2013年3月15日金曜日

安保徹先生(お笑い!?)『免疫革命・新がん革命!はじめてがんの原因が分かった!』書き起こし

こちらは宗像久男先生とともに、2011年10月の"日本から「癌と難病をなくす為の講演会」"に参加された、世界的な免疫学者である安保徹先生の講演のダイジェスト版。(震災後に東京を離れてなければ徒歩圏内で行けてた... orz)

『免疫革命・新がん革命!はじめてがんの原因が分かった!』と題するこの動画はネット上でも何度か拡散されていましたが、とにかく面白い。免疫学に基づく科学的解説もさることながら、青森の訛りが残った朴訥な語り口で、研究結果の説明や現代医学の批判が続く間、会場から笑いと拍手が何度も沸き起こります。


先にあげた船瀬氏が安保先生のことを語っていましたが、安保先生も臨床医だった頃は標準医療のガン治療を経験したそうで、「14人も殺した。もうたくさんだと思った」とおっしゃっていると話されてました。(アマゾンの書評で、新潟大学に電話をかけたら安保先生は医者ですらなかったという当てこすりが星5つ星2つのレビュー両方使って、恐らく同一人物に書き込まれています。でも、医大と病院で洗脳された臨床医がいかに多いかを知れば、免疫学さえまともに取入れない現代医学の医者のままでいることにどれほど信頼性を見出せるのかと思います。)


以下、面白くてメモをとってたら、動画自体がダイジェストなので、結局書き起こしてしまいました。

[安保徹先生講演、書き起こしここから]
(安保先生は上方お笑い芸人並みに、自分では笑わないんですが、ほとんど一行ごとに会場から笑いが聞こえています。)

なんとかガンの原因を現役の研究生活の間にみつけたいと思ってたんですが、3年前にエネルギー生成系のことが頭に浮かんで、ガンの問題が解決できたんですね。

どうして3年前にかというと、生命の誕生みたいな流れを考え、ガンの成り立ちに辿り着けたわけです。

私たちというのは、100メートルを素早く走るとか、50メートルの競泳とか、格闘技で瞬発力をだすとき、ほとんど息を止めて、むしろ酸素を吸ったらエネルギーが衰えるという形で、エネルギーを作っている。スピード社の水着で、50メートルとか100メートルの競泳の成績があがったのもですね、むしろ、締め付ける水着で血流を遮断して、酸素を抑制したほうが瞬発力にはプラスだったんですね。

散歩でも、ジョギングでもマラソンでも、休みなく働くときは、ミトコンドリアのエネルギーを使って有酸素のエネルギーを作ってるんですね。

ミトコンドリアの多い細胞は、赤く見えるという特徴と、電気が流れているっていう特徴ですね、心電図がとれるとか起電図がとれるとか脳波がとれる、といった流れになるわけです。

私たちは、全く違った2つのエネルギーを使い分けて生きてる。模式図にすると、

細胞室で起こる嫌気的な解糖。

で、この水素を電子とプロトンに分けるんですけど、ここんとこで電磁波が使われてるんですね。

電磁波の一番普遍的で量の多いものは、太陽の光です。私たちっていうのは、太陽の光にあたると、からだが元気になる、丈夫になるっていうような流れなんですね。で、太陽の光を浴びないとどうなるかっていうと、こんどはミトコンドリアの持ち込んだ分裂抑制遺伝子が働かなくなるんで、北の、太陽の当たらない土地の民族はですね、背が伸びるっていうような特徴が出るんですね。

で、実は、植物もミトコンドリアが入って、葉緑素が入ってるから植物は自前で栄養とらなくてもいいんですけど、ミトコンドリアが入ったというのは、共通点なんですね。動物と。ですから、動物と植物はある意味では同じ原理で生きてるわけです

で、私はこの3年前[2008年?]の1月10日にですね、あの、真夜中の2時に気がついたんですけど、トイレにいって帰ってきて、で、また寝ようかなってときに気がついたけど、ここらへんのこと、15分くらいの間に全部一気に気がついたんですね。

