大手マスコミはほとんど報道していませんが、首都圏や福島県などの放射能ホットスポット地では、いろんな病気の発症や、元気だった人の突然死などが、311以降ずっと増加しています。
ビタミンCの抗酸化力や被ばくを含む疾病予防の効力は少しだけ知られるようになってきましたが、ガンを含め、多くの深刻な病気で、時には経口摂取だけで克服している例が、実際には数多くあります。絶食強要されない限り、医療機関にかかっている時でも並行して実行できるので、ちょっと頭の隅に入れておくといいかもしれません。
アメリカで、ビタミンCにまつわるこんな話があります。
数年前の月曜日、日頃滅多に病気にかかったことのない男性が40度の熱を出しました。そこで、即座にビタミンCを10グラム(10,000mg)ずつ、1時間おきに飲み始めたそうです。
ビタミンCを本当に大量に摂りすぎたときの副作用は、お腹がゆるくなることで、病気の治癒に目に見えて効果が出るのは、その直前の摂取量(つまり、下痢になってから減らせばよい)ということを知っていたこの男性は、覚悟して飲み始めたのでした。
ところが、これほど大量に飲み続けたのに、初日は全くお通じに変化はありませんでした。
翌日は、1時間おきに飲むビタミンCを15グラムに増やしました。
こうして2日経っても体調がすぐれないので、ビンに250グラム入ったビタミンCを全部飲みました。(ビタミンCの性質にある程度知識がある人なので、経口摂取の場合は体内吸収率を高めるために、細かく分けて1日かけて飲んだと思われます。)
こんなに飲むなら点滴のほうが効率がいいのですが、近所に住む医者にはビタミンC点滴をできる人がおらず、また、病気のため点滴を受けられるところまで移動する余裕がありませんでした。
これだけ大量のビタミンCを飲んでも、一向に便が緩くならない、つまり血中で飽和状態にならないのでだんだんイライラしてきました。
その週の金曜日、この男性の友だちがやってきて、深刻な病気ではないことを確認するために、地元の病院へ連れていきました。病院はすぐには診断できないが入院はできることを告げましたが、男性はそれを辞退して家に帰り、再び大量のビタミンCを飲み続けました。
土曜の夜、大量の汗をかいて熱が下がってきました。男性は内科の医者のところに行き、そこですっかり健康であると診断されました。
実は、2週間前、この男性は保健所から緊急電話を受けていました。彼が滞在したホテルに泊まっていた客のうち3人が、似たような症状に罹っていたのです。3人はそれぞれ違う病院に行き、そして全員、数日後にレジオネラ感染症で亡くなったのです。
レジオネラ症は肺炎の一種で、レジオネラ菌に汚染された数滴の水から飛まつ感染することもあります。重症の場合、死亡率は10~30%。30~50%の患者は集中治療が必要です。
この男性の血液検査の結果、米国のレジオネラ症の権威である専門医は、彼が致命的なレジオネラ感染症であったことを認めました。専門医は、患者がこの状態で死ななかったことに驚いていました。
この医者は、ビタミンCが病気を治したのではないと付け加えたのですが、そう断言できる根拠はもちろんありません。
一方、健康を回復した男性は、これほどの大量のビタミンCを飲んでも一向に下痢をしなかったことに納得したわけです。そのときの症状では、飲んでも飲んでも全部、レジオネラ菌と体が闘うためにビタミンCが消費されていたと考えられます。
この話は、ビタミン療法の情報が豊富な「ドクター・ユアセルフ・ドットコム(http://doctoryourself.com/)」が過去に掲載していた記事で、登場した男性はウェブサイトの読者なのでした。
ビタミンCを治療に使っているドクターたちは、それぞれ数千人の患者をビタミンCの大量投与で治療してきており、ここに出てくる副作用(体が必要とする以上の摂取で下痢になる)ということも一致しており、それ以外の症状や後遺症の例は皆無ということでも一致しています。
これらの研究者らは当然ながら他の栄養素も試しているのですが、ビタミンCほどの治療効果が出る栄養素は他にみつかっていないそうです。
なお、健康な人が健康維持のために飲むビタミンCは、グラム単位が推奨されますが、病気の治癒の場合は、体重1キロ当たり350mg(50キロの人なら18グラム)を1日4回ぐらいに分けて飲むことが、メガビタミン医師のひとり、クレナー医師によって推奨されています。
個人差や症状による差があるので飽くまで風邪などの場合の目安です。上記の男性の症状では1日に250グラム飲んでも多過ぎではなかったわけです。
ビタミンCの治療効果を認めない医師同様、ビタミンC療法を長年行ってきている医師たちも、1日1グラムのビタミンCではカゼには効かないということで一致しています。違いは、前者は多くても3グラムぐらいしか使わないのですが、後者はそんな少ない量では効果が出ない、として重い症状では1日、あるいは1回あたり50~200グラムを目安としていることです。
単なる健康維持ではなく、病気の治療効果が出ている臨床データは豊富に存在し、そこには数グラムを使っただけというケースはほぼ皆無なのですが、アンチ・ビタミンC論者は必ずといっていいほど、一桁グラムだけで治験結果を発表し、ビタミンC無効説を唱えるのです。
たとえば、アインシュタインと並ぶ大物科学者であり、ノーベル賞受賞者であるライナス・ポーリングの研究結果を批判しようとするときでも、このパターンなのです。ふつう、科学的に論文をぶつけあうとき、こんな不可思議なことは起こりません。医薬利権の力が働いていると考えられています。
Dr A. Saul (ソール博士)は、この本の共著者です。
Vitamin C: The Real Story:
The Remarkable and Controversial Healing Factor
by Steve Hickey, PhD, and Andrew W. Saul, PhD
(例:おやじが次々死んでいく怖すぎる現実)
アメリカで、ビタミンCにまつわるこんな話があります。
