2012年7月27日金曜日

高濃度ビタミンCの点滴やサプリで放射能防護・治療 (書起こし) ①


6月の記事、「震災直後からわかっていたビタミンC摂取による被曝の克服」の動画に、翻訳を兼ねて、音声が日本語の場合も含めて「日本語字幕」をつけました。聴力に障害を持つ方にもご覧頂くためです。

柳沢厚生先生や柴田乃丞氏ら日本人登場人物の他にも、この抗酸化栄養療法に賛同する医師ら(皆、原発不要を明言)の言葉も貴重だと思い、一部キャプチャを添えて、3投稿で書き起こしを掲載します。


[字幕文字起こしここから]
(ナレーション)
広島、長崎の原爆投下によって、日本は戦争による唯一の被爆国となった
そして日本は三たび大規模な放射線災害に襲われることとなった
2011年3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原発事故である

地震の翌日、3月12日に1号機、14日に3号機が爆発。
この事故で放出されたセシウムは、広島原爆の168.5倍にものぼり
現在も半径20km以内の立ち入りは制限されている

この事故により起こった、高濃度の放射能汚染は将来にわたって、
日本だけでなく世界の人々の健康に、大きな影を投げかけた



(Dr Gert Schuitemaker)
放射線に晒されたら、しかもそれが膨大な量だったら、
DNAに突然変異が起こり、少なくとも初期はそれが増加します

DNA内の遺伝物質の突然変異がリスク要因となり、
ある種のな病気を引き起こします
特に、白血病やガンなどがその例です。

(Dr Bradford Weeks)
政府の分析結果は、常に過小評価されていますが、
22万5千人が今回の事故で将来ガンになるといいます



(柳沢厚生医師)
これから先先天性の異常から始まって、心臓病、神経障害、胃腸疾患
癌だけではなくて、もっともっと大きな健康被害がでる可能性があるわけです
放射線被曝から、どうすれば健康を守れるのか
政府から有効な情報は、何も伝えられなかった

これから先先天性の異常から始まって、心臓病、神経障害、胃腸疾患
癌だけではなくて、もっともっと大きな健康被害がでる可能性があるわけです

放射線被曝から、どうすれば健康を守れるのか
政府から有効な情報は、何も伝えられなかった。


(住民)
いや、特にはやっぱり深くは聞いてはいけないので
どういう障害が起こるのか分からない状態ではありますね。

(放射能を)避けてろという事しか聞いていないんですよ。

いや、聞いてません。

何の知恵もありませんでしたし。


0:02:41(ナレ)
しかし、ある栄養素が放射能障害を強力に防ぐことがわかったのである

(Dr Damien Downing)
放射能に晒されたとき、事前に処置を受けていたら
特にビタミンCで、放射能から身を守れます

ビタミンC、他のサプリメントの投与、そして点滴によって
たとえ大量の放射線を浴びて、遺伝子に異常が出たとしても
再びそれがもとに、もどることができるということがわかったわけです。

0:03:16(ナレ&スライド表紙)
その栄養素とはビタミンCだった

ライナス・ポーリング博士からの贈り物
”ビタミンCは福島の被災者を放射線被害から
防護することが科学的に証明されています”


0:03:33.949,0:03:35.889
(柳沢医師)
原発事故が起きて、放射線、放射能があちこちに、汚染されていく
でもどうも政府の発表、東電のコメント、
いろんなそういう所をみていると
情報はみんな「心配ない」から始まっている
そんなわけはないというのはずっと思い続けていましたね

当時私たちは、どのようにして被爆から体を守るか、世界中の論文を探していました
そしたらば、3月20日の日、メールが届きました

これはイギリスに在住している科学者のスティーブ・ヒッキー先生からでした

彼は放射線に関する論文をリストにして、私に送ってくれました。
論文のリストの中に、この自衛隊の防衛医大の論文があったんです。


0:04:31(ナレ)
それは、震災のの1年前、2010年3月に日本放射線影響学会の
英文機関誌であるジャーナル・オブ・ラディエーション・リサーチ誌上に
防衛医科大と陸上自衛隊の医学研究者らが発表したものだった。

