリを併用する構想を摂り入れ
商品開発をしましたが、大きな利益を得ようとは考えていません。
経営を継続できるだけの少しの収益でいいのです。
このような商品を市場に投入する目的は、人類の救済に貢献することです。

0:07:32
(Dr Levy)
リポゾーム・カプセルと呼ばれる特殊なビタミンCもあります。
単純に、口から飲むタイプのビタミンCですが、
体内で摂取したのと同じで、点滴よりも効果的です。

0:07:47
(柳沢医師)
被曝というのは今は国内の問題と思われてるかもしれませんけれども、
実際にはこの放射線被曝の問題は今、世界中の広がっています。
海からも汚染が進んでいますし、大気からも汚染が進んでいる。
日本の国内だけの問題ではなくて。

これは今回の福島の原発事故によって、やはり被ばくの被害を被る国が出てくるだろう。それに対して私たちは黙ったままではいけない。
そしてこのばく対策が有効である事もはっきりしているので、
それを世界中の人たちに知らせておく。

これが今私たちのしなければならないことだと思っています

0:08:39
(ナレ)
7月3日、フランスのトリカスタン原発で爆発事故が発生したが、日本では全く報道されなかった。

0:08:49
さらに9月12日、フランスのマルクール原発で爆発事故が発生
1人死亡4人負傷。放射能漏れの恐れありと報道されたが、
やはり日本で大きく取り上げられることはなかった。

0:09:05
(Dr Downing)
福島の事故はグローバルな問題です。
事故の1週間後に既に地球規模でした

それまでに既に米国西海岸では、放射線量の上昇が計測されていました。更に当然ながら、中央アジアの放射線量が上昇。ジェット気流は世界中をまわりますから、まずアメリカに到着し、大西洋、欧州、そしてアジアに辿りつく。我々は皆、予期していたことです。

0:09:51
(Dr Hickey)
原子炉の問題が注目されてきました。今の原子炉は本当に原爆計画の遺産だから。現在の原子力発電所は、まさに原爆計画が商業化された一部なので、これは世界的な問題なのです。

0:10:20
たまたま不幸な事に日本で起こりましたが、
これはグローバルな問題です。気流のことだけではありません。
全世界がこの件全体に混乱を起こしているからです。心理的にも、全世界の人々が影響を受けています。テクノロジーも関係します。公衆衛生も含まれます。本当にグローバルな問題なのです

0:10:49
(Dr Carter)
日本で起きている問題は我々の問題です。少なくともこの問題に関しては。なぜなら他の場所でも起こる事だからです。
(それがどこかは)誰にもわからない。再び事故が起こるまでは。準備しておくのがいいと思います。

0:11:13
(ナレ)
柳沢医師は、台湾で開催された国際人間ドック学会で、ビタミンCが原発作業員の放射線障害を防いだ臨床データを発表。世界的な関心を呼んだ。

0:11:25
(柳沢医師)
私は発表自体を相当びっくりして受け止めた方が多かったようです。
なぜなら、そんなデータが出る筈がない。まして多分おそらく、間違いなく日本で初めての原発作業員の方のデータであり、遺伝子レベルて異常が出ている、かつ、それがビタミンCを含む抗酸化療法でよくなる、ここまで完結した内容だったからです。

0:11:57
(Dr David Liu)
素晴らしいプレゼンテーションで、大変印象的でした。
我々も協力するために最大限、尽力したいと思っています。

0:12:26
(Dr Downing)
柳沢医師の業績は本当に、何らかの受賞や名誉を授与して認識されるべきです。といっても、それが賢明なことだとは思いません(笑)。もっといいご褒美は、日本の人々が放射能から防護されることを見る事でしょう。

0:12:45
(Dr Schuitemaker)
柳沢医師はこの件ではイノベーターです
彼には熱心に耳を傾け、その言葉を世界に拡散する仲間が必要です。

0:13:02
(Dr Levy)
私に言える事は、すべての医者が柳沢医師と同じタイプであれば、
放射能災害による健康への影響に対処する際、全く問題はなくなるであろうことです。

