2012年5月5日土曜日

原発ゼロ目前の経産省前ハンスト - 鎌田慧・瀬戸内寂聴・澤地菊枝

5月5日午後11時泊原発3号機が運転停止する直前、5月3日に経産省前のテントのハンガーストライキに瀬戸内寂聴さんらが参加され、テレビ朝日、TBS、NHKの朝のニュースで報道されWeb上では広く知られるところとなりました。

テレビバージョンの動画より上にに敢えて載せたのは、独立系のWebメディアであるOurPlanetTVの録画。記者クラブ系ぶらさがり大手マスコミが黙殺する場所にも行って報道してくれる、我々が信頼を置くメディアのひとつ。 鎌田慧さんや澤地菊枝さんの声も伝えてくれます。そして寂聴さんの発言もテレビとは違う箇所。OurPlanetTVか切り取って3分46秒にまとめた映像にはテレビでは絶対に流さない事が沢山でてきます。


OurPlanetTVのWeb録画

鎌田さんがおっしゃる通り、(未だ推進派は再稼働のため悪あがきしてますが)1日も1基の原発がなくても問題が起こらないことが証明された、そしてこれは、世論がそこまで盛り上がったためであり脱原発派の勝利です。マスコミは5月5日当日も含め、しつこく虚偽の電力需給ひっ迫の報道を流し続け、原発ゼロを祝うイベントを黙殺し続けましたが、政府が目論んだ大飯原発3号4号の再稼働には至りませんでした。

また、戦時中に大本営発表を信じて日本が勝つと疑わなかった経験を持つ寂聴さんの細かい描写で、政府が一方的に流す情報を丸飲みすることの恐ろしさがわかります。

菊池さんは、テレビが絶対に触れない、そしてそれによって、国中で恐ろしい内部被曝が進行している土壌・海洋汚染による、汚染食品の流通について語ります。政府が基準値を上げたから出回っているけど、本当はもう食べられないものが増えた、という事実。数年経てばチェルノブイリ事故より悲惨な状況になるのに、1年ちょっとでは表に出ないので、政府行政お得意の先送り。当事者らは、発症する国民が増える頃には自分は既にこの世に居ないとタカを食っているのでしょうか。


こちらはツイッターやFacebookで広く拡散された動画。テレビで広く顔も知られる寂聴さんのみのフォーカスですが、テレ朝モーニングバードはよくここまで出してくれました。TBSもNHKも無視するわけにはいかなかったようですが、NHKの扱い方は非常に問題ありだと思います。

テレビ朝日・TBS・NHK

テレビはウケを狙わないといけないので、こういった編集になりますが、寂聴さんの「私が生きてきた90年でこんな悪い時代はなかった」「戦争中のほうがまだマシ」というのはインパクトありそう(と期待します)。

将来へのツケ、これから生まれてくる子どもたちに起こる悲劇は、チェルノブイリから今になって届く情報を得ていれば、そして当り前の想像力があれば解るはず。

尚、この5月3日の動画は、携帯族用にキャプチャ入りの記事もアメブロの記事で出しました。



2012年5月3日木曜日

【免疫力を高める基本野菜と、うちの定番野菜レシピ】- くみんちゅさんのまとめより

いつも食に関する有益情報を流して下さってるくみんちゅさんのツイートまとめ、
【免疫力を高める基本野菜と、うちの定番野菜レシピ】お気に入りに入れましたが、美味しそうな写真ごと欲しくなったので埋め込みます~(^q^)

他にも「kuminchuu」さんのまとめは捨てどころがないです~。やみつきになるかも。



2012年5月1日火曜日

チェルノブイリ原発事故 ワレリー・レガソフ回想録 Part 1-4

チェルノブイリ原発事故が起きた時の様子をまとめた、BBCのこの衝撃の動画。流れてきたときのツイートも重要なので、そのままコピーします。

@napaia33: 26年前ソ連で起きた恐ろしい出来事が、この日本で今… RT @Ani2525【必見】事故の隠蔽に協力させられていた科学者レガソフ。KGBによる暗殺と疑われ続ける自死後に公表された、真相の告発手記を元に構成されたBBCドキュメンタリーhttp://t.co/KYb4vYaf #原発