数年前の月曜日、日頃滅多に病気にかかったことのない男性が40度の熱を出しました。そこで、即座にビタミンCを10グラム(10,000mg)ずつ、1時間おきに飲み始めたそうです。
ビタミンCを本当に大量に摂りすぎたときの副作用は、お腹がゆるくなることで、病気の治癒に目に見えて効果が出るのは、その直前の摂取量(つまり、下痢になってから減らせばよい)ということを知っていたこの男性は、覚悟して飲み始めたのでした。
ところが、これほど大量に飲み続けたのに、初日は全くお通じに変化はありませんでした。
翌日は、1時間おきに飲むビタミンCを15グラムに増やしました。
こうして2日経っても体調がすぐれないので、ビンに250グラム入ったビタミンCを全部飲みました。(ビタミンCの性質にある程度知識がある人なので、経口摂取の場合は体内吸収率を高めるために、細かく分けて1日かけて飲んだと思われます。)
こんなに飲むなら点滴のほうが効率がいいのですが、近所に住む医者にはビタミンC点滴をできる人がおらず、また、病気のため点滴を受けられるところまで移動する余裕がありませんでした。
これだけ大量のビタミンCを飲んでも、一向に便が緩くならない、つまり血中で飽和状態にならないのでだんだんイライラしてきました。
その週の金曜日、この男性の友だちがやってきて、深刻な病気ではないことを確認するために、地元の病院へ連れていきました。病院はすぐには診断できないが入院はできることを告げましたが、男性はそれを辞退して家に帰り、再び大量のビタミンCを飲み続けました。
土曜の夜、大量の汗をかいて熱が下がってきました。男性は内科の医者のところに行き、そこですっかり健康であると診断されました。
実は、2週間前、この男性は保健所から緊急電話を受けていました。彼が滞在したホテルに泊まっていた客のうち3人が、似たような症状に罹っていたのです。3人はそれぞれ違う病院に行き、そして全員、数日後にレジオネラ感染症で亡くなったのです。
レジオネラ症は肺炎の一種で、レジオネラ菌に汚染された数滴の水から飛まつ感染することもあります。重症の場合、死亡率は10~30%。30~50%の患者は集中治療が必要です。
この男性の血液検査の結果、米国のレジオネラ症の権威である専門医は、彼が致命的なレジオネラ感染症であったことを認めました。専門医は、患者がこの状態で死ななかったことに驚いていました。
この医者は、ビタミンCが病気を治したのではないと付け加えたのですが、そう断言できる根拠はもちろんありません。
一方、健康を回復した男性は、これほどの大量のビタミンCを飲んでも一向に下痢をしなかったことに納得したわけです。そのときの症状では、飲んでも飲んでも全部、レジオネラ菌と体が闘うためにビタミンCが消費されていたと考えられます。
この話は、ビタミン療法の情報が豊富な「ドクター・ユアセルフ・ドットコム(http://doctoryourself.com/)」が過去に掲載していた記事で、登場した男性はウェブサイトの読者なのでした。
ビタミンCを治療に使っているドクターたちは、それぞれ数千人の患者をビタミンCの大量投与で治療してきており、ここに出てくる副作用(体が必要とする以上の摂取で下痢になる)ということも一致しており、それ以外の症状や後遺症の例は皆無ということでも一致しています。
これらの研究者らは当然ながら他の栄養素も試しているのですが、ビタミンCほどの治療効果が出る栄養素は他にみつかっていないそうです。
なお、健康な人が健康維持のために飲むビタミンCは、グラム単位が推奨されますが、病気の治癒の場合は、体重1キロ当たり350mg(50キロの人なら18グラム)を1日4回ぐらいに分けて飲むことが、メガビタミン医師のひとり、クレナー医師によって推奨されています。
個人差や症状による差があるので飽くまで風邪などの場合の目安です。上記の男性の症状では1日に250グラム飲んでも多過ぎではなかったわけです。
ビタミンCの治療効果を認めない医師同様、ビタミンC療法を長年行ってきている医師たちも、1日1グラムのビタミンCではカゼには効かないということで一致しています。違いは、前者は多くても3グラムぐらいしか使わないのですが、後者はそんな少ない量では効果が出ない、として重い症状では1日、あるいは1回あたり50~200グラムを目安としていることです。
単なる健康維持ではなく、病気の治療効果が出ている臨床データは豊富に存在し、そこには数グラムを使っただけというケースはほぼ皆無なのですが、アンチ・ビタミンC論者は必ずといっていいほど、一桁グラムだけで治験結果を発表し、ビタミンC無効説を唱えるのです。
たとえば、アインシュタインと並ぶ大物科学者であり、ノーベル賞受賞者であるライナス・ポーリングの研究結果を批判しようとするときでも、このパターンなのです。ふつう、科学的に論文をぶつけあうとき、こんな不可思議なことは起こりません。医薬利権の力が働いていると考えられています。
Dr A. Saul (ソール博士)は、この本の共著者です。
Vitamin C: The Real Story:
The Remarkable and Controversial Healing Factor
by Steve Hickey, PhD, and Andrew W. Saul, PhD
素晴らしいですね
返信削除ふむふむ・・・。参考にしよっと♪
返信削除私は今年の春、最愛の伯母を癌で亡くした直後、高濃度ビタミンC点滴のことを知り、もっと早く知りたかったと残念でなりませんでした。そして、それから私はビタミンCを一日4000mgくらい飲んでます。二ヶ月くらい経って、いくつかの効果を実感しているので、この記事はすごく納得いきます。重症な病気には点滴じゃないとダメかと思ってましたが、経口でも治癒の可能性あり、というこの事実は希望につながりますね。この記事が読めて嬉しいです。
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