0:13:25
(Dr Hickey)
柳沢医師のような人が例外であるという事が悲劇なのです。

0:13:33
(柳沢医師)
私たちがやることは正しい情報を国民に伝えることです。

0:13:41
(柳沢医師のプレゼン風景&ナレ)
柳沢医師は、一般の人々を対象に統合医学大使セミナーを開催。
正しい医療知識についての啓蒙活動も行っている。

0:13:51
(柳沢医師)
私たちが言っている、ビタミンCや抗酸化サプリメントを中心とする抗酸化栄養療法、これは今からでも間に合うわけです。そういうことを本当に正しく伝えるのにこの統合医学大使というのは、僕はすごくいい方法だと思っています。

統合医学大使が今は、3、400人の方がいらっしゃいます。これが伝わることによって、やはり国民から声を上げていく、あきらめる必要は全くないと思います。

0:14:25
(柴田氏)
特に私はビタミンCの点滴、あるいはビタミンCによる抗酸化物質を服用する。子供に対しては子供用のサプリを服用する、というふうなことは今最も効果的な方法ではなかろうか。

あまり心配をせずに毎日楽しく生活をし、将来に希望を持ちながら生きていく。そして笑っていただく。最後は自分の免疫力を高めて色んな病気を発症しないように自分で努力をする、ということはとても重要なことだと思いますね。

それプラス…

(動画4-4)
(柴田氏)
その医療、というふうな形であれば、必ずこの問題は乗り越えていくことができるだろう、というふうに思いますのでぜひやっていただきたいというふうに思いますね。

0:00:12
(柳沢医師)
国民をバカではない。みんなだんだん気づいています。
大切な私たちの健康。はたして原発に存在する意義があるのだろうか。

私が知る限り、我々の科学では、原子力エネルギーを正しく制御し、
災害を防ぐ科学的能力はありません。人々の安全を考えれば、原子力発電所は必要ないと思います。

0:00:55
(柴田氏)
個人的には、原発は必要だと思いません。原子力っていうのは核ですからね原子力発電所によって電力を供給するという考え方を、私は間違いだと思いますね最も高くて代償も大きくて危険なエネルギーであると。原発は要らない、というふうに思いますね

0:01:18
(柳沢医師)
今回の事故、そしてこれまでの原発が作られた経緯とか見れば見るほど、私は、原発は要らないと思う。本当にこの美しい地球に、原発は不要です。

今回、震災と、そして福島の原発でおきて、そのときに政府の色んな、こう情報を見て、たぶんみんな思ったと思うんです。国を信頼していると、国は自分を守ってくれるかどうか。

国は自分を守ってくれません。
自分を守るのは自分しかいない。
家族を守るのはあなたしか居ないということです。

いろんな新聞やニュースで、福島の女は嫁にいけないとか、いつかガンになるんだとか、そういう環境で暮らしている方たちを思うとすごく胸が痛みます。

国は何も指示はしていないし、もちろん汚染したものを食べないとか
汚染された地域に行かなければいいとか…。
でも既に内部被曝を起こしてる人たちがいるわけです。

私たちが言っているビタミンCや抗酸化サプリメントを中心とする抗酸化栄養療法、これは今からでも間に合うわけです。

今、現時点で考え得る最大の最善の予防法、治療法っていうのは、この栄養量法です。具体的にどうしたらいいかということを今提唱している、予防法・治療法を提唱している所はどこにもありません。私たち以外は。

ぜひこの栄養療法をすぐに実践していただきたい
そして行動を起こすことによってより安心になります


飲む点滴サプリ Lypo-Spheric vitaminC
リポスフェリック ビタミンC 30包 [海外直送品]



スピック社やクリニックから正規で購入すると、まとめ買いでも一箱(30袋)7000円ぐらいで、ちょっと高額ですが、元々米国のアマゾンでは一箱30ドルを割っているので、渡航する人に頼むと半額以下で済みます。