本当に、311以降の日本そのものを見ているようです。菅内閣にも、東京電力の福島第一原発からの情報は1日遅れ(先に米国へ直接報告)、当時のソビエト連邦のゴルバチョフ書記長にも1日半は何の連絡も来ず、知った後も政府は事故を隠蔽しようとしました。が、1000キロ以上離れたスウェーデンのフォルスマルク原子力発電所でチェルノブイリ由来の放射性核種が検出されて世界に知られるところとなりました。

チェルノブイリ原発事故 ワレリー・レガソフ回想録 Part 1/4


チェルノブイリ原発事故 ワレリー・レガソフ回想録 Part 2/4


レガソフ氏最後の言葉。「秘密主義は大惨事を引き起こす。」

まさに。

追いつめられた時に、まず事実を隠して自らの保身を優先する人はどのくらい居るのでしょう。人間誰しも弱さは持っているでしょうが、実際には幼少期の教育を含め、それまでの生き方で判断が違ってくるのではと思います。

原子炉の構造そのものに欠陥があることは、現場で働く人たちにも長期間伏せられたままでした。今回の福島第一のGeneral Electric製Mark I型BWRでも同じく長年欠陥が指摘されながら放置されてきました。世界の過半数の原子炉はGE製で、同じタイプのものも多いです。

どれほど完璧に設計したところで、大量殺人兵器用に開発された核兵器と同じ原理のものを発電用に使う。機械は壊れるものだし、人は間違いを犯す。なのに、このチェルノブイリですら、事故を起こした4号機以外は未だに稼働。近隣住民を被曝させながら。

チェルノブイリ事故は知れば知るほど拡散したい内容だらけですが、短いところと一節。
IAEAは1986年の分析では、操作員のオペミスを事故の主原因としていたが、1993年1月に、原子炉の設計仕様そのものに根本原因があると改訂した。
グローバルな原発推進団体であるIAEAがここでも隠蔽に関わっており、今回も福島第一に対する政府の「冷温停止による収束」宣言(メルトダウンの処理のメド立たず誰が見ても茶番)を肯定・歓迎しました。

生きている間にIAEAという組織が消滅するのをこの目で見たいものだと思います。

尚、フォールアウトの70%を国土の25~30%が被ったと言われる、一番の被害国のベラルーシの甲状腺癌患者の年齢層別の推移。赤い山形のチャートは、2002年に小児の発症が止まったことでこの甲状腺癌が1986年のチェルノ事故由来であると、医学者の間でコンセンサスがやっとできあがったといいます。

が、これは調査年ごとの年齢で調べているので、病気が治ったのではなく、0-14歳だった子どもが次々と15-18歳、そして19歳以上のグループに移っていったということであり、幼い時の被ばくの影響がいかに長期に発症を起こす要因となるかを表しています。


事故後の隣国ベラルーシ国内における人口10万人あたりの甲状腺患者数の変化
黄色:成人(19 - 34歳) 青色:青年(15 - 18歳) 赤色:小児(0 - 14歳)



先週24日、つまり26年たった今頃ですが、ウクライナではチェルノブイリ原発から半径約30キロ圏内、東京23区の1.6倍の土地を「永遠に立ち入りが制限される」区域として昇格(?)しました。(インターファクス通信)つまりこの汚染マップでは2番目に赤い「Permanent Control Zone」にこれまで該当せず「Periodic Control Zone」「Unnamed Zone」など管理レベルが低かった所で被害の過小評価が続いていたことを認めた内容ですね。

実際には風はその後、欧州全体を襲い、そして北半球に蔓延。ですが、この近隣のマップ、方向や距離からみて、福島の浜通りから中通りへ流れた汚染大気とその深刻さと酷似している気がします。



↓切り取って使える本です。


原発と放射能の問題を考える200の方法
~「脱原発ポスター展」作品集