2012年7月27日金曜日

高濃度ビタミンCの点滴やサプリで放射能防護・治療 (書起こし) ③&④

動画付き記事はこちらσ震災直後からわかっていたビタミンC摂取による被曝の克服

(柳沢医師)
誰が先頭に立って、国民の健康を守らなければならないか。
これは、医者であるべきです
私たち医者は、国民の健康を守る…

【ここから動画3/4
ということで、医師免許証をもらっているわけです

私たちが勉強しているからもらったということではなく
これは国民の方々が自分たちの健康を守ってもらう
そのために私たちに医師という免許証、ライセンスをくれた
こう考えています。

残念ながら医師会も学会も、僕はそういうようにしているとは思えません。

そうしたところに1つの経験っていいますか、機会が来たわけです。
ある先生のもとに、福島原発で数週間働いていた方たちが来ると言うことを聞いて、でその先生と協力をして、16人の方の遺伝子検査をすることができました。

診たのは放射線によって血液中の遺伝子が壊れていないかどうか、
ガンに関連する遺伝子が変化していないかどうか、そういうことを見る検査でした。

驚いたことに5人の作業員の方に異常が出ていました。
すぐ、私たちはその5人の方にビタミンCの点滴を月に2回
そしてサプリメントとしてビタミンCや、セレンや、アルファ・リポ酸
マルチビタミンなどを飲んでいただきました。

0:01:46
(Dr Michie Iwata)
…線量と、損壊してDNAの異常が見られた方に改善する方も出てきたんですね。

0:01:57.840,0:02:08.819
(福島第一原発作業員の方)
会社からです。一回、福島の原発行って作業して帰ってきてからですよ。
会社の指示でここへ来たんです。この療養だけです。

それとビタミンCと、マルチビタミンを貰って飲んでるんですけど。2週間分とか、1か月分とか。

中性脂肪とか、コレステロールとか、そういうのが下がったんですね
あの血糖値とか、ヘモグロビンとかそういうの下がって、たぶん効果があるんじゃないかと。
だから、もっと当然だろうということになってほしいもんですね。

0:02:50
(柳沢医師)

2カ月後に全ての方たちが、ガンの遺伝子のリスク
というものが、正常に戻ってきたわけです

お一人の方が、戻るのが遅かったんですね。
その方は実は2ヶ月の間に再び、福島原発の方に作業に行かれました。
でも戻ってきて更に治療を続けたらば、今はすべての方が正常です。



(Dr Iwata)
ですから予防的効果はある。確信にきてます。数値からみて。

0:03:21
(柳沢医師)
この研究の意味するところは2つあります。

明らかに福島原発の作業員の方たち、
この人たちに放射線による遺伝子の異常、特にガンの
リスクが高くなっていることがはっきりしたわけです。

そして2つ目は、この異常値が出たとしても戻ってきて
ビタミンCを中心とする抗酸化サプリメントや栄養素、
そういう点滴によって、正常に戻るということがわかったわけです。

一度上がった変化したものが、もその先はダメである、ではなく
正常に戻るということがわかったんです。
私たちが提唱していたビタミンCや抗酸化サプリメントによる
被爆対策は原発の作業員に対して有効だったわけです。

0:04:16.199,0:04:24.939
(Dr Levy)
ビタミンCは、被ばくする前に摂取すると非常に効果があります
でも、十分な量を、正しい方法で、十分な期間摂るなら、
剥離した電子のバランスを復活させる他の栄養素や
サプリメントとの併用で、被曝している多くの人たちの病状悪化を防ぐことができ、既に悪化していても回復させられることがあります

0:05:00
(Dr Iwata)
幅広く調査をしてもらえれば、最もいい結果、確実な結果が出てそれを
みんなが知れば、やはりやるべきっていうこと…
で、やるべきで、国民がやりたいと言えば、
国がやはりそれをサポートしなくちゃいけないと思うんですけど。
やはり地元の若いお子さんですよね、
これから未来を担っていくようなお子さんは何か予防がないと

0:05:33
(柳沢医師)
あるニュースでこう言っていました。
小学生の話です。
その小学生は「どうせ僕はいつかガンになるんだから」
「将来私は結婚なんかできないのよね」
子どもたちにそういう事を言わせていいんだろうか。
これは私たちの責任である。
次世代の子どもたちが本当に健康に安心して暮らせるようにする、
これが私たちができなければこの日本はどうなるんだろう
と思ってるわけです

すべての人が、今、次の世代の人たちの事を考えて
子どもたちの事を考えて、いま行動を起こさなければならない
と思っています。

リポソーマル・ビタミンCという新しい製剤があります

このポイントはビタミンCをレシチンというリン脂質で
ナノカプセル化してくるんでいるものです。

リン脂質でくるんだビタミンCは、吸収率がほぼ80~100%と言われています。そのため1袋、1g飲むと、大体数gから8gのビタミンCを飲んだのと同じようになります。

0:07:01
(Mrs Cindy Nachman, CPA)