[2015年4月追記]
LivOn Laboratories社の正規輸入代理店であったスピック社では国産のリポソーム・ビタミンCサプリの販売に移行するにあたり、2015年6月消費期限のリポスフェリック・ビタミンCを在庫処分で割安販売しているところです。同社によると、それ以降のリポスフェリックVCは処方が変わり、日本国内では認可されていない防腐剤が使われるようになったとのこと。(パッケージが変わった頃かもしれません。)

 このブログのサイドバーでは、個人輸入の場合に、一番安くて早い米国のiHerbを推奨してきましたが、同じ頃に、LivOn Labs社はiHerb用にリポスフェリックと全く同じ処方でLypriCelビタミンCを卸すようになりました。ここ数ヵ月は処方の変化を気にされない限り、このLypriCelビタミンCが一番経済的だったのですが、ここへ来て、リポスフェリックVC(処方変更後)も送料込みでほとんど変わらない価格でアマゾンを通して海外直送販売されるようになっています。
 なお、2012年以降、ドル円の為替は1ドル80円台後半から1ドル120円台へと大きく変化していますが、リポスフェリックVCの米国内での1箱30包の価格は約30ドルでほとんど変化ありません。


高濃度ビタミンCの点滴やサプリで放射能防護・治療 (書起こし) ②

動画付き記事はこちらσ震災直後からわかっていたビタミンC摂取による被曝の克服

(Dr Levy)
悪性の酸化を起こします。

最も活発に成長している体内の細胞を、照射しながらこれは顕著にでます。特に子どもたちや妊娠中の女性に...(ここまで動画1/4)

(ここから動画2/4)
胎児や育ちざかりの赤ん坊…。



(Dr Stephen Hickey)
これから先、少なくとも何万という、もしかしたら、何十万かそれ以上の人々が将来ガンで死亡するでしょう。また、先天性欠損児が出るでしょう。
でもそのことは再び隠蔽されるでしょう。

(Dr Downing)
チェルノブイリは、福島より汚染経路が遥かに限られていました。
第一に、石棺と呼ばれるものを被せることに成功しました。
第二に、海のそばではなかったため、チェルノブイリからの放射能が世界中へ拡散するルートはひとつだけ。煙や蒸気となって、大気中に放出され、風によって運ばれました。それが実際に起こったことです。

福島の場合は、もっと簡単に放射能が拡散されました。海流によってです。

(ナレ)
食物連鎖による放射能の生体濃縮の危険性も危惧されている
生体濃縮とは特定の物質が生物の体内に蓄積され濃度を増す現象である。
その濃縮率は食物連鎖を経てより上位の種や個体ほど高くなり
ときには数千から数十万倍に達することもある。

人為的な廃棄物の中では微量であったものが、重要な影響を与える濃度にまで上昇するというものである

放射線の汚染により、様々な農作物の生産出荷が停止または制限する措置がとられた。


0:01:51.820,0:01:55.229
日本政府は、国民の健康を守る名目で食品の放射性セシウムの安全基準値を、100ベクレルから500ベクレルに引き上げた。

また、年間被ばく線量の上限を、1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げた。

0:02:08.179,0:02:12.910
(Mr. Steven Carter)
こんなことをする唯一の理由は、何も問題がなかったことにするためです

0:02:15.810,0:02:29.729
(Dr Downing)我々皆が晒されている放射能が上昇すること自体
間違いなく恐ろしい事ですが、安全基準の上限を引き上げることは、常軌を逸しています。

(柴田氏)
日本の法律では、年間1ミリシーベルトというふうに決まっているわけですね。学者も政府も100ミリシーベルトまで大丈夫であると、で、放射線被ばくをしても、人間の健康には影響がないということを言い続けていく。