で、なんでこんなに上手く行ったかというと、それまで、エネルギー生成系のことは断片的には知ってたんですけど、こうやって動物と植物が同じ原理っていうと、生きたり分裂したりですね、そういうことまで仕組が同じってことまでは気づかなかったわけ。ですから、太陽の光にしっかり当たってると、発癌しにくくなるんですね。

ガンになった人ってのはやっぱり、悩みを抱えたり忙しかったりして、低体温・低酸素になって、で、太陽の光を浴びて、ですね、十分くつろぐっていうかバカンスをとるっていうような流れがすごい欠けてるんですね。


焼鳥屋に行って、鶏皮たのんだんです。この場合はもう、下の血液は除かれてるんです。白く見える。これが分裂の証拠ですね。

一緒に頼んだ砂肝ですけど、これだと、いつも動いて初期消化やってる筋肉で、いわば持続力の世界なんですね。だからすごくコリコリしておいしいですけど。

こちら(鶏皮)がミトコンドリアのない細胞から構成されてる、こちら(砂肝)がミトコンドリアのある細胞から構成されてる。

焼き鳥屋の次にはお寿司屋さんに行ったんですけど、マグロは、赤筋からできてるんですね。ですから、休みなく回遊する回遊魚ですね。

やっぱり、瞬発力を働かせるときは、血流を遮断しなければならないわけですね。

で、持続力を使うときは血流を維持しなければダメ。

で、そういう仕組が本当に私たちの体のなかにあるかどうか、を、未解決だったんだけど、1月10日に気がついたんですね。

毛細管の末端はこうやって、閉じたループ上になって、で、ときにはですね、この毛細血管は、流れないときもある(流れがマイナスの左図を指して)。

するする流れるときもある(流れがプラスの右図を指して)。

で、どういうときに、この毛細血管で赤血球が流れてなかったかというと、怒ったときと、体を冷やしたときなんですね。

やっぱり私たちっていうのは、怒るときはすごい爆発的な怒りを使うんであって、解糖球を使って怒るんですね。

ですから、怒りを爆発させて相手をびっくりさせるときには、顔色が青ざめたほうが迫力が出るんですね。

ところが、活動するとか、こやってあったかいタオルで腕とか、首を温めたときに突然、血流が流れ出すんですね。だからからだを温めると、スムースに私たちの顔色がよくなりますけど、こういう、血管の末端でですね、止めたり、流したりするような工夫っていうのがあったんですよね。びっくりしました。

で、その謎を解く鍵はさらにですね、みなさん、毛細血管の中を赤血球が流れる映画をみたことが一回ぐらいあると思いますけど、すごい窮屈そうに血管の壁にぶつかりながら流れてるんですね。

で、調べたらですね、赤血球の直径が7.5ミクロンなんですね。毛細血管の内径が7.5ミクロンなの。もし血液が本当に流れるためだけにあるんだったら、もう少しゆとりもって作ってよ、ってお願いしたいんですけども、そうなってないのはですね、やっぱり私たちってのはですね、瞬発力のときは血流を止めて...、で、これは、硫酸が溜まってしまうので長続きしないんですね。だいたい、怒りグセのある人が怒りだしても、あぁ、ほっとけばそのうち収まるよ、ってみんな言うでしょ。って感じで長続きしないんですよね。

ところが、マラソンとか長距離好きな人は、少し、もうそろそろやめておけばいいって思うのに、いつまでも走ってるでしょ。ああいうときはずっと血流が続いている時なんですね。

私たちは、ミトコンドリア系と、解糖系と、だいたい大人のときは、1対1の調和なんですけど、胎生期とか子ども、あるいは老人になるとですね、この2つのエネルギーの傾向がシフトしていうことが、気がついたわけ。

まず一番大事なのは、私たち、真核生物(しんかくせいぶつ)ってのは、酸素の嫌いな生き物に酸素の大好きな生き物が入ってるんでですね、基本的にはミトコンドリアが少しずつ放出する活性酸素、フリーラジカルで酸化して、で、老化してしまうんですね。

で、人間でも100歳前後で、一生を終えるわけ。一生を終えたら子孫を残せないんです。真核生物はどうして子孫を残したかというと、動物も植物も共通してですね、オスにはほとんどミトコンドリアのない、解糖系粗面体(?)のような精子を作ってもらう。で、女性にはですね、ミトコンドリアだらけの成熟卵子を作ってもらう。で、2つの生命体をですね、それぞれのオス・メスに作らせたんですね。