このビタミンCと他のサプリを併用する構想を摂り入れ
商品開発をしましたが、大きな利益を得ようとは考えていません。
経営を継続できるだけの少しの収益でいいのです。
このような商品を市場に投入する目的は、人類の救済に貢献することです。

0:07:32
(Dr Levy)
リポゾーム・カプセルと呼ばれる特殊なビタミンCもあります。
単純に、口から飲むタイプのビタミンCですが、
体内で摂取したのと同じで、点滴よりも効果的です。

0:07:47
(柳沢医師)
被曝というのは今は国内の問題と思われてるかもしれませんけれども、
実際にはこの放射線被曝の問題は今、世界中の広がっています。
海からも汚染が進んでいますし、大気からも汚染が進んでいる。
日本の国内だけの問題ではなくて。

これは今回の福島の原発事故によって、やはり被ばくの被害を被る国が出てくるだろう。それに対して私たちは黙ったままではいけない。
そしてこのばく対策が有効である事もはっきりしているので、
それを世界中の人たちに知らせておく。

これが今私たちのしなければならないことだと思っています

0:08:39
(ナレ)
7月3日、フランスのトリカスタン原発で爆発事故が発生したが、日本では全く報道されなかった。

0:08:49
さらに9月12日、フランスのマルクール原発で爆発事故が発生
1人死亡4人負傷。放射能漏れの恐れありと報道されたが、
やはり日本で大きく取り上げられることはなかった。

0:09:05
(Dr Downing)
福島の事故はグローバルな問題です。
事故の1週間後に既に地球規模でした

それまでに既に米国西海岸では、放射線量の上昇が計測されていました。更に当然ながら、中央アジアの放射線量が上昇。ジェット気流は世界中をまわりますから、まずアメリカに到着し、大西洋、欧州、そしてアジアに辿りつく。我々は皆、予期していたことです。

0:09:51
(Dr Hickey)
原子炉の問題が注目されてきました。今の原子炉は本当に原爆計画の遺産だから。現在の原子力発電所は、まさに原爆計画が商業化された一部なので、これは世界的な問題なのです。

0:10:20
たまたま不幸な事に日本で起こりましたが、
これはグローバルな問題です。気流のことだけではありません。
全世界がこの件全体に混乱を起こしているからです。心理的にも、全世界の人々が影響を受けています。テクノロジーも関係します。公衆衛生も含まれます。本当にグローバルな問題なのです

0:10:49
(Dr Carter)
日本で起きている問題は我々の問題です。少なくともこの問題に関しては。なぜなら他の場所でも起こる事だからです。
(それがどこかは)誰にもわからない。再び事故が起こるまでは。準備しておくのがいいと思います。

0:11:13
(ナレ)
柳沢医師は、台湾で開催された国際人間ドック学会で、ビタミンCが原発作業員の放射線障害を防いだ臨床データを発表。世界的な関心を呼んだ。

0:11:25
(柳沢医師)
私は発表自体を相当びっくりして受け止めた方が多かったようです。
なぜなら、そんなデータが出る筈がない。まして多分おそらく、間違いなく日本で初めての原発作業員の方のデータであり、遺伝子レベルて異常が出ている、かつ、それがビタミンCを含む抗酸化療法でよくなる、ここまで完結した内容だったからです。

0:11:57
(Dr David Liu)
素晴らしいプレゼンテーションで、大変印象的でした。
我々も協力するために最大限、尽力したいと思っています。

0:12:26
(Dr Downing)
柳沢医師の業績は本当に、何らかの受賞や名誉を授与して認識されるべきです。といっても、それが賢明なことだとは思いません(笑)。もっといいご褒美は、日本の人々が放射能から防護されることを見る事でしょう。

0:12:45
(Dr Schuitemaker)
柳沢医師はこの件ではイノベーターです
彼には熱心に耳を傾け、その言葉を世界に拡散する仲間が必要です。

0:13:02
(Dr Levy)
私に言える事は、すべての医者が柳沢医師と同じタイプであれば、
放射能災害による健康への影響に対処する際、全く問題はなくなるであろうことです。

0:13:25
(Dr Hickey)
柳沢医師のような人が例外であるという事が悲劇なのです。

0:13:33
(柳沢医師)
私たちがやることは正しい情報を国民に伝えることです。

0:13:41
(柳沢医師のプレゼン風景&ナレ)
柳沢医師は、一般の人々を対象に統合医学大使セミナーを開催。
正しい医療知識についての啓蒙活動も行っている。

0:13:51
(柳沢医師)
私たちが言っている、ビタミンCや抗酸化サプリメントを中心とする抗酸化栄養療法、これは今からでも間に合うわけです。そういうことを本当に正しく伝えるのにこの統合医学大使というのは、僕はすごくいい方法だと思っています。

統合医学大使が今は、3、400人の方がいらっしゃいます。これが伝わることによって、やはり国民から声を上げていく、あきらめる必要は全くないと思います。

0:14:25
(柴田氏)
特に私はビタミンCの点滴、あるいはビタミンCによる抗酸化物質を服用する。子供に対しては子供用のサプリを服用する、というふうなことは今最も効果的な方法ではなかろうか。