日本は法治国家として1ミリシーベルトという値を、どういうふうに扱ってるんだろうかということをとても不思議に思いました。

(スライド&ナレ)
0:03:03.919,0:03:05.790

「人間と放射線」の著者、ジョン・W・ゴフマン氏によれば
20ミリシーベルトの放射線を受けた場合、
1万人のうち80人がガンで死亡
ゼロ歳児は大人の4倍の感受性があるため
1万人のうち320人がやがて致死性のガンを発症する

これを日本の人口に換算すると
約100万人がガンを発症し、死亡するということになる

(Dr Downing)
日本政府だけでなく、欧州でも米国でも同じことが起きてきました。
ほぼ同じ時期のことです。私が思うには、これはすべてロスチャイルドが我々を高線量被曝や毒素に慣らしてしまうための
なんらかのプロセスが同時進行し(笑)、同時に栄養量の標準を変更したり、オーガニック食品の含有基準を下げたりして、大企業の利益になるようにしているかのようで

0:04:20
(柴田氏)
食品に関していえば、すべての食品に対して、ベクレル数を表示すべきですね。高いベクレル数でも「私は買いたい」というなら買えばいい。要するに国民の判断に委ねると。政府の判断に委ねるんではなくて、情報の元に、国民の判断に委ねるという事に…。こういう日本の国民でなければならないと思いますね。

従って国民も正しい知識を吸収して正しい判断ができるという、こういう知識が必要になるんではなかろうか、というふうに、思ってやみませんね。

0:05:00
(柳沢医師)
はっきり言えるのは、誰も、あなた自身を守ってくれない
自分自身で自分の健康を責任を持って守らなければいけない
そのために行動するべきである、これが基本だと思います。

そして私たち医者が、正しい情報を国民に伝えていく。これは私たちの、
課せられた義務である。そうして、国民を健康にして、放射線被害から守るようにもっていかなきゃならない。

プレスリリースを出して、全然反応がなかった。そして悩んだときに、次に思い浮かべたのは、それだったらば、海外の方から発信をする方がいいだろうと。

そしてカナダのトロントに行ったときに、国際オーソモレキュラー学会、ここで私自身がでまず、被曝対策について、発表しました。で、ひとつひとつ、現状と、被曝の対策の具体的な方法、今、何をしなければならないか、
そして、学会に参加している医師たちの協力が必要であるということを訴えました。その反応は正直、自分の予想を超えるものでした。

0:06:38
(Dr Steven Carter)
素晴らしい発表でした。参加者は非常に感動しました。スタンディング・オベーションになったのです。皆、無意識のうちに立ち上がって。非常にインスピレーションを得られるプレゼンテーションだったのです。

0:06:56
(柳沢医師)
学会のほうは、日本の政府や、東京電力が動かないんだったらば、私たちが動こうっていうことで、学会の理事会で、それを日本の政府に私たちが提言しよう、ということで署名を集めてくれて、


そして今、現時点で考えられる一番の方法であるから、

それを、政府から国民に伝えて欲しいということを学会名で、日本の厚生労働大臣に書簡を送りました

0:07:38
(Dr Carter)
学会でのプレゼンテーションににとても感動した18か国の220名の代表者が即座に支援を結集し、日本に帰国した柳沢先生にメッセージを添えて、署名を送る必要があると合意しました。

(柳沢医師)
実はこの書簡の返信は、全くありませんでした。

0:08:06
(Dr Carter)
私は書簡のコピーをカナダのトロントを拠点とする日本人の医師会にも送りました。彼らは「非常に興味深い」と言いましたがもちろんそれは無視されました。

(Dr Schuitemaker)
私の考えですが、権力側というものは保守的な集団で、知識を独占し、組織内での議論にとどめ、新しい革新的な構想となると受入れるまでに40年かかる。多くの案件でそうなってきたことを示す歴史的データが存在します。