で、男女の出会いで、いわゆる受精で、20億年前の合体をやりなおすという形で、手を繋いでいた。これを1月10日のちょうど2時10分頃になんですけど、こういう受精の謎もこうやってエネルギー系で解けたんですね。

ミトコンドリアはエネルギー効率がいいですから、たくさん食べなくてもよくなるんですね。これが、お年寄りの養生訓で腹八分め、腹七分めの世界に入るわけ。

ではもっと進んだらなんになるかというと、仙人になるんですね。霞を食べてもやっていける状態になってこの世を去る。

ですから、私たちはですね、やたらに無理してからだ壊したり、逆にあんまり楽してもからだ壊すんですね、能力低下になるんで。で、日常生活が困難になって、私たちは無理してもからだ壊すし、楽しても能力低下でこの世を去るんですけど、上手にからだ使っていけば、この最後の仙人の状況を体験できるはずなんですね。楽しみにしていてください。

で、これは若い人の手なんですけど、分裂が盛んで皮膚はみずみずしい。あと、おばあちゃんの手なんですけど、ちょっと分裂休んでるな、って感じがあるんですね。

ですから、ガン化はストレスが原因で悪化した内部環境に適応するための、ミトコンドリアを削る遺伝子系になると、発癌だったわけですね。で、ガンの謎が完全に解けたわけです。

(このスライドに該当する録画ほとんど見当たらず。上半分が映ったのは一瞬。)

発がん物質による遺伝子異常というのはすごい少数派で、日常的に私たちが経験してる発ガンは、やっぱり過酷な生き方ですね。あとはやっぱり、悩み。...という状況で発ガンしていたわけ。

遺伝子の失敗じゃなくて、過酷な内部環境に適応するための、ミトコンドリアを削る先祖帰り現象ですね。そうやってだいたい理解できたわけです。

80代、90代で解剖すれば、からだの中に5個や10個のガンの組織は必ずみつかるんですね。ですから、お年寄りの人は、みつけるもなにも必要ないわけです。勢いがもうないわけで。

せいぜい、病院に行かないようにして、からだを温めていればいい

早く見つければいいっていうのは心理なんですけど、やっぱり今のように治療が間違ってるときは、みつけたほうが不利なんですね。[会場拍手]

やっぱりガンを治す本当の基本は、からだを温めて、でやっぱりさっき言ったような、毛細管が、不安とかで閉じてたのが開くわけですから、ね。

だからやっぱりガンを治すにはからだを温めることになる。あとは、2番めは深呼吸ですね。1年にだいたい日本だけでだいたい60万人が発ガンしてるんです。60万人のうちやっぱり9割ぐらいは、こっちのストレスですね。ガンになった人になんか辛いことなかったですか、ときくと10人に9人はやっぱり言い出すんですね。10人にひとりぐらいは言わないんですね。

マジメで頑張りが強くてですね、自分が辛いめにあったのをなかなか自覚できない人もいるんですね。そういう人たちはやっぱり危険ですね。マジメは危険です。
[書き起こしここまで]

(余談ですが、ミトコンドリアのエネルギー変換について、Wikiにも面白い図があります(^^)。)

うーん、どうでしょう。15分におさめるためにもうちょっと説明が必要な箇所もカットしてある感じもありますね。ガン患者は血流が悪くなっているという説明がなくなっているような。低体温・低酸素なので推して知るべしですが。

(量子論を用いる三石巌の分子栄養学の理論でも、栄養素とDNAの関係でも発症のメカニズムの説明がつくところもあります。ストレス要因説は比較的ふつう。また、安保先生や宗像先生が特にメンタルの疾患について語られるときは、ちょっと精神論に傾きがち、という印象も受けます。たぶん鬱症状の人は、気の持ち方のアドバイスより、ビタミンCのほうが効くでしょう。また、今後の発ガンは放射線による内部被曝が増加するので発がん物質による遺伝子異常というのは無視できないですね。)

安保先生はオフィシャルサイトもあるし、良書が中古で100円くらいで入手できるので、別途勉強しましょう(^^)?

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免疫革命


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