この記事は、NTTとの契約なしに公衆無線LANに接続する方法に行き着くまでのよもやま話なので、トラブル談を具体的に読んでみたい人以外は、次の記事(「ノートPCで公衆無線LANに接続する方法」)に飛んでください。
前の記事(「光コラボへ乗り換えるメリットってある?」)で書いたように、NTT西日本の縦割り経営慣行でたらい回しがお約束のようなサービスと手を切りたい一心で、プロバイダのBB.exciteの光コラボに乗り換えてしまったのですが、これで一番後悔したのは、全国にあるNTTのフレッツ・スポットの公衆無線LANを無料で使う権利を失ったことです。
ひょっとしたら、スポット利用契約期間である来年1月か2月までは使えるかもしれませんが、その後が使えません。NTTフレッツ光のユーザのままだったら半永久的に有していたであろう権利です。
NTTフレッツ光から光コラボ(つまりNTTは回線卸業者となり、提携相手のプロバイダ、BB.exciteが直接の回線サービス提供者となる)への切り替え工事が行われたのは3月半ば。BB.exciteのマイページではすでに光コラボの会員となっているのですが、4月に入った今も、NTTフレッツ・スポットに接続できています。(3月中は旧プランで料金が引き落とされています。)
非常にわかりにくいのが、ポイント交換でNTTフレッツ・スポット利用の契約をしたときの条件が、「契約時点でNTTフレッツの会員であること」だったのに対し、光コラボではNTT固有のサービスはNTTフレッツの会員でなければ利用できない、とされ、二重のルールになってしまっていること。「今の私はどうなんだ?」と調べても、どこにも明記されていないわけです。光コラボへの乗り換えの場合、既に得ていた権利のうち何を放棄しなくてはいけないのかが、個々の契約者がはっきり知るのは至難の業。
光コラボへの移行(NTTからの回線の「転用」)を進めるために、違約金などが発生しないことは強調されているので、何も損をすることは発生しないと思い込んでしまうのがあります。
物理的には今でもNTTが施設した、そしてNTTがプロバイダへの卸しを通じて稼いでいる回線の利用者のはずですが、2400円分のポイントとともに、1年先まであったはずの権利は消失したのかもしれません。(BB.excite側でも似たようなサービスはあるだろうと思っていたのですが、独立系プロバイダでは全くそれは無理でした。)
私のように2年ぐらいNTTフレッツ光と契約していると、フレッツ・スポットにポイントを利用しても、まだ6000ポイントぐらいは残っているのですが、それぐらいの額でポイント使いたいと思うようなプレゼントが他にないのでキープしていました。そのポイントは消失。
未使用ポイントに関しては、最初からあてにはしていなかったのですが、光コラボに移行してから知ったのが、その後も保有ポイントを使う手段があったということ。ポイントサービス処理を行っているClub NTT Westの会員から、このたび新設された「光ウィズ」の会員というのに移行する手続きを行っていれば、残っているポイントを商品に変える権利だけは残っていたというのです。これから移行しようとする人に分かりやすい書き方をしてあったとは思えないですが、NTTでは「NTT側から光コラボを勧めるようなことは一切していません」と宣言する立場なので、去っていく客には親切にする必要はありません、てことなんでしょう。でも、卸売りか小売かの差はあるにせよ、NTTは今後も回線使用料で儲け続けるんですけどww。
さて、もう2400円分のポイントを使ったNTTフレッツ・スポットを使う権利がなくなったと想定して、話を進めます。もし契約期間だけは継続使用できたとしても、来年2月には使えなくなり、6000円の違約金を払ってBB.excite光という光コラボを解約しない限りは、公衆無線LANを無料で使う権利はなくなってしまったわけです。(スタバのようにWi2のWiFiを無料で使わせてくれる店を除く。)
郊外に住んでいると、徒歩圏内で行けるカフェやファストフード店はかなり限られます。東京に住んでたときは、徒歩圏内360度、書斎代わりに使えるカフェがありましたが、いまの関西の片田舎の場合、徒歩15分のところにNTTスポットのあるロッテリア(ドライブスルーの付属カフェ)が1件。BBモバイルが使えるマクドナルド(ドライブスルーの付属カフェ)も1件。何の契約をしていなくてもフリーWiFiスポットが使えるスターバックスまではバイクで10分、または自転車で20分。(;_;) ちなみに、スタバでも契約しているNTTフレッツ・スポットのほうがセキュリティ面では無料WiFiより安心です。
ソフトバンク系列のBBモバイルポイントの場合、ソフトバンクや契約プロバイダの利用者でなくても、有料サービスに申しこめばその場で使えますが、NTT西日本はとにかくNTTフレッツを自宅のネット接続で使っている人にしかフレッツ・スポットに無線公衆LANを使わせません。
それに、有料サービスは一般に、ワンタイム料金が400円未満からとはいえ、時間や期間を気にしながら使うのはストレスになります。
光コラボに乗り換えずにNTTがフレッツを使っていれば、月額コスト20円を余計に支払うだけで、全国のNTTフレッツ・スポットの無線公衆LANを自由に使えたと思うと、海より深く後悔…。この時期に新たにどこかのプロバイダでNTTフレッツを使う従来のネット接続プランを探してみましたが、最安値のBB.exciteは新規契約を打ち切っているし、他社にも、月額コストが数百円から1000円以上高いプランしかありません。
