2015年10月5日月曜日

オーストラリアの先住民アボリジニからニホンジンへのメッセージ(兼井 浩さんのFacebookポスト)

2010年9月にアップされた動画で、これまでツイッターやFacebookでもシェアされてきたものです。川内原発の再稼働が強行された今、ふたたび大拡散されているので、ブログに埋め込むことにしました。

■原発が再稼働すれば 先住民の聖地を破壊し 文化や伝統を葬り彼らの暮らしまでが脅かされる。50億ドル(五千億円)という巨額のウラニウム鉱山開発の保証金を断り、未来の世代へ そのまま自然を残そうとした誇り高きアボリジニの男ジェフリー・リー...
Posted by 兼井 浩 on 2015年9月28日

Facebookポストの埋め込みがうまく開かないときのために、兼井さんの投稿コメントをコピペしておきます。(勝手に文字装飾もしておきますw)


■原発が再稼働すれば 先住民の聖地を破壊し 文化や伝統を葬り彼らの暮らしまでが脅かされる。 
50億ドル(五千億円)という巨額のウラニウム鉱山開発の保証金を断り、未来の世代へ そのまま自然を残そうとした誇り高きアボリジニの男ジェフリー・リーが問う。
「日本人は自然を大切にする民族ではないのか?」 
福島第一原発にウラニウム燃料を供給していたオーストラリアのウラニウム鉱山の映像、そしてその周辺で暮らす先住民族アボリジニからの切実なメッセージ。日本の電力消費、原子力発電の向こうで何が起きているのか。  
レンジャーウラニウム鉱山は、1970年代日本列島改造論を唱えた自民党の故田中角栄オーストラリア政府に働きかけ、アボリジニの人々やオーストラリア国内の世論を無視して1980年から無理矢理開発が始まったウラニウム鉱山です。 
90年代に入ると、鉱山会社(ERA)の開発は、さらにその北側にあるジャビルカウラ?ニウム鉱床の開発を画策しますが、イヴォンヌ・マルガルラさん始め、先住民族アボリジニの部族やウラニウム鉱山開発に反対する人々が集まり500人余りの逮捕者を出しながらも開発を阻止しました。(1998年ジャビルカウラニウム闘争) 
この動画に出てくるジェフリー・リーはレンジャーウラニウム鉱山の南側のウラニウム鉱床のエリアを先祖代々受け継いだたった一人のジョク族最後の男性です。彼には子供もなく、もし彼がいなくなってしまえばジョク族はこれで絶えてしまいますが、未来の世代がいつまでも平和に自然とともに暮らしていけるようにと、クーンガーラを世界遺産のカカドゥに登録して守ろうと、パリのユネスコ本部まで行き直談判しに行ったのです。 
カカドゥであまりに広大な地を掘り出して周辺を汚染してきたウラニウム鉱山は、その殆どが日本向けであったことと、先住民族アボリジニを苦しめて来たことを、そして今も汚染が続き苦しめていることを忘れてはなりません。 
イヴォンヌ・マルガルラさんのメッセージ(映像に出てきた福島第一原発で使われてたウラニウムが掘り出されたレンジャー鉱山を故郷としていたアボリジニの女性長老) 
https://www.youtube.com/watch?v=ODgJQKt8G4M
AS NEVER SEEN ON TV 映像より 
Posted by 兼井 浩 on 2015年9月28日



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