あまり心配をせずに毎日楽しく生活をし、将来に希望を持ちながら生きていく。そして笑っていただく。最後は自分の免疫力を高めて色んな病気を発症しないように自分で努力をする、ということはとても重要なことだと思いますね。

それプラス…

(動画4-4)
(柴田氏)
その医療、というふうな形であれば、必ずこの問題は乗り越えていくことができるだろう、というふうに思いますのでぜひやっていただきたいというふうに思いますね。

0:00:12
(柳沢医師)
国民をバカではない。みんなだんだん気づいています。
大切な私たちの健康。はたして原発に存在する意義があるのだろうか。

私が知る限り、我々の科学では、原子力エネルギーを正しく制御し、
災害を防ぐ科学的能力はありません。人々の安全を考えれば、原子力発電所は必要ないと思います。

0:00:55
(柴田氏)
個人的には、原発は必要だと思いません。原子力っていうのは核ですからね原子力発電所によって電力を供給するという考え方を、私は間違いだと思いますね最も高くて代償も大きくて危険なエネルギーであると。原発は要らない、というふうに思いますね

0:01:18
(柳沢医師)
今回の事故、そしてこれまでの原発が作られた経緯とか見れば見るほど、私は、原発は要らないと思う。本当にこの美しい地球に、原発は不要です。

今回、震災と、そして福島の原発でおきて、そのときに政府の色んな、こう情報を見て、たぶんみんな思ったと思うんです。国を信頼していると、国は自分を守ってくれるかどうか。

国は自分を守ってくれません。
自分を守るのは自分しかいない。
家族を守るのはあなたしか居ないということです。

いろんな新聞やニュースで、福島の女は嫁にいけないとか、いつかガンになるんだとか、そういう環境で暮らしている方たちを思うとすごく胸が痛みます。

国は何も指示はしていないし、もちろん汚染したものを食べないとか
汚染された地域に行かなければいいとか…。
でも既に内部被曝を起こしてる人たちがいるわけです。

私たちが言っているビタミンCや抗酸化サプリメントを中心とする抗酸化栄養療法、これは今からでも間に合うわけです。

今、現時点で考え得る最大の最善の予防法、治療法っていうのは、この栄養量法です。具体的にどうしたらいいかということを今提唱している、予防法・治療法を提唱している所はどこにもありません。私たち以外は。

ぜひこの栄養療法をすぐに実践していただきたい
そして行動を起こすことによってより安心になります


飲む点滴サプリ Lypo-Spheric vitaminC
リポスフェリック ビタミンC 30包 [海外直送品]



スピック社やクリニックから正規で購入すると、まとめ買いでも一箱(30袋)7000円ぐらいで、ちょっと高額ですが、元々米国のアマゾンでは一箱30ドルを割っているので、渡航する人に頼むと半額以下で済みます。

[2015年4月追記]
LivOn Laboratories社の正規輸入代理店であったスピック社では国産のリポソーム・ビタミンCサプリの販売に移行するにあたり、2015年6月消費期限のリポスフェリック・ビタミンCを在庫処分で割安販売しているところです。同社によると、それ以降のリポスフェリックVCは処方が変わり、日本国内では認可されていない防腐剤が使われるようになったとのこと。(パッケージが変わった頃かもしれません。)

 このブログのサイドバーでは、個人輸入の場合に、一番安くて早い米国のiHerbを推奨してきましたが、同じ頃に、LivOn Labs社はiHerb用にリポスフェリックと全く同じ処方でLypriCelビタミンCを卸すようになりました。ここ数ヵ月は処方の変化を気にされない限り、このLypriCelビタミンCが一番経済的だったのですが、ここへ来て、リポスフェリックVC(処方変更後)も送料込みでほとんど変わらない価格でアマゾンを通して海外直送販売されるようになっています。
 なお、2012年以降、ドル円の為替は1ドル80円台後半から1ドル120円台へと大きく変化していますが、リポスフェリックVCの米国内での1箱30包の価格は約30ドルでほとんど変化ありません。


高濃度ビタミンCの点滴やサプリで放射能防護・治療 (書起こし) ②

動画付き記事はこちらσ震災直後からわかっていたビタミンC摂取による被曝の克服

(Dr Levy)
悪性の酸化を起こします。

最も活発に成長している体内の細胞を、照射しながらこれは顕著にでます。特に子どもたちや妊娠中の女性に...(ここまで動画1/4)

(ここから動画2/4)
胎児や育ちざかりの赤ん坊…。



(Dr Stephen Hickey)
これから先、少なくとも何万という、もしかしたら、何十万かそれ以上の人々が将来ガンで死亡するでしょう。また、先天性欠損児が出るでしょう。
でもそのことは再び隠蔽されるでしょう。

(Dr Downing)
チェルノブイリは、福島より汚染経路が遥かに限られていました。
第一に、石棺と呼ばれるものを被せることに成功しました。
第二に、海のそばではなかったため、チェルノブイリからの放射能が世界中へ拡散するルートはひとつだけ。煙や蒸気となって、大気中に放出され、風によって運ばれました。それが実際に起こったことです。

