チェルノブイリの悲劇は終っていないどころか、この取材が行われた2001年のほうが事故の1986年よりも、悪化の一途であり今もその途上であることが解ります。ここには、その原因がどこにあり、世界中の報道が何を隠蔽してきたかが明確に出てきます。
このドキュメンタリ「真実はどこに?-WHOとIAEA 放射能汚染を巡って」は非常に重要で、携帯ユーザの方にも見て欲しいし、既に視聴した方も、個人名や固有名詞を画像とともに確認するときに便利だと思うので、数回に分けて掲載します。
(病院の映像から開始。事故のときまだ生まれていなかったはず。)
7歳の時から病気なの―今いくつ? ―もう14歳。
―どこの具合が悪いの?
膠原病です
―どこが痛むの?
心臓
(涙ぐみ始めました)
ここに戻ったとき、頭も膝も痛かった
今は大丈夫
(となりに座っていた子も泣き出した)
WHOと私は協力関係にあります。
マラリアとフィラリアの研究委員会で私は
熱帯医学者として15年間働いたからです。
WHOには大きな尊敬の念を持っていますが
1986年から5年間、WHOがチェルノブイリの現場に
不在であった事を、大変悲しんでいます
WHOは国際原子力機関、IAEA
IAEAに現場調査を一任した
残念な事です
ミシェル・フェルネックス医学博士(M. Fernex - physician)
( IAEA前。プラカードを持つ抗議者)
先日受取った皆様の請願書に関しては
皆様の不安は根拠がないと既にお答えしました。
今日の請願書の内容はまだ存じ上げませんが、
しっかり検討するとお約束します
ブルントラント博士(Dr Brundtland)が週末前にお答えするでしょう
ジュネーヴ 2001年2月12日 (国連)
次の総会でWHOの会議内容の発表禁止が
撤回される可能性もなくはない。しかし、
その総会にはIAEAも確実に出席するでしょう
国連科学委員会(UNSCEAR)やIAEAは、莫大な資金があるので
貧しい国の専門家を買収するのは容易で
一万ドルでずいぶん買収できるのです。
「真実はどこに?」
- WHOとIAEA 放射能汚染を巡って -
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