0:09:06
(柳沢医師)
私は、自衛隊のある隊員の方から聞きました
自衛隊は福島の原発の作業現場にいくときに、
ビタミンCを飲んでました。

それだけはっきりとした事実がありながら
そして論文のそうしたエビデンスがありながら、

なぜ、東京電力の作業員の方たちは
ビタミンCや抗酸化サプリメントを飲まないんだろうか
私は、政府にも東京電力にも情報は行ってると思います。

(柴田氏)
要するに、日本的な考え方は、被曝はしないんだと
健康には障害がないんだと言い続けるために
それに対する処方とか、対処方法を認めるわけにはいかないという、こういう国のスタンスではないかという気がして仕方がありませんね

0:10:02
(Dr Woods)
政府があのような(基準値の)変更を行なう時
医師として、私なら政府に説明して欲しい。
変更は新しい科学や新たな発見によるものなのか
単に人々を静かにさせたいのか
毒物を取込み続けているのに…。

新しい科学ということもあり得るでしょう。
ならばその「科学」を我々に見せるべきです。
単に基準値を変えるべきではありません。

0:10:34
(Dr Levy)
残念ながら、これは目新しい話ではありません
医師も、政治家も、政府も他のどんな職業でもそうですが
特に大きなカネを産む職業では
彼らは手にしている権力を手放したりはしません

なんであれ、彼らの収入を脅かすものは
無視されるか、抑圧されます。

0:11:03
(柴田氏)
私の祖母が、今から25年前、93歳で亡くしましたが
お前よく聞け、と
国はある時に国民を騙すよ、と
で、国民に嘘をつくよ、と
そして財産を没収するよ、と
最後には国民の命をとるよ
ということを教えて死んでいきました

これはちょうど、この前の戦争の時に、正にそういうことが起こったわけですね。
今また、67年めを迎えて、同じことが起きてるということを
感じざるをえないんですね

0:11:44
(柳沢医師)
私たちは、自分の健康、家族の健康
これを守るのに、人に言われてからだとか
国が言ってるからだとか、
そういうことを根拠に動くものではないと思います

自分の健康を守るには、自分が動かなければならない
家族の健康を人に預けてはいけない
誰に責任があるんですかっていった時
自分の体に責任を持てるのは、自分だけです
人にまかせるもんではない
今回の事は、本当に自分自身そう感じました

(ナレ)
0:12:30
国際オーソモレキュラー学会は、
雑誌「オーソ」に柳沢医師の特集を掲載
世界のドクターに情報を発信した。

0:12:40
(Dr Schuitemaker)
私は「オーソ」などの編集主幹として、
医療従事者らに発信しています
私自身も当然、この課題で主要記事を書くことにしました
柳沢医師ももちろん、データなど何でも提供し
意欲的に支援してくれました

0:12:59
(ナレ)
しかし日本ではドクターからもこの情報は伝えられなかった

0:13:03
(柴田氏)
たとえば日本医師会、これは政府の指導によって
成り立っているということから判断をすれば
表だって被曝に対することを提案するという立場にはないような気がしますので、そこらへんが大きな問題かなというふうに思いますね。

0:13:26
(Dr Downing)
医師は、法的義務と倫理的義務があります
基本的事実に精通しているべき義務です
蔓延しているインフルエンザに関して必要な治療法を知らないということは、不適任ということになりますよね
今の状況でも、同じことが当てはまると思います。
そして、抗酸化物質を使わない別の治療法があるならば
それについて聞いてみたいです。

0:14:13
(Dr Levy)
モラルのジレンマに陥る代わりに、収入は減るとしても、患者のためになる事を選ぶか、それとも最初から情報に触れないようにし、―多くの医師がそういう態度ですが― 聞きたくもないし、時間も無いと言い、この医学雑誌が書かない限り、
自分の学会で提唱されない限り、重要でもないし、聞きたくもない、というか…

0:14:48
(柳沢医師)
誰が先頭に立って、国民の健康を守らなければならないか。
これは、医者であるべきです。
私たち医者は、国民の健康を守る…
(ここから動画3/4)
ということで、医師免許証をもらっているわけです。