福島の場合は、もっと簡単に放射能が拡散されました。海流によってです。

(ナレ)
食物連鎖による放射能の生体濃縮の危険性も危惧されている
生体濃縮とは特定の物質が生物の体内に蓄積され濃度を増す現象である。
その濃縮率は食物連鎖を経てより上位の種や個体ほど高くなり
ときには数千から数十万倍に達することもある。

人為的な廃棄物の中では微量であったものが、重要な影響を与える濃度にまで上昇するというものである

放射線の汚染により、様々な農作物の生産出荷が停止または制限する措置がとられた。


0:01:51.820,0:01:55.229
日本政府は、国民の健康を守る名目で食品の放射性セシウムの安全基準値を、100ベクレルから500ベクレルに引き上げた。

また、年間被ばく線量の上限を、1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げた。

0:02:08.179,0:02:12.910
(Mr. Steven Carter)
こんなことをする唯一の理由は、何も問題がなかったことにするためです

0:02:15.810,0:02:29.729
(Dr Downing)我々皆が晒されている放射能が上昇すること自体
間違いなく恐ろしい事ですが、安全基準の上限を引き上げることは、常軌を逸しています。

(柴田氏)
日本の法律では、年間1ミリシーベルトというふうに決まっているわけですね。学者も政府も100ミリシーベルトまで大丈夫であると、で、放射線被ばくをしても、人間の健康には影響がないということを言い続けていく。

日本は法治国家として1ミリシーベルトという値を、どういうふうに扱ってるんだろうかということをとても不思議に思いました。

(スライド&ナレ)
0:03:03.919,0:03:05.790

「人間と放射線」の著者、ジョン・W・ゴフマン氏によれば
20ミリシーベルトの放射線を受けた場合、
1万人のうち80人がガンで死亡
ゼロ歳児は大人の4倍の感受性があるため
1万人のうち320人がやがて致死性のガンを発症する

これを日本の人口に換算すると
約100万人がガンを発症し、死亡するということになる

(Dr Downing)
日本政府だけでなく、欧州でも米国でも同じことが起きてきました。
ほぼ同じ時期のことです。私が思うには、これはすべてロスチャイルドが我々を高線量被曝や毒素に慣らしてしまうための
なんらかのプロセスが同時進行し(笑)、同時に栄養量の標準を変更したり、オーガニック食品の含有基準を下げたりして、大企業の利益になるようにしているかのようで

0:04:20
(柴田氏)
食品に関していえば、すべての食品に対して、ベクレル数を表示すべきですね。高いベクレル数でも「私は買いたい」というなら買えばいい。要するに国民の判断に委ねると。政府の判断に委ねるんではなくて、情報の元に、国民の判断に委ねるという事に…。こういう日本の国民でなければならないと思いますね。

従って国民も正しい知識を吸収して正しい判断ができるという、こういう知識が必要になるんではなかろうか、というふうに、思ってやみませんね。

0:05:00
(柳沢医師)
はっきり言えるのは、誰も、あなた自身を守ってくれない
自分自身で自分の健康を責任を持って守らなければいけない
そのために行動するべきである、これが基本だと思います。

そして私たち医者が、正しい情報を国民に伝えていく。これは私たちの、
課せられた義務である。そうして、国民を健康にして、放射線被害から守るようにもっていかなきゃならない。

プレスリリースを出して、全然反応がなかった。そして悩んだときに、次に思い浮かべたのは、それだったらば、海外の方から発信をする方がいいだろうと。

そしてカナダのトロントに行ったときに、国際オーソモレキュラー学会、ここで私自身がでまず、被曝対策について、発表しました。で、ひとつひとつ、現状と、被曝の対策の具体的な方法、今、何をしなければならないか、
そして、学会に参加している医師たちの協力が必要であるということを訴えました。その反応は正直、自分の予想を超えるものでした。

0:06:38
(Dr Steven Carter)
素晴らしい発表でした。参加者は非常に感動しました。スタンディング・オベーションになったのです。皆、無意識のうちに立ち上がって。非常にインスピレーションを得られるプレゼンテーションだったのです。

0:06:56
(柳沢医師)
学会のほうは、日本の政府や、東京電力が動かないんだったらば、私たちが動こうっていうことで、学会の理事会で、それを日本の政府に私たちが提言しよう、ということで署名を集めてくれて、


そして今、現時点で考えられる一番の方法であるから、

それを、政府から国民に伝えて欲しいということを学会名で、日本の厚生労働大臣に書簡を送りました

0:07:38
(Dr Carter)
学会でのプレゼンテーションににとても感動した18か国の220名の代表者が即座に支援を結集し、日本に帰国した柳沢先生にメッセージを添えて、署名を送る必要があると合意しました。

(柳沢医師)
実はこの書簡の返信は、全くありませんでした。

0:08:06
(Dr Carter)
私は書簡のコピーをカナダのトロントを拠点とする日本人の医師会にも送りました。彼らは「非常に興味深い」と言いましたがもちろんそれは無視されました。