タイトルは
アスコルビン酸(ビタミンC)の前投与は、
マウスの大量放射線曝露による
致命的な胃腸症候群を防護する

実験ではマウスに14グレイの放射線を照射すると
致命的な胃腸症候群を起こし全例が死亡した

しかし、150mg/kgのビタミンCを経口で3日間与え
14グレイの放射線を照射したところ
2週間後で60%が生存
24日目で42%生存し
その後に死亡したマウスはいなかった

研究者らは、ビタミンCが活性酸素の生成を抑えることで
DNAの障害を防ぎ、急性放射線被ばくによる
胃腸粘膜障害を防げたと考察している

0:05:35.999,0:05:41.680
その論文の中で著者らはハッキリこう言っています
もし原発の事故やテロが起きて、汚染地域にいる住民や
その作業員を助けるために、派遣する時、そのレスキュー隊員は
事前にビタミンCを飲むべきである、と

飲むことによって自分たちが放射能汚染の被害を受けることを
防ぐことができる、とはっきり述べてるわけです

普通みなさんが考えると、放射線というのは殺人光線のように
直接からだの中に飛んできて細胞を傷つけるというように
考えてます

実はこれはまったく違います
直接遺伝子を攻撃するのはたった20%であります

じゃ、残りの80%は何かというと放射線というのは、
例えば体の中の、水の分子に当たるとそこで活性酸素を出します

この活性酸素が細胞膜や遺伝子を傷つける。
これが実は80パーセントです。


放射線の障害のほとんどを締めるのは活性酸素であって
これはビタミンCで中和する、消すことができる、ということです


(Dr Steve Hickey)
ビタミンCはおそらく、最も重要な単体の栄養素です
抗酸化物質なので、重要なのです


:07:08.71
(Dr Damien Downing)
酸化的損傷に対する防護というのは
金属が錆びる時や、油が黒ずむときと同じで...

0:07:23
(Dr Hickey)
ここで、放射能とフリーラジカル(活性酸素)による損傷について考えます
フリーラジカルの分子は、電子を切り離します
もし抗酸化物質がフリーラジカルに電子を渡せば、その損傷は起こりません。
十分なビタミンCの摂取で、体が損傷を受けて酸化した状態から、
抗酸化状態にもっていくことができるのです



0:07:57
(柳沢厚生医師)
ポイントは、人間のからだが持っている抗酸化能力を
最大に上げておくことなんですね。
私自身おすすめしてるのは、早く抗酸化能力を高めるという方法
これにはビタミンCの点滴をまず一回、受けられるといいと思います

0:08:16(ナレ)
ビタミンC点滴療法は、ビタミンCを点滴することで
発生する過酸化水素によって正常細胞には害を与えず、
がん細胞だけを殺す治療法として
世界で注目されている、先進医療の一つである

試験管内実験では一定の濃度ですべてのガンがほぼ死滅した



ビタミンCは強力な抗酸化力をもっているのである
様々な疾病へのビタミンCの有効性を唱えたのは
2つのノーベル賞を史上ただひとり、単独受賞した
ライナス・ポーリング博士である




0:08:51
(Dr Hickey)
低線量被曝では、1日最低8~10グラムのビタミンCを
複数回に分けて摂取することが必要です。

食事とは別に、2グラムを摂ることが必要でしょう。

0:09:06.270,0:09:08.010
(Dr Downing)
摂取しても12時間しか効果はもちませんが
もちろん被曝が続いている限りは(継続して)…

0:09:17.150,0:09:22.100
(柳沢医師)
癌治療におけるビタミンCや抗酸化サプリメントの量、
そして、若返りのための改善のための
アンチエイジングのためのサプリメントの量
それから今回の被爆に対しての防御方法、
それに使うサプリメントの量はすべて同じだったんです。
[書き起こし註: 柳沢厚生医師が設立した点滴療法研究会でも行っているガン治療では、点滴終了直後のビタミンC(アスコルビン酸)の血中濃度が350~400mg/dL以上になることを、抗がん作用が発生する目安としており、一般に50~100gのアスコルビン酸を精製水に入れて点滴投与します。]

