2012年5月6日日曜日

2012年のスーパームーン(日本時間5月6日昼)

毒皿ブログのスーパームーン記事では埋め込みできなかった動画をこちらに持ってきました。

SPACE.COMのサイトで、今年のスーパームーンに関するNasaの動画をみつけたのですが、ナレーションは日付などを言い換えた程度で、昨年どこかで読んだのとほとんど同じ。違うのは、コメント欄に311の津波を悼むことが見当たらないことぐらいでしょうか。(たった数十センチ潮の高さが変わるだけ、とあの時期に聞けば、日本人でなくても怒る人が出ますw。)

では、ちょっと適当に訳して書き起こします。

[ナレーション引用(聞き取れない箇所はスルー)]
NASAの科学者によるスーパームーンの解説。

満月はトラブルが多い事で知られています。高潮や犬の遠吠えを起こし、夜中に明るい月の光で目覚めさせたりします。

もし2012年5月5日に月の光で目覚めたら、寝床から出て見てみたいかもしれません。この日の満月はスーパームーンで、同年の他の満月より14パーセント大きく、30パーセント明るいのです。

科学的にはこの現象は近地点(Perigee Moon)といいます。この満月は月の軌道でかなり地球寄りになるのです。月は楕円の軌道上で、地球を挟んで真逆にある遠地点(Apogee Moon)よりも5万キロメートルほど地球に接近します。


5月5日の午後11時34分(米東海岸夏時間[日本時間6日の午後12時34分])は、近地点で満月になるので、月はとても大きく明るく見えます。そして、その1分後に地球の真正面で完全な満月になり、タイミングは完璧です。


いつもより14パーセント明るいといいますが、簡単に見分けられるでしょうか。空高いところで違うサイズの複数の月の大きさを測る定規は存在しません。満月どうし、見た目はかなり似ています。


一番違いがわかりやすいのは、地平線にかかっている時です。天文学者や心理学者にもまだ完全には理解されていないのですが、低い位置にかかる月は木々や建物、その他比較対象となる物体に比べて、自然に大きく見えるのです。


月の光の下では色々なことが起こります。


病院があわただしくなったり、犯罪率が上昇するなど、人間の行動に変化が出ます。


満月が精神的な疾患を引き起こすという考えは中世に広まりました。Lunacy(狂気、精神錯乱)という語はラテン語の月を意味する言葉が語源です。


しかし、現代の研究の多くは、月の位置や形と犯罪率は人間の行動との間に相関関係がないことを示しています。


実は、月は人々が思っているほどの影響力はないのです。[訳注:まだ解明されてないだけだと思いますw]


近地点の月が高潮を起こすのは本当ですが、心配はありません。


ほとんどの場所で、近地点に近い位置の月は潮の高さを数センチ上げるだけで、15センチになるときもあります。


スーパームーンは大体1年に1度やってきます。


2011年3月19日のスーパームーンは今回よりほぼ400メートル地球に接近していましたが、トラブルは報告されていません


もし窓のそばで眠れなかったとしたらそれは問題ですから、窓を閉めましょう。問題でなければ、5日の夜はスーパームーンを楽しんでください。
[引用終わり]

3月11日の直前、9日にもすごく大きな揺れがあり、3.11の震災後も東京でさえ4月後半まで1か月ほど毎日揺れていました。

3月19日中にトラブルがなかったといっても、18年ぶりの大接近であればその前後に引力や磁場などに影響が出ていてもおかしくないと思います。

また、物理的には因果関係はわかりませんが、この震災で起こった福島第一原発の爆発は、その後も4号機燃料プールの崩壊リスクが続いているので、地球全体にとっての危機が始まったといえます。それは放射能による北半球の大気汚染や太平洋の海水汚染の発端でもありました。



デジタルカメラによる月の撮り方

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