新装版 人間と放射線―医療用X線から原発まで―
ジョン・W・ゴフマン

高濃度ビタミンCの点滴やサプリで放射能防護・治療 (書起こし) ①


6月の記事、「震災直後からわかっていたビタミンC摂取による被曝の克服」の動画に、翻訳を兼ねて、音声が日本語の場合も含めて「日本語字幕」をつけました。聴力に障害を持つ方にもご覧頂くためです。

柳沢厚生先生や柴田乃丞氏ら日本人登場人物の他にも、この抗酸化栄養療法に賛同する医師ら(皆、原発不要を明言)の言葉も貴重だと思い、一部キャプチャを添えて、3投稿で書き起こしを掲載します。


[字幕文字起こしここから]
(ナレーション)
広島、長崎の原爆投下によって、日本は戦争による唯一の被爆国となった
そして日本は三たび大規模な放射線災害に襲われることとなった
2011年3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原発事故である

地震の翌日、3月12日に1号機、14日に3号機が爆発。
この事故で放出されたセシウムは、広島原爆の168.5倍にものぼり
現在も半径20km以内の立ち入りは制限されている

この事故により起こった、高濃度の放射能汚染は将来にわたって、
日本だけでなく世界の人々の健康に、大きな影を投げかけた



(Dr Gert Schuitemaker)
放射線に晒されたら、しかもそれが膨大な量だったら、
DNAに突然変異が起こり、少なくとも初期はそれが増加します

DNA内の遺伝物質の突然変異がリスク要因となり、
ある種のな病気を引き起こします
特に、白血病やガンなどがその例です。

(Dr Bradford Weeks)
政府の分析結果は、常に過小評価されていますが、
22万5千人が今回の事故で将来ガンになるといいます



(柳沢厚生医師)
これから先先天性の異常から始まって、心臓病、神経障害、胃腸疾患
癌だけではなくて、もっともっと大きな健康被害がでる可能性があるわけです
放射線被曝から、どうすれば健康を守れるのか
政府から有効な情報は、何も伝えられなかった

これから先先天性の異常から始まって、心臓病、神経障害、胃腸疾患
癌だけではなくて、もっともっと大きな健康被害がでる可能性があるわけです

放射線被曝から、どうすれば健康を守れるのか
政府から有効な情報は、何も伝えられなかった。


(住民)
いや、特にはやっぱり深くは聞いてはいけないので
どういう障害が起こるのか分からない状態ではありますね。

(放射能を)避けてろという事しか聞いていないんですよ。

いや、聞いてません。

何の知恵もありませんでしたし。


0:02:41(ナレ)
しかし、ある栄養素が放射能障害を強力に防ぐことがわかったのである

(Dr Damien Downing)
放射能に晒されたとき、事前に処置を受けていたら
特にビタミンCで、放射能から身を守れます

ビタミンC、他のサプリメントの投与、そして点滴によって
たとえ大量の放射線を浴びて、遺伝子に異常が出たとしても
再びそれがもとに、もどることができるということがわかったわけです。

0:03:16(ナレ&スライド表紙)
その栄養素とはビタミンCだった

ライナス・ポーリング博士からの贈り物
”ビタミンCは福島の被災者を放射線被害から
防護することが科学的に証明されています”


0:03:33.949,0:03:35.889
(柳沢医師)
原発事故が起きて、放射線、放射能があちこちに、汚染されていく
でもどうも政府の発表、東電のコメント、
いろんなそういう所をみていると
情報はみんな「心配ない」から始まっている
そんなわけはないというのはずっと思い続けていましたね

当時私たちは、どのようにして被爆から体を守るか、世界中の論文を探していました
そしたらば、3月20日の日、メールが届きました

これはイギリスに在住している科学者のスティーブ・ヒッキー先生からでした

彼は放射線に関する論文をリストにして、私に送ってくれました。
論文のリストの中に、この自衛隊の防衛医大の論文があったんです。


0:04:31(ナレ)
それは、震災のの1年前、2010年3月に日本放射線影響学会の
英文機関誌であるジャーナル・オブ・ラディエーション・リサーチ誌上に
防衛医科大と陸上自衛隊の医学研究者らが発表したものだった。