(Dr Schuitemaker)
私の考えですが、権力側というものは保守的な集団で、知識を独占し、組織内での議論にとどめ、新しい革新的な構想となると受入れるまでに40年かかる。多くの案件でそうなってきたことを示す歴史的データが存在します。

0:09:06
(柳沢医師)
私は、自衛隊のある隊員の方から聞きました
自衛隊は福島の原発の作業現場にいくときに、
ビタミンCを飲んでました。

それだけはっきりとした事実がありながら
そして論文のそうしたエビデンスがありながら、

なぜ、東京電力の作業員の方たちは
ビタミンCや抗酸化サプリメントを飲まないんだろうか
私は、政府にも東京電力にも情報は行ってると思います。

(柴田氏)
要するに、日本的な考え方は、被曝はしないんだと
健康には障害がないんだと言い続けるために
それに対する処方とか、対処方法を認めるわけにはいかないという、こういう国のスタンスではないかという気がして仕方がありませんね

0:10:02
(Dr Woods)
政府があのような(基準値の)変更を行なう時
医師として、私なら政府に説明して欲しい。
変更は新しい科学や新たな発見によるものなのか
単に人々を静かにさせたいのか
毒物を取込み続けているのに…。

新しい科学ということもあり得るでしょう。
ならばその「科学」を我々に見せるべきです。
単に基準値を変えるべきではありません。

0:10:34
(Dr Levy)
残念ながら、これは目新しい話ではありません
医師も、政治家も、政府も他のどんな職業でもそうですが
特に大きなカネを産む職業では
彼らは手にしている権力を手放したりはしません

なんであれ、彼らの収入を脅かすものは
無視されるか、抑圧されます。

0:11:03
(柴田氏)
私の祖母が、今から25年前、93歳で亡くしましたが
お前よく聞け、と
国はある時に国民を騙すよ、と
で、国民に嘘をつくよ、と
そして財産を没収するよ、と
最後には国民の命をとるよ
ということを教えて死んでいきました

これはちょうど、この前の戦争の時に、正にそういうことが起こったわけですね。
今また、67年めを迎えて、同じことが起きてるということを
感じざるをえないんですね

0:11:44
(柳沢医師)
私たちは、自分の健康、家族の健康
これを守るのに、人に言われてからだとか
国が言ってるからだとか、
そういうことを根拠に動くものではないと思います

自分の健康を守るには、自分が動かなければならない
家族の健康を人に預けてはいけない
誰に責任があるんですかっていった時
自分の体に責任を持てるのは、自分だけです
人にまかせるもんではない
今回の事は、本当に自分自身そう感じました

(ナレ)
0:12:30
国際オーソモレキュラー学会は、
雑誌「オーソ」に柳沢医師の特集を掲載
世界のドクターに情報を発信した。

0:12:40
(Dr Schuitemaker)
私は「オーソ」などの編集主幹として、
医療従事者らに発信しています
私自身も当然、この課題で主要記事を書くことにしました
柳沢医師ももちろん、データなど何でも提供し
意欲的に支援してくれました

0:12:59
(ナレ)
しかし日本ではドクターからもこの情報は伝えられなかった

0:13:03
(柴田氏)
たとえば日本医師会、これは政府の指導によって
成り立っているということから判断をすれば
表だって被曝に対することを提案するという立場にはないような気がしますので、そこらへんが大きな問題かなというふうに思いますね。

0:13:26
(Dr Downing)
医師は、法的義務と倫理的義務があります
基本的事実に精通しているべき義務です
蔓延しているインフルエンザに関して必要な治療法を知らないということは、不適任ということになりますよね
今の状況でも、同じことが当てはまると思います。
そして、抗酸化物質を使わない別の治療法があるならば
それについて聞いてみたいです。

0:14:13
(Dr Levy)
モラルのジレンマに陥る代わりに、収入は減るとしても、患者のためになる事を選ぶか、それとも最初から情報に触れないようにし、―多くの医師がそういう態度ですが― 聞きたくもないし、時間も無いと言い、この医学雑誌が書かない限り、
自分の学会で提唱されない限り、重要でもないし、聞きたくもない、というか…

0:14:48
(柳沢医師)
誰が先頭に立って、国民の健康を守らなければならないか。
これは、医者であるべきです。
私たち医者は、国民の健康を守る…
(ここから動画3/4)
ということで、医師免許証をもらっているわけです。



新装版 人間と放射線―医療用X線から原発まで―
ジョン・W・ゴフマン

高濃度ビタミンCの点滴やサプリで放射能防護・治療 (書起こし) ①


6月の記事、「震災直後からわかっていたビタミンC摂取による被曝の克服」の動画に、翻訳を兼ねて、音声が日本語の場合も含めて「日本語字幕」をつけました。聴力に障害を持つ方にもご覧頂くためです。

