2012年5月26日土曜日

「真実はどこに?」 - WHOとIAEA 放射能汚染を巡って - (キャプチャ 02 2001/6/4のキエフ会議)

「真実はどこに?」 - WHOとIAEA 放射能汚染を巡って - (キャプチャ 02 )
エマニュエラ・アンドレオーリ、ロマーノ・カヴァツォーニ、ウラディミール・チェルトコフ作
 2001年6月4日 キエフ
フェルネックス博士と中嶋宏・元WHO事務局長

 なぜ私たちの議事録が公表されなかったのですか?
会議がIAEAと共同で組織されたからです。
 それが問題でした。
 この会議はジュネーブよりも自由なのでは?
 私はもうここではWHOの事務局長ではなく
 ただの一私人ですから
 中嶋宏・元WHO事務局長 H. Nakajima, former Director General WHO
 ーWHOとIAEAの関係がWHOの自由を妨げたのです
 ―矛盾しているとは思われませんか?
 私は事務局長でしたから責任者でしたが、
私の責任が関わるのは、特に法律部門なのです
 IAEAは国連安保理に従属し
 私達のような専門部局は全て
 経済社会開発委員会に属しています
 専門部局はみな平等ですが、安保理に属する組織は...
 特に核に関することは...

 軍事目的と...
 ―民事目的...
 平和目的あるいは民事核の権限は彼らにあります
 ―彼らが命令するのですね

Tenrnep H.  Geatner N.
UNSCEAR(国連科学委員会)
チェルノブイリの影響は消え去りません
 予想できない形で 常に大きく
 さらに深刻な問題となってきています
 国連事務総長コフィ・アナンは
チェルノブイリの遺産は私たちに残され
 未来の世代にもずっと継承されていくだろう
 ときっぱり言いました。
 D. ズプカ 国連人道問題事務所OCHA


[コフィ・アナン氏がこれほど重要な発言をしたことを報じた国内メディアはあったのでしょうか。私は現国連事務総長の潘基文が原発推進に当たる発言をしたときの記憶しかありません。(しかも隣国で過酷事故があった年に。)]

0 件のコメント:

コメントを投稿