タイトルは
アスコルビン酸(ビタミンC)の前投与は、
マウスの大量放射線曝露による
致命的な胃腸症候群を防護する

実験ではマウスに14グレイの放射線を照射すると
致命的な胃腸症候群を起こし全例が死亡した

しかし、150mg/kgのビタミンCを経口で3日間与え
14グレイの放射線を照射したところ
2週間後で60%が生存
24日目で42%生存し
その後に死亡したマウスはいなかった

研究者らは、ビタミンCが活性酸素の生成を抑えることで
DNAの障害を防ぎ、急性放射線被ばくによる
胃腸粘膜障害を防げたと考察している

0:05:35.999,0:05:41.680
その論文の中で著者らはハッキリこう言っています
もし原発の事故やテロが起きて、汚染地域にいる住民や
その作業員を助けるために、派遣する時、そのレスキュー隊員は
事前にビタミンCを飲むべきである、と

飲むことによって自分たちが放射能汚染の被害を受けることを
防ぐことができる、とはっきり述べてるわけです

普通みなさんが考えると、放射線というのは殺人光線のように
直接からだの中に飛んできて細胞を傷つけるというように
考えてます

実はこれはまったく違います
直接遺伝子を攻撃するのはたった20%であります

じゃ、残りの80%は何かというと放射線というのは、
例えば体の中の、水の分子に当たるとそこで活性酸素を出します

この活性酸素が細胞膜や遺伝子を傷つける。
これが実は80パーセントです。


放射線の障害のほとんどを締めるのは活性酸素であって
これはビタミンCで中和する、消すことができる、ということです


(Dr Steve Hickey)
ビタミンCはおそらく、最も重要な単体の栄養素です
抗酸化物質なので、重要なのです


:07:08.71
(Dr Damien Downing)
酸化的損傷に対する防護というのは
金属が錆びる時や、油が黒ずむときと同じで...

0:07:23
(Dr Hickey)
ここで、放射能とフリーラジカル(活性酸素)による損傷について考えます
フリーラジカルの分子は、電子を切り離します
もし抗酸化物質がフリーラジカルに電子を渡せば、その損傷は起こりません。
十分なビタミンCの摂取で、体が損傷を受けて酸化した状態から、
抗酸化状態にもっていくことができるのです



0:07:57
(柳沢厚生医師)
ポイントは、人間のからだが持っている抗酸化能力を
最大に上げておくことなんですね。
私自身おすすめしてるのは、早く抗酸化能力を高めるという方法
これにはビタミンCの点滴をまず一回、受けられるといいと思います

0:08:16(ナレ)
ビタミンC点滴療法は、ビタミンCを点滴することで
発生する過酸化水素によって正常細胞には害を与えず、
がん細胞だけを殺す治療法として
世界で注目されている、先進医療の一つである

試験管内実験では一定の濃度ですべてのガンがほぼ死滅した



ビタミンCは強力な抗酸化力をもっているのである
様々な疾病へのビタミンCの有効性を唱えたのは
2つのノーベル賞を史上ただひとり、単独受賞した
ライナス・ポーリング博士である




0:08:51
(Dr Hickey)
低線量被曝では、1日最低8~10グラムのビタミンCを
複数回に分けて摂取することが必要です。

食事とは別に、2グラムを摂ることが必要でしょう。

0:09:06.270,0:09:08.010
(Dr Downing)
摂取しても12時間しか効果はもちませんが
もちろん被曝が続いている限りは(継続して)…

0:09:17.150,0:09:22.100
(柳沢医師)
癌治療におけるビタミンCや抗酸化サプリメントの量、
そして、若返りのための改善のための
アンチエイジングのためのサプリメントの量
それから今回の被爆に対しての防御方法、
それに使うサプリメントの量はすべて同じだったんです。
[書き起こし註: 柳沢厚生医師が設立した点滴療法研究会でも行っているガン治療では、点滴終了直後のビタミンC(アスコルビン酸)の血中濃度が350~400mg/dL以上になることを、抗がん作用が発生する目安としており、一般に50~100gのアスコルビン酸を精製水に入れて点滴投与します。]