てなわけで、どうやったら安く、自宅の外でブロードバンド接続ができるのかを必死で調べてみました。
前の記事(「光コラボへ乗り換えるメリットってある?」)で書いたように、NTT西日本の縦割り経営慣行でたらい回しがお約束のようなサービスと手を切りたい一心で、プロバイダのBB.exciteの光コラボに乗り換えてしまったのですが、これで一番後悔したのは、全国にあるNTTのフレッツ・スポットの公衆無線LANを無料で使う権利を失ったことです。
ひょっとしたら、スポット利用契約期間である来年1月か2月までは使えるかもしれませんが、その後が使えません。NTTフレッツ光のユーザのままだったら半永久的に有していたであろう権利です。
NTTフレッツ光から光コラボ(つまりNTTは回線卸業者となり、提携相手のプロバイダ、BB.exciteが直接の回線サービス提供者となる)への切り替え工事が行われたのは3月半ば。BB.exciteのマイページではすでに光コラボの会員となっているのですが、4月に入った今も、NTTフレッツ・スポットに接続できています。(3月中は旧プランで料金が引き落とされています。)
非常にわかりにくいのが、ポイント交換でNTTフレッツ・スポット利用の契約をしたときの条件が、「契約時点でNTTフレッツの会員であること」だったのに対し、光コラボではNTT固有のサービスはNTTフレッツの会員でなければ利用できない、とされ、二重のルールになってしまっていること。「今の私はどうなんだ?」と調べても、どこにも明記されていないわけです。光コラボへの乗り換えの場合、既に得ていた権利のうち何を放棄しなくてはいけないのかが、個々の契約者がはっきり知るのは至難の業。
光コラボへの移行(NTTからの回線の「転用」)を進めるために、違約金などが発生しないことは強調されているので、何も損をすることは発生しないと思い込んでしまうのがあります。
物理的には今でもNTTが施設した、そしてNTTがプロバイダへの卸しを通じて稼いでいる回線の利用者のはずですが、2400円分のポイントとともに、1年先まであったはずの権利は消失したのかもしれません。(BB.excite側でも似たようなサービスはあるだろうと思っていたのですが、独立系プロバイダでは全くそれは無理でした。)
私のように2年ぐらいNTTフレッツ光と契約していると、フレッツ・スポットにポイントを利用しても、まだ6000ポイントぐらいは残っているのですが、それぐらいの額でポイント使いたいと思うようなプレゼントが他にないのでキープしていました。そのポイントは消失。
未使用ポイントに関しては、最初からあてにはしていなかったのですが、光コラボに移行してから知ったのが、その後も保有ポイントを使う手段があったということ。ポイントサービス処理を行っているClub NTT Westの会員から、このたび新設された「光ウィズ」の会員というのに移行する手続きを行っていれば、残っているポイントを商品に変える権利だけは残っていたというのです。これから移行しようとする人に分かりやすい書き方をしてあったとは思えないですが、NTTでは「NTT側から光コラボを勧めるようなことは一切していません」と宣言する立場なので、去っていく客には親切にする必要はありません、てことなんでしょう。でも、卸売りか小売かの差はあるにせよ、NTTは今後も回線使用料で儲け続けるんですけどww。
さて、もう2400円分のポイントを使ったNTTフレッツ・スポットを使う権利がなくなったと想定して、話を進めます。もし契約期間だけは継続使用できたとしても、来年2月には使えなくなり、6000円の違約金を払ってBB.excite光という光コラボを解約しない限りは、公衆無線LANを無料で使う権利はなくなってしまったわけです。(スタバのようにWi2のWiFiを無料で使わせてくれる店を除く。)
郊外に住んでいると、徒歩圏内で行けるカフェやファストフード店はかなり限られます。東京に住んでたときは、徒歩圏内360度、書斎代わりに使えるカフェがありましたが、いまの関西の片田舎の場合、徒歩15分のところにNTTスポットのあるロッテリア(ドライブスルーの付属カフェ)が1件。BBモバイルが使えるマクドナルド(ドライブスルーの付属カフェ)も1件。何の契約をしていなくてもフリーWiFiスポットが使えるスターバックスまではバイクで10分、または自転車で20分。(;_;) ちなみに、スタバでも契約しているNTTフレッツ・スポットのほうがセキュリティ面では無料WiFiより安心です。
ソフトバンク系列のBBモバイルポイントの場合、ソフトバンクや契約プロバイダの利用者でなくても、有料サービスに申しこめばその場で使えますが、NTT西日本はとにかくNTTフレッツを自宅のネット接続で使っている人にしかフレッツ・スポットに無線公衆LANを使わせません。
それに、有料サービスは一般に、ワンタイム料金が400円未満からとはいえ、時間や期間を気にしながら使うのはストレスになります。
光コラボに乗り換えずにNTTがフレッツを使っていれば、月額コスト20円を余計に支払うだけで、全国のNTTフレッツ・スポットの無線公衆LANを自由に使えたと思うと、海より深く後悔…。この時期に新たにどこかのプロバイダでNTTフレッツを使う従来のネット接続プランを探してみましたが、最安値のBB.exciteは新規契約を打ち切っているし、他社にも、月額コストが数百円から1000円以上高いプランしかありません。
てなわけで、どうやったら安く、自宅の外でブロードバンド接続ができるのかを必死で調べてみました。
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