柳沢厚生先生や柴田乃丞氏ら日本人登場人物の他にも、この抗酸化栄養療法に賛同する医師ら(皆、原発不要を明言)の言葉も貴重だと思い、一部キャプチャを添えて、3投稿で書き起こしを掲載します。


[字幕文字起こしここから]
(ナレーション)
広島、長崎の原爆投下によって、日本は戦争による唯一の被爆国となった
そして日本は三たび大規模な放射線災害に襲われることとなった
2011年3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原発事故である

地震の翌日、3月12日に1号機、14日に3号機が爆発。
この事故で放出されたセシウムは、広島原爆の168.5倍にものぼり
現在も半径20km以内の立ち入りは制限されている

この事故により起こった、高濃度の放射能汚染は将来にわたって、
日本だけでなく世界の人々の健康に、大きな影を投げかけた



(Dr Gert Schuitemaker)
放射線に晒されたら、しかもそれが膨大な量だったら、
DNAに突然変異が起こり、少なくとも初期はそれが増加します

DNA内の遺伝物質の突然変異がリスク要因となり、
ある種のな病気を引き起こします
特に、白血病やガンなどがその例です。

(Dr Bradford Weeks)
政府の分析結果は、常に過小評価されていますが、
22万5千人が今回の事故で将来ガンになるといいます



(柳沢厚生医師)
これから先先天性の異常から始まって、心臓病、神経障害、胃腸疾患
癌だけではなくて、もっともっと大きな健康被害がでる可能性があるわけです
放射線被曝から、どうすれば健康を守れるのか
政府から有効な情報は、何も伝えられなかった

これから先先天性の異常から始まって、心臓病、神経障害、胃腸疾患
癌だけではなくて、もっともっと大きな健康被害がでる可能性があるわけです

放射線被曝から、どうすれば健康を守れるのか
政府から有効な情報は、何も伝えられなかった。


(住民)
いや、特にはやっぱり深くは聞いてはいけないので
どういう障害が起こるのか分からない状態ではありますね。

(放射能を)避けてろという事しか聞いていないんですよ。

いや、聞いてません。

何の知恵もありませんでしたし。


0:02:41(ナレ)
しかし、ある栄養素が放射能障害を強力に防ぐことがわかったのである

(Dr Damien Downing)
放射能に晒されたとき、事前に処置を受けていたら
特にビタミンCで、放射能から身を守れます

ビタミンC、他のサプリメントの投与、そして点滴によって
たとえ大量の放射線を浴びて、遺伝子に異常が出たとしても
再びそれがもとに、もどることができるということがわかったわけです。

0:03:16(ナレ&スライド表紙)
その栄養素とはビタミンCだった

ライナス・ポーリング博士からの贈り物
”ビタミンCは福島の被災者を放射線被害から
防護することが科学的に証明されています”


0:03:33.949,0:03:35.889
(柳沢医師)
原発事故が起きて、放射線、放射能があちこちに、汚染されていく
でもどうも政府の発表、東電のコメント、
いろんなそういう所をみていると
情報はみんな「心配ない」から始まっている
そんなわけはないというのはずっと思い続けていましたね

当時私たちは、どのようにして被爆から体を守るか、世界中の論文を探していました
そしたらば、3月20日の日、メールが届きました

これはイギリスに在住している科学者のスティーブ・ヒッキー先生からでした

彼は放射線に関する論文をリストにして、私に送ってくれました。
論文のリストの中に、この自衛隊の防衛医大の論文があったんです。


0:04:31(ナレ)
それは、震災のの1年前、2010年3月に日本放射線影響学会の
英文機関誌であるジャーナル・オブ・ラディエーション・リサーチ誌上に
防衛医科大と陸上自衛隊の医学研究者らが発表したものだった。

タイトルは
アスコルビン酸(ビタミンC)の前投与は、
マウスの大量放射線曝露による
致命的な胃腸症候群を防護する

実験ではマウスに14グレイの放射線を照射すると
致命的な胃腸症候群を起こし全例が死亡した

しかし、150mg/kgのビタミンCを経口で3日間与え
14グレイの放射線を照射したところ
2週間後で60%が生存
24日目で42%生存し
その後に死亡したマウスはいなかった

研究者らは、ビタミンCが活性酸素の生成を抑えることで
DNAの障害を防ぎ、急性放射線被ばくによる
胃腸粘膜障害を防げたと考察している

0:05:35.999,0:05:41.680
その論文の中で著者らはハッキリこう言っています
もし原発の事故やテロが起きて、汚染地域にいる住民や
その作業員を助けるために、派遣する時、そのレスキュー隊員は
事前にビタミンCを飲むべきである、と

飲むことによって自分たちが放射能汚染の被害を受けることを
防ぐことができる、とはっきり述べてるわけです

普通みなさんが考えると、放射線というのは殺人光線のように
直接からだの中に飛んできて細胞を傷つけるというように
考えてます

実はこれはまったく違います
直接遺伝子を攻撃するのはたった20%であります

じゃ、残りの80%は何かというと放射線というのは、
例えば体の中の、水の分子に当たるとそこで活性酸素を出します

この活性酸素が細胞膜や遺伝子を傷つける。
これが実は80パーセントです。


放射線の障害のほとんどを締めるのは活性酸素であって
これはビタミンCで中和する、消すことができる、ということです


(Dr Steve Hickey)
ビタミンCはおそらく、最も重要な単体の栄養素です
抗酸化物質なので、重要なのです


:07:08.71
(Dr Damien Downing)
酸化的損傷に対する防護というのは
金属が錆びる時や、油が黒ずむときと同じで...

