2015年5月5日火曜日

「自然と共生する農法のお話」@大阪十三(4月18日)のメモ② 三浦伸章さん編(前半)

十三での「たくさんの人に知ってもらいたい自然と共生する農法のお話」講演会、続きです。


スピーカーは三浦伸章さん。自然農法を30年以上実践してこられたベテランで、MOA自然農法普及員として活躍中。

三浦さんの話も実践だけではなく、いろいろぎっしりデータがでてきました。時間の都合でスライドが出ても飛ばすしかないのも多かったのですが、できれば最低3時間ぐらいは聴いていたかったです(実際には1時間半ぐらいでした)。

スライドの枚数が多いので、前半をこの記事でご紹介します。後半はまた次回の投稿で。

また、文字が入っていないスライドは小さい表示にします。画像Clickすると、すべて大きめで開き、Clickするごとに次の画像へ移動します。

三浦さんのテーマは「自然農法でプランター栽培や家庭菜園で楽しみましょう」なのですが、ふだん講演に使われているスライドをそのままお持ちいただいた模様。もっと深い話も織りまぜられています。
生命の仕組みと自然農法。
 MOA自然農法事業団 三浦伸章

太陽の磁場の変化。
 これまで約11年で周期的に反転している


昔の農業は月の満ち欠け、つまり太陰暦を参照していました。
詳しくは、こちらのサイトを参照してください。
→ 月と農業の関係

水は朝にやる必要はなく、毎日やる必要もないといいます。自然界では雨は毎日降りません。
満月の3日前に水をやるとよく育つそうです。
新月を挟んで7日間は根に向かって水が降りて行き、
その後、上昇し始めて幹部に集中。満月をはさんで7日間、樹液は葉、花、果実に集中…。


スライドは一瞬でしたが、地球の構成もちらっと言及。


三浦さんたちがベースとされている静岡県の風景。

スズメバチの大きな巣ができたそうです。
スズメバチが来ると家が繁栄すると言われるそうです。

スズメバチというのは本来人を襲わないとか。襲った話というのは、シャンプーなど化学薬品の臭いに刺激された場合であって、石鹸しか使わない人は襲わないそうです。

保護色のカエルがいるそうです。まわりの模様を反映していますね。

こちらは石の色になっているカエル。


ハダニを攻撃するチリカブリダニ。
天敵利用は害虫防除の一つの手段である。

安く生産するために、自然を無視し、化学物質を使用し無理な栽培をする
 化学合成農薬、除草剤、化学肥料、土壌消毒

身体内で分解されないで蓄積され、あらゆる病気の一因となってしまう

世界の農薬使用量(農地1km2あたり)
(出典:OECD調べ 1990年)
日本の農薬使用量は突出しています。このあと、中国と韓国には追いぬかれたのだったような…。

東三河地域慣行レベル台帳。
作物ごとにどの程度の農薬化学肥料が使われているかの記録です。
結構入っています。

この地層の写真…なんの説明だったか忘れました…。

こうした石が積み上がったところに苔がはえてきますが、
これは温度を下げて微生物が住めるようにするために起こる現象だそうです。

地域によって、土がこんなに違います。
こよりを作って浸して、その成分を調べるそうです。

人体を構成するのは元素29個。
水素・酸素・炭素・窒素
水素原子(H)60.3%、酸素分子25%、炭素分子10.5%、窒素分子2.4%
で、人体の98.9%。

残り1.1%は、その他25種類の元素:
リン、イオウ、ナトリウム、カルシウム、カリウム
塩素、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、フッ素、ヨウ素、セレン、ケイ素、ホウ素
ヒ素、マンガン、モリブデン、コバルト、クロム、パナジウム、ニッケル、カドミウム、スズ、亜鉛

地中、地表、地上(空気中)の循環。

玉ねぎの根面微生物。

ミミズがいると土を柔らかくして空気を通してくれます。
→微生物が育ちます。
小さいミミズが多いといい野菜になっていきます。

本葉が出たら、その瞬間に根の長さで味は決まるそうです。
そのあとはいくら頑張っても無駄だとか。

乾燥させたらこうした繊維が残る…ってこれはなんだったっけ?


スライドの数が多いので、中途半端ですが、次の投稿に移ります。
三浦さんのお話の後編です。
そんままプランター栽培や家庭菜園にお役立ちの情報です。




野菜だより 2015年 05 月号 [雑誌]

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