理論的にも抗酸化能力を、体に最大に高めることが
実は最大の放射線、被曝、そして、ガンに対する
防御方法だったわけですね

放射線の、被ばく障害というものはビタミンCとか
抗酸化サプリメントとか、栄養素で
人間のからだを十分守ることができるんだ
という結論に達した時、
これはすぐに伝えなきゃいけない
で、まずしたのは、
一緒に考えてくれた海外の先生たちと一緒に
今回の、私たちが提唱するステートメントを作ったわけです


一番、ポイントになるのは、政府、東電、マスコミ、政治家、あらゆるルートで(情報伝達)しようということで、実は私たちは150以上のメディアに対して、記者クラブ、テレビ、ラジオ雑誌新聞、すべてのところに配布を一斉にしました

でも、電話は一本たりともかかってきませんでした。
その後の問い合わせも全くなかったです。

政府も東電もそしてメディアの方も、ほとんどが私たちの提案に対して、無視。

0:11:17
(柴田乃丞氏、スピック社会長)

構造的に利権の問題絡みだというふうに私は感じますね

政治家は政治献金があります。東電からですね。それから票がありますね。

マスコミは最大の広告主ですね。東電から広告料がなくなりますと
彼らは非常に困る状態にあるわけですから、あまり東電の悪口は言えない、と。

官僚は何かというと、天下り先が多く用意されておりますので。

一方、学者は何かというと、研究費、さらには就職先というふうなことを
東電に依存しておりますので、なかなか科学者も正しい事を言えない、
というふうな構造。

銀行は高利で東電に貸せますので、高利で貸しても、総括原価方式という形で、その金利は全部、国民の電気料に加算されて払うわけですから、銀行としたら東電は大得意先だ、というふうな構造になってますね

この利権によって国民の健康と財産、というふうなものよりもそちらの方を優先した…経済性というものを優先したと見るのが私は正しい見方だというふうに思います

0:12:39
(柳沢医師)
政府や公式なルート、メディアから得る情報は、偏っています。
日本に住む個々の人たち、そしてこの災害によって被曝する人は誰でも、選択肢はひとつしかありません。

自分自身と家族に対して責任をもって合理的な人間として行動することです。自分たち自身にとって実践可能で有益な対策をとることです。

(柳沢医師)
チェルノブイリの時に、ここの二十何年かの間に何が起きたかというと実は問題はガンだけではなかった。

放射線の内部被曝による心臓病、神経障害、精神疾患、胃腸疾患、実はあらゆる障害というものが報告されています。


0:13:34
(Dr Gert Schuitemaker)
ガンは活発に複製している細胞を襲います。当然、小さな子どもほど迅速に成長しています。ですから、成人より幼い子ほど放射能によって
ガンになりやすいのです。

妊娠中の女性にも同じことがいえます。胎内で胎児の成長がおきているため、放射能の影響を受けやすいのです。

0:14:05
(Dr Thomas Levy)

放射能が電子を剥離することによって、からだの他の部位でも同様に、活発に複製をくりかえしている細胞が、損傷を受けます。幼い子どもたちのからだは、甲状腺だけでなく、他の部分もも迅速に成長しているので、
単に放射能の悪影響を受けるだけでなく、呼吸や飲食で体にとりこんだ放射性物質による最初の被曝が他の遺伝物質を放射化し、
そこに留まることによって、悪性の酸化を起こします。

最も活発に成長している体内の細胞を、照射しながらこれは顕著にでます。特に子どもたちや妊娠中の女性に(育ちざかりの赤ん坊…)