0:07:23
(Dr Hickey)
ここで、放射能とフリーラジカル(活性酸素)による損傷について考えます
フリーラジカルの分子は、電子を切り離します
もし抗酸化物質がフリーラジカルに電子を渡せば、その損傷は起こりません。
十分なビタミンCの摂取で、体が損傷を受けて酸化した状態から、
抗酸化状態にもっていくことができるのです



0:07:57
(柳沢厚生医師)
ポイントは、人間のからだが持っている抗酸化能力を
最大に上げておくことなんですね。
私自身おすすめしてるのは、早く抗酸化能力を高めるという方法
これにはビタミンCの点滴をまず一回、受けられるといいと思います

0:08:16(ナレ)
ビタミンC点滴療法は、ビタミンCを点滴することで
発生する過酸化水素によって正常細胞には害を与えず、
がん細胞だけを殺す治療法として
世界で注目されている、先進医療の一つである

試験管内実験では一定の濃度ですべてのガンがほぼ死滅した



ビタミンCは強力な抗酸化力をもっているのである
様々な疾病へのビタミンCの有効性を唱えたのは
2つのノーベル賞を史上ただひとり、単独受賞した
ライナス・ポーリング博士である




0:08:51
(Dr Hickey)
低線量被曝では、1日最低8~10グラムのビタミンCを
複数回に分けて摂取することが必要です。

食事とは別に、2グラムを摂ることが必要でしょう。

0:09:06.270,0:09:08.010
(Dr Downing)
摂取しても12時間しか効果はもちませんが
もちろん被曝が続いている限りは(継続して)…

0:09:17.150,0:09:22.100
(柳沢医師)
癌治療におけるビタミンCや抗酸化サプリメントの量、
そして、若返りのための改善のための
アンチエイジングのためのサプリメントの量
それから今回の被爆に対しての防御方法、
それに使うサプリメントの量はすべて同じだったんです。
[書き起こし註: 柳沢厚生医師が設立した点滴療法研究会でも行っているガン治療では、点滴終了直後のビタミンC(アスコルビン酸)の血中濃度が350~400mg/dL以上になることを、抗がん作用が発生する目安としており、一般に50~100gのアスコルビン酸を精製水に入れて点滴投与します。]

理論的にも抗酸化能力を、体に最大に高めることが
実は最大の放射線、被曝、そして、ガンに対する
防御方法だったわけですね

放射線の、被ばく障害というものはビタミンCとか
抗酸化サプリメントとか、栄養素で
人間のからだを十分守ることができるんだ
という結論に達した時、
これはすぐに伝えなきゃいけない
で、まずしたのは、
一緒に考えてくれた海外の先生たちと一緒に
今回の、私たちが提唱するステートメントを作ったわけです


一番、ポイントになるのは、政府、東電、マスコミ、政治家、あらゆるルートで(情報伝達)しようということで、実は私たちは150以上のメディアに対して、記者クラブ、テレビ、ラジオ雑誌新聞、すべてのところに配布を一斉にしました

でも、電話は一本たりともかかってきませんでした。
その後の問い合わせも全くなかったです。

政府も東電もそしてメディアの方も、ほとんどが私たちの提案に対して、無視。

0:11:17
(柴田乃丞氏、スピック社会長)

構造的に利権の問題絡みだというふうに私は感じますね

政治家は政治献金があります。東電からですね。それから票がありますね。

マスコミは最大の広告主ですね。東電から広告料がなくなりますと
彼らは非常に困る状態にあるわけですから、あまり東電の悪口は言えない、と。

官僚は何かというと、天下り先が多く用意されておりますので。

一方、学者は何かというと、研究費、さらには就職先というふうなことを
東電に依存しておりますので、なかなか科学者も正しい事を言えない、
というふうな構造。

銀行は高利で東電に貸せますので、高利で貸しても、総括原価方式という形で、その金利は全部、国民の電気料に加算されて払うわけですから、銀行としたら東電は大得意先だ、というふうな構造になってますね

この利権によって国民の健康と財産、というふうなものよりもそちらの方を優先した…経済性というものを優先したと見るのが私は正しい見方だというふうに思います

0:12:39
(柳沢医師)
政府や公式なルート、メディアから得る情報は、偏っています。
日本に住む個々の人たち、そしてこの災害によって被曝する人は誰でも、選択肢はひとつしかありません。