理論的にも抗酸化能力を、体に最大に高めることが
実は最大の放射線、被曝、そして、ガンに対する
防御方法だったわけですね

放射線の、被ばく障害というものはビタミンCとか
抗酸化サプリメントとか、栄養素で
人間のからだを十分守ることができるんだ
という結論に達した時、
これはすぐに伝えなきゃいけない
で、まずしたのは、
一緒に考えてくれた海外の先生たちと一緒に
今回の、私たちが提唱するステートメントを作ったわけです


一番、ポイントになるのは、政府、東電、マスコミ、政治家、あらゆるルートで(情報伝達)しようということで、実は私たちは150以上のメディアに対して、記者クラブ、テレビ、ラジオ雑誌新聞、すべてのところに配布を一斉にしました

でも、電話は一本たりともかかってきませんでした。
その後の問い合わせも全くなかったです。

政府も東電もそしてメディアの方も、ほとんどが私たちの提案に対して、無視。

0:11:17
(柴田乃丞氏、スピック社会長)

構造的に利権の問題絡みだというふうに私は感じますね

政治家は政治献金があります。東電からですね。それから票がありますね。

マスコミは最大の広告主ですね。東電から広告料がなくなりますと
彼らは非常に困る状態にあるわけですから、あまり東電の悪口は言えない、と。

官僚は何かというと、天下り先が多く用意されておりますので。

一方、学者は何かというと、研究費、さらには就職先というふうなことを
東電に依存しておりますので、なかなか科学者も正しい事を言えない、
というふうな構造。

銀行は高利で東電に貸せますので、高利で貸しても、総括原価方式という形で、その金利は全部、国民の電気料に加算されて払うわけですから、銀行としたら東電は大得意先だ、というふうな構造になってますね

この利権によって国民の健康と財産、というふうなものよりもそちらの方を優先した…経済性というものを優先したと見るのが私は正しい見方だというふうに思います

0:12:39
(柳沢医師)
政府や公式なルート、メディアから得る情報は、偏っています。
日本に住む個々の人たち、そしてこの災害によって被曝する人は誰でも、選択肢はひとつしかありません。

自分自身と家族に対して責任をもって合理的な人間として行動することです。自分たち自身にとって実践可能で有益な対策をとることです。

(柳沢医師)
チェルノブイリの時に、ここの二十何年かの間に何が起きたかというと実は問題はガンだけではなかった。

放射線の内部被曝による心臓病、神経障害、精神疾患、胃腸疾患、実はあらゆる障害というものが報告されています。


0:13:34
(Dr Gert Schuitemaker)
ガンは活発に複製している細胞を襲います。当然、小さな子どもほど迅速に成長しています。ですから、成人より幼い子ほど放射能によって
ガンになりやすいのです。

妊娠中の女性にも同じことがいえます。胎内で胎児の成長がおきているため、放射能の影響を受けやすいのです。

0:14:05
(Dr Thomas Levy)

放射能が電子を剥離することによって、からだの他の部位でも同様に、活発に複製をくりかえしている細胞が、損傷を受けます。幼い子どもたちのからだは、甲状腺だけでなく、他の部分もも迅速に成長しているので、
単に放射能の悪影響を受けるだけでなく、呼吸や飲食で体にとりこんだ放射性物質による最初の被曝が他の遺伝物質を放射化し、
そこに留まることによって、悪性の酸化を起こします。

最も活発に成長している体内の細胞を、照射しながらこれは顕著にでます。特に子どもたちや妊娠中の女性に(育ちざかりの赤ん坊…)







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