自分自身と家族に対して責任をもって合理的な人間として行動することです。自分たち自身にとって実践可能で有益な対策をとることです。

(柳沢医師)
チェルノブイリの時に、ここの二十何年かの間に何が起きたかというと実は問題はガンだけではなかった。

放射線の内部被曝による心臓病、神経障害、精神疾患、胃腸疾患、実はあらゆる障害というものが報告されています。


0:13:34
(Dr Gert Schuitemaker)
ガンは活発に複製している細胞を襲います。当然、小さな子どもほど迅速に成長しています。ですから、成人より幼い子ほど放射能によって
ガンになりやすいのです。

妊娠中の女性にも同じことがいえます。胎内で胎児の成長がおきているため、放射能の影響を受けやすいのです。

0:14:05
(Dr Thomas Levy)

放射能が電子を剥離することによって、からだの他の部位でも同様に、活発に複製をくりかえしている細胞が、損傷を受けます。幼い子どもたちのからだは、甲状腺だけでなく、他の部分もも迅速に成長しているので、
単に放射能の悪影響を受けるだけでなく、呼吸や飲食で体にとりこんだ放射性物質による最初の被曝が他の遺伝物質を放射化し、
そこに留まることによって、悪性の酸化を起こします。

最も活発に成長している体内の細胞を、照射しながらこれは顕著にでます。特に子どもたちや妊娠中の女性に(育ちざかりの赤ん坊…)







2012年7月25日水曜日

窓ガラスに貼っても暗くならない太陽電池が量産できる♪

誰もが想像したことはあるかもしれない、窓に貼りつけられる透明な電池。カリフォルニア大学の研究者たちが、透明な太陽電池を開発しました。これによって窓で発電することが可能になります。しかも量産可能。(参照: Solar Cells Could Produce Energy-Generating Windows



原発推進派のみならずとも、再生可能エネルギーのうち、特に環境にやさしいとされる太陽光発電の話になると欠点としてあげつらうのが「日本には十分な土地がない」「太陽パネルを生産するためにエネルギーを大量消費する」「蓄電技術が追いつかない」など、やる気になればクリアできそうな事ばかりでした。(第4の革命を観ればもっと前向きに思考できるんですが。)

ちょっと訳してみます。[引用・抄訳ここから]

UCLA材料工学ヤン 教授 らは、可視光ではなく、主に赤外線吸収してエネルギーを産生することができるポリマー太陽電池(PSC: Polymer Solar Cells)について次のように説明。

"このように、光プラスチックの型から作られた電池で、赤外線を電流に変換することができるが、肉眼で約70%の透明度。(参照:ACS Nano)"

これらの成果は電子製品のアドオンやスマート・ウィンドウ、建物一体型の建築素材、その他の応用において、太陽電池の新たなポテンシャルを開いた。

今回我々が開発した我々のPSCは、プラスチックのような素材でできており軽量で柔軟性がある。より重要なのは、低コストで量産が可能だということだ。"

(ヤン教授はCalifornia NanoSystems Institute (CNSI) のナノ・リニューワブル・エナジー・センターの取締役でもある。)

これまで透明、またはやや透明なPSCの開発ではたいてい透明度が低く、デバイスとして非効率な結果に終わる事が多かった。同大学によると、これは発電に適したポリマーPV素材と効果的な透明コンダクタがデバイス設計や製造に十分使われていなかったためだという。

ヤンのチームはこの問題に取り組み、高性能で、溶液から製造する、実質透明なポリマー太陽電池を作ることに成功した。これには近赤外光に感光するポリマーをとり入れ、銀性ナノワイヤー・コンポジット膜を表面の透明電極として使用している。

近赤外感光性ポリマーはより赤外線に近い光を吸収するが、可視光には比較的感度が鈍く、太陽電池の性能と透明性のバランスをとることが可視波長域内で可能だ。

”もうひとつの問題解決の鍵は、銀製ナノワイヤと二酸化チタン製ナノパーティクルの混合である透明コンダクタで、これにより従来の不透明な金属製の電極に取って代わることができた。

この合成電極で、太陽電池を溶液から経済的に量産することが可能になる。これらの組合せにより、製品性能の4%のエネルギー消費での生産という電力変換効率で、溶液製の透明なポリマー太陽電池が製造可能になった。"
[引用・抄訳終わり]

70%の透明度のサンカットガラスを以前住んだマンションで使っていたことがあります。外から中は暗くてあまり見えないのですが、中から外を見るとふつうのガラスとの違いは肉眼では全然わからず快適でした。

日本でも2002年にエネルギー関連の会社訪問に同伴したとき、太陽光発電や燃料電池の話が経営陣から出たのを記憶しています。(東電本社も回ったのでその頃は普通に話題になっていたような。IRという投資家専門広報がまだ普及していなかった頃です。)

その後、原発推進派による巻き返しが起こり、電気自動車の開発が進みだした米国でも(あちらは石油メジャーの圧力らしく)、新エネはまだまだ脇役みたいになってしまったのがこの10年でした。

既得権益というのはいつの世もこれくらいタフですね。(なんせカネも権力も手にして、一般大衆と闘うわけなので。)永久に続くことなどこの世にはありません。時代を変えるときがきました。

楽天で人気のソーラ発電システム。